SIMフリーホームルーターのおすすめ13選|5G・LTE対応も紹介
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※本記事は2025年8月15日に更新された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

【2025年】SIMフリーホームルーターのおすすめ13選|5G・LTE対応も紹介

ホームルーターは簡単に自宅をWi-Fi環境にできる優れたアイテムですが、月額料金が高く使い放題プランの必要性までは感じない人もいるかと思います。

使い放題プランの必要性を感じない場合、SIMフリーホームルーターを使う選択肢があります。

SIMフリーホームルーターは様々な通信事業者の回線が利用できるので、自分のスタイルに合ったプランを選べるのが魅力。

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端末のバリエーションが豊富で、用途に応じたスペックの機種が選べるのも嬉しいポイントです。

本記事では、SIMフリーで利用できるホームルーターはどのような使い方ができる機器なのか解説し、おすすめモデル13選を紹介します。

通信費を安くしてホームルーターを使いたい人は、参考にしてくださいね。

SIMフリーホームルーター比較表
右にスクロールできます→
機種価格5G対応最大通信速度同時接続可能台数対応バンドメッシュ機能
TP-Link Deco X50-5G40,761円Wi-Fi:2402Mbps
有線:2.5Gbps
150台1、3、5、7、8、20、28、38、40、41、42、43
TP-Link AC1200 Archer MR600/A14,220円×Wi-Fi:867Mbps
有線:1000Mbps
64台1、3、5、8、18、19、26、28、41
I-O DATA UD-LT224,536円×Wi-Fi:150Mbps
有線:100Mbps
32台1、3、8、18、19、26×
PIXELA PIX-RT100-AZ15,800円×Wi-Fi::867
有線:1000Mbps
16台1、3、8、18、19×
NEC Aterm PA-HT100/110LN13,670円×Wi-Fi:433Mbps
有線:1000Mbps
10台HT100:1、19、26
HT110:1、8
×
Macaroon FREEBOT CPE35,990円×Wi-Fi:600Mbps
有線:不明
32台1、2、3、4、5、7、8、12、13、14、17、18、19、20、25、26、29、30、32、34、38、39、40、41、42、43、46、48、66、71×
Acogedor SIMカードスロット付き4G LTEモデムルーター8,866円×Wi-Fi:150Mbps
有線:不明
不明1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、28、66×
富士ソフト 4G対応M2Mルーター +F FS010M23,234円×Wi-Fi:150Mbps
有線:100Mbps
32台1、2、3、8、18、19、26、39、41×
Bestec 業務・産業用途向けコンパクト LTEルーター23,800円×Wi-Fi:433Mbps
有線:100Mbps
30台1、3、8、18、19、21、26、42、48×
docomo home 5G HR0213,800円Wi-Fi:4.2Gbps
有線:2.5Gbps
66台1、3、19、21、42、n28、n78、n79
Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ZTR0221,000円Wi-Fi:4.2Gbps
有線:2.5Gbps
32台1、3、18、41、n3、n28、n41、n77、n78、n79×
Speed Wi-Fi HOME L028,800円×Wi-Fi:1.2Gbps
有線:1Gbps
40台1、18、41、42×
LINOVISION 4G LTE ルーター28,990円×Wi-Fi:不明
有線:100Mbps
不明1、2、3、4、5、7、8、9、12、13、17、18、19、20、25、26、28、66×

※本記事の価格は全て税込みです。

SIMフリーホームルーターとは?

SIMフリーホームルーターとは?

SIMフリーホームルーターとは、回線を契約せずに購入できる通信機器です。

従来のホームルーターは端末購入と回線契約がセットなので、販売元が指定するプランを契約しないといけません。

一方、SIMフリーホームルーターは回線の契約がセットではないので、自分で利用する通信事業者を選べます

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自分の使い方に合うプロバイダーを選んで料金を安くできるのが、SIMフリーホームルーターの魅力です。

メリット・デメリットを知ると、より具体的にSIMフリーホームルーターを使う目的がわかります。

SIMフリーホームルーターのメリット・デメリット
  • あらゆる通信事業者の回線を利用できる
  • 通信事業者の選び方次第で月額料金を安くできる
  • MVNOのSIMカードも利用可能
  • 購入時に端末代金を一括で支払う必要がある
  • MVNOの場合は夜に速度が遅くなるプロバイダーがあるので注意
  • 機種によっては設定方法が難しい

