Midworks(ミッドワークス)は、フリーランスITエンジニアへの案件紹介をメインとして様々な支援をしてくれるエージェントサービスです。
ミッドワークスは保有案件の数が多く、正社員並みの手厚い保障もあるとのことですが、具体的にはどのような内容なのでしょうか?
本記事では、ミッドワークスの特徴や案件獲得までの流れ、最新の評判・口コミ調査結果や無料登録手順について解説します。
読むことで、ミッドワークスを利用するかどうかの参考になれば幸いです。
フリーランスのITエンジニアは高収入で自由な働き方ができることが魅力ですが、一方で継続的に仕事をとれるのか、確定申告や福利厚生はどうなるのか[…]
- 案件数が約5,000件と多く、その他非公開案件も多数
- 報酬保障から福利厚生サービス、交通費補助まで保障が充実
- マージン率が他に比べ20%と低い
- 会員登録が最短60秒ととても簡単
トップ画像引用元:フリーランス・ITエンジニアの求人・案件サイト【Midworks】
Midworks(ミッドワークス)の特徴
画像引用元:ミッドワークス-公式
始めに、ミッドワークスの特徴を見てみます。
業界最大級の案件数を抱える
ミッドワークスの特徴の一つ目は、「業界最大級の案件数を抱えている」ことです。
公式サイトには「3,000件以上の案件を保有している」と明記され、実際に案件一覧から確認した場合でも総数は約5,000件と豊富でした。
フリーランスとして企業に常駐し業務を行う「客先常駐案件」の対象エリアは首都圏や関西圏をはじめとした一部の地域ですが、地域を問わない「リモートOK」な案件も3,000件を超えています。
また、Web上では公開されていない「非公開案件」もあり、その総数は公開案件の4倍とのことです。
企業が非公開案件にする理由は主に、「新規事業内容の秘匿化」、「採用時にかかる負担の軽減」の2つがあります。
非公開案件の保有件数は、そのエージェントサービスがどの程度企業に信頼されているかの指標にもなるため、非公開案件の多いミッドワークスは企業からの厚い信頼を得ていると言えます。
正社員並みの保障が充実
ミッドワークスの特徴の二つ目は、「正社員並みの保障が充実している」ことです。
具体的には、次の通りです。
- フリーランス協会のベネフィットプラン(年会費1万円)を無償提供
- 会計ソフト無料利用などの経理支援
- 生命保険料半額負担など保険の支援
- 福利厚生サービスリロクラブの年会費無料
- 仕事がない場合の報酬保障サービス(審査あり)
- 交通費保障やスキルアップ支援も
リーランス協会のベネフィットプラン無償提供
ミッドワークスは、「フリーランス協会のベネフィットプラン(10,000円/年)を無償で提供」してくれます。
フリーランス協会とは、フリーランス向けの保険・所得補償制度・福利厚生サービスを提供している団体で、独立開業や高額案件受注に関わる様々な情報をもらえたり、独自のコミュニティやイベントに参加できたりもします。
ミッドワークスでは、受注した案件の報酬支払い時に年会費分を上乗せしてくれるため、実質無料で加入できるということになります。
フリーランス協会のベネフィットプランは、「フリーランス賠償責任補償」が付き、「健康診断やレジャー施設の割引」を受けられ、さらには任意加入ですが「所得補償制度」もあるため、フリーランスで働く人は加入しておきたいところです。
会計ソフト無料利用などの経理支援
ミッドワークスは、案件受注期間中であれば「会計ソフトを無料で利用」できます。
会計ソフトは「クラウド会計ソフトfreeeの個人事業主向けスタンダードプラン(23,760円/年)」か「弥生会計のベーシックプラン(33,000円/年)」のどちらかを選べます。