SIMフリーホームルーターのメリット

SIMフリーホームルーターのメリット
  • あらゆる通信事業者の回線を利用できる
  • 通信事業者の選び方次第で月額料金を安くできる
  • MVNOのSIMカードも利用可能

利用できる回線の選択肢が増えて、月額料金を安くできる可能性が広がります。

従来のホームルーターを利用する場合、月額料金が3,000円から5,000円になる場合がほとんどです。

しかしSIMフリーホームルーターは回線・プランの契約がセットではないので、大手キャリアやMVNOのプランを利用できます。

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1カ月に利用するデータ量が10GB以内だとして、mineoの10GBプランSIMカードで利用すると月額が1,705円でホームルーターが使えるわけです。

無制限プランは必要ないけど家でWi-Fiが使いたい場合、SIMフリーホームルーターは通信費を節約するための選択肢といえます。

SIMフリーホームルーターのデメリット

SIMフリーホームルーターのデメリット
  • 購入時に端末代金を一括で支払う必要がある
  • MVNOの場合は夜に速度が遅くなるプロバイダーがあるので注意
  • 機種によっては設定方法が難しい

従来のホームルーターは端末代金を数年間の分割で支払える場合が多く、さらにキャンペーン割引で実質負担が0円になるサービスが多いです。

SIMフリーホームルーターを利用する場合は、端末代金を負担する必要があります。

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毎月の通信料金端末代金を合わせて24カ月または36カ月間に負担する費用を、従来のホームルーターを利用する場合と比較する必要があるわけです。

MVNOのSIMカードを利用する場合は、利用者が多い時間帯に通信速度が遅くなる可能性があります。

また自分で通信設定を行う必要があるので、簡単に導入できる機種を選びたいところです。

SIMフリーホームルーターの選び方

SIMフリーホームルーターの選び方

利用するSIMフリーホームルーターを選ぶときは、ネットの使い方を想定して自分に合うスペックのモデルを選びたいところです。

カジュアルな使い方であればリーズナブルな、動画や画像などのファイル送信やオンライン会議を行うのならスペックの高いモデルがおすすめです。

対応バンドをチェック

SIMフリーのホームルーターを利用する場合、購入候補である機種が対応しているバンドを確認する必要があります。

バンドとは、スマートフォンやホームルーターが通信する際に利用する電波の周波数帯です。

利用するバンドは通信事業者によって異なります。各通信事業者ごとの利用バンドを以下にまとめました。

バンドドコモauソフトバンク楽天
Band1
Band3
Band8
Band11
Band18
Band19
Band21
Band26
Band28
Band42
※ドコモとau、ソフトバンクの場合、Band28と42は対応していれば便利になる程度。

上記の表を参考にして、購入しようと思っているSIMフリーホームルーターが利用予定の通信事業者のバンドに対応しているか確認してください。

MVNOを利用する場合も、どのキャリアの回線を借りているサービスかで、ホームルーターの対応が必須なバンドが変わってきます。

使い方によって5Gが必要か確認

SIMフリーホームルーターには、5G対応と非対応のモデルがあります。

5G対応モデルは比較的新しい機種なので、非対応モデルより販売価格が高いです。

5Gは4Gより通信速度が速いので魅力です。

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しかし、どちらの回線がおすすめかは、使い方によって変わります。

動画や画像をはじめとしたファイルの送信、オンライン会議や容量が大きいアプリのダウンロードを行う場合は、5Gに対応しているとスムーズです。

WebサイトやSNSを見たり、動画を見るのがメインの用途であれば、5Gに対応していなくても不便に感じません

カジュアルな用途なら4Gのみ対応、仕事でも使うのなら5G対応といった感じで選ぶのがおすすめです。

最大通信速度をチェック

SIMフリーホームルーターのスペックは機種によって異なり、最大通信速度が選ぶ際にチェックしたい項目の1つです。

カジュアルな使い方ならハイスペックなモデルを選ぶ必要はありませんが、仕事で使う場合は通信速度が優れた機種がおすすめです。

特に5Gに対応している機種は、最大通信速度が優れています。

同時接続可能台数を確認

SIMフリーホームルーターは自宅で利用する通信機器なので、複数のデバイスをWi-Fiに接続するために導入する人が多いと思います。

同時接続可能台数はホームルーターによって違うので、購入する際に確認しておきましょう。

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特に家族で利用する場合は、なるべく多くのデバイスを接続できる機種を選ぶのが望ましいです。

設定方法が簡単かチェック

SIMフリーホームルーターの初期設定方法は機種によって異なります。

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アプリで行うタイプと、アプリを使う必要がないタイプがあり、おすすめは後者です。

SIMフリーホームルーターを導入する際は、SIMカードを差し込んでAPN設定をしなければいけません。

アプリの利用が必要のないモデルは、スマホをホームルーターのWi-Fiへ接続してから簡単な行程で設定ができるものが多いです。

SIMフリーホームルーターのおすすめ13選

おすすめのSIMフリーホームルーター13選をまとめました。

SIMフリー前提で販売されている機種はもちろん、有名なホームルーターも選択肢に入っていたりします。

ぜひ購入する機種選びの参考にしてください。

TP-Link Deco X50-5G

Deco X50-5G(TP-Link)

機種名TP-Link Deco X50-5G
価格40,761円
5G対応
最大通信速度Wi-Fi:2402Mbps
有線:2.5Gbps
同時接続可能台数150台
対応バンド1、3、5、7、8、20、28、38、40、41、42、43
メッシュ機能
SIMカードサイズnanoSIM
メリット
  • 最大3.4Gbpsの5Gに対応
  • Wi-Fiの繋がる範囲が広く安定した通信が可能
  • 光回線のルーターとしても利用できる
デメリット
  • 本体価格が高い
  • 性能が高すぎてカジュアルな使い方とは不釣り合い

現行のSIMフリーホームルーターでは最も高性能なモデルで5Gに対応しています。

対応バンドの数が幅広く、大手キャリアとMVNOどちらとも幅広いサービスのSIMカードが利用可能です。

Wi-Fi6とメッシュWi-Fi対応なので、電波が届く範囲が広く安定したインターネット通信を実現できます。

TP-Link AC1200 Archer MR600/A

Archer MR600(TP-Link)

機種名TP-Link AC1200 Archer MR600/A
価格14,220円
5G対応×
最大通信速度Wi-Fi:867Mbps
有線:1000Mbps
同時接続可能台数64台
対応バンド1、3、5、8、18、19、26、28、41
メッシュ機能
SIMカードサイズnanoSIM
メリット
  • MU-MIMO対応で安定した通信が可能
  • 対応バンドが多い
  • 固定回線でも使える
デメリット
  • 横幅が大きく場所を取る
  • 4Gの最大通信速度は300Mbps

LTE対応SIMフリーホームルーターの中では、特にコストパフォーマンスが高いモデルです。

MU-MIMO対応により安定したLTE通信が可能で、Wi-Fi規格は高水準レベルの802.11acを採用しています。

ビームフォーミング技術で家のどこにいても接続が安定します。

I-O DATA UD-LT2

I-O DATA UD-LT2

機種名I-O DATA UD-LT2
価格24,536円
5G対応×
最大通信速度Wi-Fi:150Mbps
有線:100Mbps
同時接続可能台数32台
対応バンド1、3、8、18、19、26
メッシュ機能×
SIMカードサイズ標準SIM
メリット
  • あらゆる通信事業者での動作が確認済み
  • 金属筐体だから耐久性が高い
  • 固定回線での利用もできる
デメリット
  • 対応バンドがやや少なめ
  • 値段の割に通信速度が遅い
  • 一般家庭での使う分には耐久性が高すぎる

法人向けに展開されているSIMフリーホームルーターです。

金属製の筐体で高い耐久性が特徴で、個人で使う場合も長持ちするホームルーターを使いたい人におすすめです。

あらゆる通信事業者で動作することが確認されており、高い信頼性を誇ります。

PIXELA PIX-RT100-AZ

PIX-RT100(ピクセラ)

機種名PIXELA PIX-RT100
価格15,800円
5G対応×
最大通信速度Wi-Fi:867Mbps
有線:1000Mbps
同時接続可能台数16台
対応バンド1、3、8、18、19
メッシュ機能×
SIMカードサイズ標準SIM
メリット
  • Wi-FiとLANどちらの規格も高水準
  • 有線LANポートが豊富
デメリット
  • MU-MIMOやメッシュWi-Fiといった通信強化機能がない
  • 対応バンドが少なめ