どちらもサポートが付き確定申告書の作成までできるうえ、特にfreeeの場合には「領収書の写真から仕訳データ自動取得」できる機能なども付いてきます。
また、とても面倒で知識もいる確定申告に関しても、定期的に税理士が無料セミナーを行ってくれたり、個別に悩み相談にのってくれるなどの支援を受けることができます。
生命保険料半額負担など保険の支援
ミッドワークスは、案件受注期間中において「生命保険料の半額を負担」してくれます。
保障の少ないフリーランスでは、保険料の負担が減るのは特にありがたいことです。
また、厚生年金や雇用保険に代替する保険に加入できるよう、保険代理店を紹介してくれたりもします。
フリーランスの場合には会社員と違って厚生年金に加入できないため、そのままだと年金の受給金額が少なくなってしまいます。
老後のことも考えると、不足分をカバーできる保険に入ることは重要ですね。
福利厚生サービスリロクラブの年会費無料
ミッドワークスを利用すると、「リロクラブの年会費が無料」です。
リロクラブとは、様々な福利厚生を受けることができるサービスです。
例えばホテルやレジャー施設で割引を受けられる「リゾート/レジャー優待」や、ベビーシッター利用補助や介護グッズの購入補助などの「育児介護支援」、家事代行やレンタカー利用時割引などの「くらし支援」や、レストラン・居酒屋などで割引を受けられる「グルメ優待」などがあります。
会社員の場合には、会社からこのような特典を与えられて利用することができますが、フリーランスの場合にはありません。
福利厚生制度が充実していると、家族と旅行に行ったり食事をしたり一人時間を満喫したりといったことがしやすくなります。
仕事がない場合の報酬保障サービス(審査あり)
ミッドワークスには、審査は必要ですが「報酬保障サービス」もあります。
報酬保障とは、万が一仕事が途切れてしまった場合に収入を一定割合保障してくれるサービスのことです。
ミッドワークスでは月額契約単価の80%を保障してくれ、日割りで受け取ることができます。
なお、適用条件は以下の通りです。
- ミッドワークスの受注歴がある
- 他社の案件受注や営業活動をしない
- 4回以上案件の面接を受けている
- 既存案件で指定された参画日を守っていた
フリーランスは安定した収入の保障がないので、ぜひ利用したいところですね。
交通費保障やスキルアップ支援も
ミッドワークスには、「交通費保障」や「スキルアップ支援」もあります。
交通費が発生するのは主に客先常駐案件の場合ですが、勤務先までの交通費が月最大30,000円まで支給されます。
また、スキルアップ支援では書籍の購入費や勉強会への参加費用を月10,000円まで補助してもらえます。
このように、ミッドワークスの保障は確かに「正社員並み」となっています。
低いマージン率
ミッドワークスの特徴の三つ目は、「低いマージン率」です。
マージン率とは、企業の発注金額からエージェントが仲介料として得る金額の割合のことです。
一般的にITエンジニア向けエージェントのマージン率は、30~40%と言われていますが、ミッドワークスは20%と低く設定されています。
また、先ほど解説したような保障にかかる金額は含まれていないため、実質のマージン率は10~15%程度となるようです。
マージン率が低いと得られる報酬が多くなるため、ミッドワークスを選ぶ理由の一つになります。
経験と知識が豊富なコンサルタントによるフォロー
ミッドワークスの特徴の四つ目は、「経験と知識が豊富なコンサルタントによるフォローがある」ことです。
ミッドワークスのコンサルタントは、フリーランス側とクライアント側、業界の動向までを熟知した人が専任で付きます。