コストパフォーマンスに優れたモデルで、最低限必要な各キャリアのバンドに対応しています。

対応の無線LAN規格はIEEE 802.11ac、有線LANは1000BASE-Tで、カジュアルな使い方なら快適に利用できます。

サイズも割と控えめなので、設置しやすいです。

NEC Aterm PA-HT100LN

NEC Aterm PA-HT100LN

機種名NEC Aterm PA-HT100LN
価格13,670円
5G対応×
最大通信速度Wi-Fi:433Mbps
有線:1000Mbps
同時接続可能台数10台
対応バンドHT100:1、19、26
HT110:1、8
メッシュ機能×
SIMカードサイズnanoSIM
メリット
  • LTE通信には十分なスペック
  • コンパクトで設置しやすい
  • アプリを使うと設定が簡単
デメリット
  • HT100はソフトバンク、HT110はドコモ・au回線対応の違いがあり購入時に注意が必要
  • 対応バンドの数がかなり少ない
  • 他の同価格帯のモデルと比べるとスペックが見劣りする

NECはインターネットが普及していない頃から固定回線のルーターを展開しており、信頼性が高いメーカーとして名が挙がります。

LTE回線の使用するホームルーターとしては十分なスペックで、コストパフォーマンスが高いです。

「Aterm らくらく設定アシスト」のアプリを使えば、簡単に初期設定ができるのも嬉しいポイントです。

Macaroon FREEBOT CPE

Macaroon FREEBOT CPE

機種名Macaroon FREEBOT CPE
価格35,990円
5G対応×
最大通信速度Wi-Fi:600Mbps
有線:不明
同時接続可能台数32台
対応バンド1、2、3、4、5、7、8、12、13、14、17、18、19、20、25、26、29、30、32、34、38、39、40、41、42、43、46、48、66、71
メッシュ機能×
SIMカードサイズnanoSIM、クラウドSIM
メリット
  • LTE対応モデルの中では特に最大通信速度が速い
  • SIMカードを契約しなくてもプランを追加購入して利用可能
  • 購入後30日間の使い放題がついてくる
デメリット
  • クラウドSIMの利用には慣れが必要
  • 同価格帯ではさらにハイスペックモデルがある
  • 本体価格が高い

ホームルーターの格安プロバイダー各社が取り扱っている端末で、LTE対応モデルの中では通信速度のスペックが高いです。

クラウドSIMに対応しており、通信事業者を契約しなくてもプランを購入してインターネットが利用できます。

もちろん自分で好きな事業者のSIMカードを契約、利用することも可能。対応バンドが非常に幅広く、どのような通信事業者を利用する場合も接続が安定しやすいです。

Acogedor SIMカードスロット付き4G LTEモデムルーター

Acogedor SIMカードスロット付き4G LTEモデムルーター

機種名Acogedor SIMカードスロット付き4G LTEモデムルーター
価格8,866円
5G対応×
最大通信速度Wi-Fi:150Mbps
有線:不明
同時接続可能台数不明
対応バンド1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、28、66
メッシュ機能×
SIMカードサイズ不明(microSIMは非対応)
メリット
  • 値段が安い
  • 値段が安い割に対応バンドが多い
デメリット
  • スペック面で不明な点が多い
  • MU-MIMOやメッシュWi-Fiなどの機能がない

ご紹介するSIMフリーホームルーターの中では、最も安価なモデルです。

スペック面で不明な箇所はいくつがありますが、最大通信速度が150Mbpsなのでカジュアルな用途には適しています。

SIMフリーモデルが気になるもののうまく使えるか不安な人には、お試しとして手を出しやすい機種です。

富士ソフト 4G対応M2Mルーター +F FS010M

富士ソフト 4G対応M2Mルーター +F FS010M

機種名富士ソフト 4G対応M2Mルーター +F FS010M
価格23,234円
5G対応×
最大通信速度Wi-Fi:150Mbps
有線:100Mbps
同時接続可能台数32台
対応バンド1、2、3、8、18、19、26、39、41
メッシュ機能×
SIMカードサイズ標準SIM
メリット
  • 工業用だから耐久性が高い
  • 工業向けの機能が充実
  • 壁掛け取付ができる
デメリット
  • 通信機器としての性能は低め
  • 性能の割に値段が高い

富士ソフトは、格安Wi-Fiルーターのプロバイダ向け端末を展開しています。

+F FS010Mは工業用のSIMフリーホームルーターとして展開されており、高い堅牢性による耐久力の強さが特徴です。

ファームウェアの更新をスケジュール設定できたり、富士ソフトのクラウドサービスに対応していたりと機能の豊富さも魅力です。

Bestec 業務・産業用途向けコンパクト LTEルーター

Bestec

機種名Bestec 業務・産業用途向けコンパクト LTEルーター
価格23,800円
5G対応×
最大通信速度Wi-Fi:433Mbps
有線:100Mbps
同時接続可能台数30台
対応バンド1、3、8、18、19、21、26、42、48
メッシュ機能×
SIMカードサイズmicroSIM
メリット
  • 工業用のSIMフリーホームルーターの中では特に高性能
  • 2.4GHzと5GHzに対応
  • WPA2採用でセキュリティの安全性が高い
デメリット
  • 探せば同じ価格帯でもっと良い機種がある
  • 一般家庭の利用を想定すると耐久性が高すぎる

工業用のSIMフリーホームルーターの中では最も高性能な機種であり、対応の周波数帯が2.4GHzと5GHzの2種類なので、繋がりにくいときの切り替えが可能です。

工業用や低価格帯のモデルは2.4GHzにしか対応していないので、大きなメリットといえます。

耐久性が高く性能もいいモデルをお探しの人にはおすすめです。

docomo home 5G HR02

docomo home 5G HR02

機種名docomo home 5G HR02
価格13,800円
5G対応
最大通信速度Wi-Fi:4.2Gbps
有線:2.5Gbps
同時接続可能台数66台
対応バンド1、3、19、21、42、n28、n78、n79
メッシュ機能
SIMカードサイズnanoSIM
メリット
  • 5Gの高速通信に対応
  • Wi-Fi 6やWi-Fi EasyMeshによる安定した通信が可能
  • 有線LANでも最大2.5Gbpsの高速通信ができる
デメリット
  • メーカーは他社回線での動作を保証していない
  • SIMフリー前提で使うにはドコモ公式以外で購入する必要がある

実はドコモのhome 5G HR02はSIMロックがかかっておらず、他社回線での利用が可能となっています。

ドコモが推奨する方法ではないので自己責任ではありますが、対応バンドを確認のうえトライするのは魅力的な選択肢です。

端末自体のスペックはとても高いので、他社のSIMカードで動作すれば快適なWi-Fi環境が手に入ります。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ZTR02

Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ZTR02

機種名Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ZTR02
価格21,000円
5G対応
最大通信速度Wi-Fi:4.2Gbps
有線:2.5Gbps
同時接続可能台数32台
対応バンド1、3、18、41、n3、n28、n41、n77、n78、n79
メッシュ機能×
SIMカードサイズnanoSIM
メリット
  • 5G対応で高速通信が可能
  • Wi-Fi6対応だから通信状態が安定する
  • 専用アプリで接続状態をチェックできる
デメリット
  • メーカーは他社回線での動作を保証していない
  • メッシュWi-Fiは非対応
  • 対応バンドが少ない

UQモバイルで人気を博しているホームルーターSpeed Wi-Fi HOME 5G L13は、SIMフリーなので理論上は他社回線での利用が可能です。

auは他社回線での動作を保証していませんが、端末性能が高いので対応バンドを確認のうえ試してみる価値はあります。

5GとWi-Fi6対応で高速通信が可能なので、動作すれば優れたSIMフリー端末になります。

Speed Wi-Fi HOME L02

Speed Wi-Fi HOME L02

機種名Speed Wi-Fi HOME L02
価格8,800円
5G対応×
最大通信速度Wi-Fi:1.2Gbps
有線:1Gbps
同時接続可能台数40台
対応バンド1、18、41、42
メッシュ機能×
SIMカードサイズnanoSIM
メリット
  • 旧機種だから価格が安い
  • 5G非対応モデルの中では高性能
  • 同時接続可能台数が多い
デメリット
  • 他社回線での動作は保証されていない
  • 最新機種に比べると性能が劣る
  • SIMフリーして使うにはauやUQ公式以外での購入が必要