コンサルタントは、案件紹介だけでなくキャリア相談や現場での働きやすさまでもサポートしてくれる人なので、経験や知識が豊富なのは心強いですね。
Midworks(ミッドワークス)登録から案件獲得の流れ
画像引用元:ミッドワークス-利用の流れ
次に、ミッドワークス登録から案件獲得までの流れを見てみましょう。
無料の会員登録をする
まずは、無料の会員登録をします。
会員登録はとても簡単で、早ければ60秒程度で終わります。
公式サイトから会員登録ページへ進み、入力フォームへ氏名、メールアドレス、電話番号、生年月日の4つの情報を入力し送信します。
すると、自動返信メールが届き登録は完了です。
その後、3営業日以内にキャリアサポーターから電話がきて、面談日が決まります。
カウンセリング面談を受ける
次に、カウンセリング面談を受けます。
カウンセリング面談では、主に希望に合った案件を紹介するためにスキルやキャリアプラン、働き方や希望収入などの聞き取りを行います。
面談では事前に作成したスキルシートをもとに聞き取りが行われ、該当する案件の提案がされます。
また、合わせて今後伸ばしていった方がいいスキルなどのアドバイスを受けたり、企業との商談調整やスケジュール確認も行ってくれます。
商談を行う
続いて、依頼主との商談を行います。
商談に向けたアドバイスやポイントは、事前にミッドワークスのサポーターから説明があります。
また、当日の進行もサポーターの方が行ってくれるため、自身のアピールや疑問点の確認などに集中できます。
開始日や報酬などの条件面で合意できれば、ミッドワークスとクライアントで契約が締結されます。
参画後のフォローもある
ミッドワークスでは、参画後にもフォローをしてくれます。
サポーターが職場の雰囲気はどうか、仕事内容は事前のイメージに合っているか、働きやすさはどうかなどについて聞き取りを行い、不明な点や疑問に都度対応してくれます。
Midworks(ミッドワークス)の良い評判・口コミ
ここからは、ミッドワークスの良い評判を紹介していきます。
ミッドワークスの良い評判では、「保障が充実している」、「マージン率が公開されている」、「担当が親切丁寧だった」というものが見られました。
特に多かったのが保障面に関する書き込みで、やはり他のエージェントと比べてかなり良いことが分かります。
また、マージン率の公開は他社ではなかなかされていないため、この点でも安心して利用できます。
そして、担当の人が頼りがいがあって親切丁寧なのは、仕事に集中することもできてとてもうれしいですよね。
X(旧Twitter)にあった良い口コミ
ちなみにTwitterには、こんな口コミがありました!
色んなWeb系エージェント活用してますが「Midworks」が個人的には一番おすすめです✨
✅ 交通費支給
✅ 参画外期間の給与保証
✅ 保険料負担
✅ 書籍・勉強会代支給ただ案件紹介するだけじゃ求人サイト見てるのと変わらないから、やりたいことを叶えられる案件に推薦します!はかっこよすぎ😂
— ひぐしゅん | UXエンジニア (@higusyunn) May 28, 2019
フリーランスになると収入が安定しなくて不安という人多いと思いますが、今は便利なものでエージェント使えばそれなりに収入安定するんですよね🤔
Midworksに至っては給与保証までついてたりするので、不安でスタート切れない人にとって最強だと思います🤓
— ミツキ@本垢へ集約 (@MitsukiEngineer) July 27, 2020
今日面談したMidworksさんがすごい良くてビックリ。良い点は色々あるけど
・マージン公開制(20%)!
・フリーランスで交通費支給!