auやUQモバイルの旧機種は、LTEのみ対応の機種としてはまだ現役で使えるほど高性能です。

メーカーは他社回線での動作を保証していませんが、SIMフリーなので対応バンドを確認すれば他社回線でも利用できます。

au回線を利用するMVNOとなら割と好相性、端末代金と月額料金のどちらも安くしたい人ならチェックしたいモデルです。

LINOVISION 4G LTE ルーター

LINOVISION 4G LTE ルーター

機種名LINOVISION 4G LTE ルーター
価格28,990円
5G対応×
最大通信速度Wi-Fi:不明
有線:100Mbps
同時接続可能台数不明
対応バンド1、2、3、4、5、7、8、9、12、13、17、18、19、20、25、26、28、66
メッシュ機能×
SIMカードサイズeSIMのみ対応
メリット
  • 物理SIMカードが不要
  • 海外に滞在するときも利用できる
  • 購入時はデータ容量5GBが付いてくる
デメリット
  • 工業用だから設置方法が難しい
  • プランを購入する方法に慣れが必要
  • 性能面で公表されていない面が多い

eSIMのみ対応で、従来のSIMカードには対応していない特殊なホームルーターです。

LINOVISIONの公式サイトから使用したいデータ容量のプランを購入すると、インターネット通信が可能になります。

世界各国のLTE回線に対応しており、海外に滞在しているときの通信手段としても活用できます。

SIMフリーホームルーターの使い方

SIMフリーホームルーターを使う流れは以下3ステップです。

設定方法をしっかり確認すれば、スムーズに利用を開始できます。

  1. STEP.
    ホームルーターの端末を購入
    最初にホームルーターの端末を購入します。
  2. STEP.
    SIMカードを契約
    ホームルーターで使用するSIMカードを契約します。早く使いたい場合、ホームルーターの設置予定日にSIMカードが届くようにしましょう。
  3. STEP.
    ホームルーターにSIMカードを挿入して設置
    端末購入と回線契約ができたら、ホームルーターにSIMカードを挿入してコンセントに差し込めば設置完了です。
  4. STEP.
    メーカー、通信事業者の指定する手順で設定
    設置後に初期設定が必要です。設定方法は利用する機種・SIMカードの通信事業者によって異なるので、説明書を見ながら行いましょう。
  5. 終了

SIMフリーホームルーターについてよくある質問

ここでは、SIMフリーホームルーターにまつわるよくある質問をまとめました。

SIMフリーホームルーターの利用を検討している人は、事前に疑問や気になる点を確認しておいてください。

5G対応のSIMフリーホームルーターはある?

2025年5月時点で5G対応のSIMフリーホームルーターはTP-LinkのDeco X50-5G、Au Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ZTR02の2つです。

しかし、au Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ZTR02はメーカーがau以外での利用は動作保証していないため、TP-LinkのDeco X50-5Gがおすすめです。

楽天モバイルをホームルーターとして使うことはできる?

楽天モバイルはRakuten最強プランのデータタイプを提供しており、3GBまで968円、無制限は3,168円の月額料金で利用できます。

データタイプのSIMカードは、SIMフリーのホームルーターでも利用可能です。

また楽天カードを持っている人は、申し込む際に本人確認書類の提出をする必要がありません。

ちなみに楽天モバイルのホームルーターRakuten Turbo 5Gは専用SIMでしか利用できません。

LTE対応のSIMフリーホームルーターはある?

本記事で紹介しているSIMフリーホームルーターは、すべてLTEに対応しています。

現状では5G対応モデルは限られていますが、LTE対応モデルは豊富です。

またWebサイトやSNSの閲覧、動画視聴がメインのカジュアルな使い方であれば、5G非対応でも快適に利用できます。

自分のスタイルに合うSIMフリーホームルーターを選ぼう

この記事のまとめ
  • 使い方に合うホームルーターを選ぶ
  • カジュアルな使い方ならLTEのみ対応モデルで十分
  • 仕事でネットを使うなら5G対応モデルがおすすめ

SIMフリーホームルーターは利用する回線を自由に選べるのが魅力、端末代金が数万円ほどのものが多いので初期費用が高額になりにくいです。

ネットの使い方に応じてホームルーターと利用する回線を上手に選ぶと、家でのWi-Fi利用料金を大幅に節約できます。

ぜひ自分のスタイルにある機種、通信事業者を探してみてくださいね。