・マージン17%も可能!特にこれらが素晴らしいと思ったな〜
しかし面談したのが女性で、久しぶりに女性と会話できたのが1番良かったかも(笑)
— 東健一郎@日本酒けんちゃん (@NihonshuKenchan) May 15, 2020
昨日はミッドワークスに相談に行ってきた。担当さんがなかなか頼りがいがあって最初はこっちがいいのかなって思えてきた。
— よしお@楽天カードマン (@yoshiki__0428) October 12, 2018
そういえば今日 #Midworks の面談をしてきました。
一言でいうと「親切丁寧」初めてフリーランスになる方にとっての不安要素を、質問する前に教えてくれてまさに神対応。今後どういう技術の習得をするとこんな案件をご紹介することもできます。なども教えてくれて、モチベーションも上がります😌— たくや | リバティエンジニア (@Freelance_ta) February 11, 2020
Midworks(ミッドワークス)の悪い評判・口コミ
次に、ミッドワークスの悪い評判も見てみます。
ミッドワークスの悪い評判では、「電話のタイミングが悪い」、「経験が浅いと紹介してくれない」、「担当者の対応に不満」というものがありました。
まず、エージェントの電話に関する悪い書き込みは、ミッドワークスに限らず見られる傾向があり、案件を紹介しようという熱意の裏返しでもあります。
ただ、できればかけていい時間帯は事前に確認しておいてほしいものです。
また、発注先の企業のニーズを満たせない可能性があるため経験が浅いと紹介してくれないかもしれませんが、スキルレベルにもよるでしょう。
そして、担当の対応に不満があったというのは良い評判と真逆の書き込みなので、ミッドワークスでも担当者によって良しあしがあるかもしれませんね。
X(旧Twitter)にあった不安な口コミ
ちなみに、Twitterにはこんな口コミがありました!
Midworksに登録したが普通に仕事中に電話がかってきて焦る😓😓😓#Midworks
— 家から出たくないマン (@GoldenGeekman) February 8, 2022
#Midworks さんと案件面談前のカウンセリングを実施いただきましたが、はっきり言って押し売り感がすごくてあまり気乗りしなかったです。
日曜日の夜に電話かけてくるのもどうなんですかね。
フリーランスのエージェントも会社によって特色あって面白いです。
— たっくん (@tkme7326) November 22, 2021
midworksとかレバテックはけっこう未経験は厳しめかもしれません、、、
業務委託でSES系とかになることが多いですね〜
— プログラミンゴリラ (@MEBT9WUp7VLCLWg) October 27, 2021
今日フリーランス向けサービスのミッドワークスの人と話したら
最低でも実務経験1年半ないときついらしい。
フルリモートなら5年
一気にやる気削ぎ落とされたわ— ゆーま@ブログ (@mikagamitk777) January 25, 2019
ミッドワークスの電話対応に疑問を感じ、メールも来たけど対応が悪かった。ネット上にはいい評判(アフィ目的)が多いけど、ツイッターだとちらほら悪い評判も見かける。
自分にスキルが足りなかったせいかもしれないけど。悔しいからもっと勉強しようと思った。— _lemoo (@lemo3w) December 4, 2019
Midworks(ミッドワークス)の無料登録手順
それでは最後に、Midworks(ミッドワークス)への無料登録手順を詳しく説明していきます。
ミッドワークスへの登録は、たったの4ステップです。
入力する項目が少ないので最短60秒で完了でき、とても簡単。
では、実際の画面を見ながらミッドワークスの無料登録手順を確認してみましょう。
手順1:公式サイトから「無料会員登録」をタップする
手順2:入力フォームに氏名等の情報を入力する
手順3:個人情報の取り扱いや規約に同意してチェックする
手順3:内容確認後、「送信する」をタップする
Midworks(ミッドワークス)のまとめ
以上、ミッドワークスの特徴や案件獲得までの流れ、最新の評判・口コミ、登録手順について解説しました。
- 案件数が約5,000件と多く、その他非公開案件も多数
- 報酬保障から福利厚生サービス、交通費補助まで保障が充実
- マージン率が他に比べ20%と低い
- 会員登録が最短60秒ととても簡単
ミッドワークスは、「案件数が多い」、「保障が正社員並み」、「低いマージン率」など、総合的にハイレベルなエージェントです。
悪い評判の中には、「電話のタイミングが悪い」、「経験が浅いと紹介してくれない」といったような内容の書き込みもありましたが、数はそれほど多くありませんでした。
フリーランスで働くうえでは、仕事が途切れないことと保障がしっかりしていることは重要な要素です。
ですから、ITエンジニアのフリーランスを目指すのであれば、まずはミッドワークスへの登録を検討した方がいいでしょう。