グラフィックデザイナーになるには|未経験からでも最短でなれる方法を解説

グラフィックデザイナーになるためには、仕事内容や求められるスキルを把握することが大切です。仕事内容を把握しないで学習をしてしまうと、時間やお金を無駄にしてしまうかもしれません。そこで、本記事ではグラフィックデザイナーを目指すうえで必要な情報を解説します。

  • 2023年8月18日
  • 本記事には広告が表示されます
グラフィックデザイナーになるには 未経験からでも最短でなれる方法を解説

私たちが日常生活で見かけるポスターや広告のデザインなどはグラフィックデザイナーによって制作されています。

なかには、グラフィックデザイナーに憧れている方もいるかもしれません。

そこで今回は、グラフィックデザイナーになる方法を解説します。

著者のコメントさらに、働き方や必要なスキルも紹介します!

グラフィックデザイナーの仕事内容とは

Winスクール

画像引用元:グラフィックデザイン・映像デザインが学べるデザインスクール|Winスクール

グラフィックデザイナーの仕事内容は、チラシや商品のロゴなどをデザインすることです。

例えば、制作物の例は以下の通りです。

制作物の例
  • チラシ
  • 商品のロゴ
  • ポスター
  • キャラクター商品
  • 書籍や雑誌などのデザイン

日常生活で目にする商品のデザインは、グラフィックデザイナーが関わっていることがわかります。

未経験からグラフィックデザイナーになる方法

厚生労働省の公式ホームページより

画像引用元:グラフィックデザイナー – 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))

未経験からグラフィックデザイナーになる方法は2通りあります。

グラフィックデザイナーになる方法
  • 美術やデザイン系の学校に進学する
  • 広告会社や事務所に就職する

美術やデザイン系の学校に進学する

美術やデザイン系の学校に進学し、基礎を学んでから就職する方法があります。

デザインは覚えることが多く、基礎が身についていないと現場に出たときに何をすればいいかわからなくなるからです。

例えば、学生であれば以下の大学でグラフィックデザインが学べます。

グラフィックデザインが学べる大学
  • 多摩美術大学
  • 武蔵野美術大学
  • 東京藝術大学

社会人の方であれば以下のスクールで学べます。

社会人の方が学べるスクール
  • Winスクール
  • 東京デザインプレックス研究所
  • デジハリ・オンラインスクール

広告会社や事務所に就職する

学校には通わず、広告会社や事務所に就職して経験を積む方法もあります。

求人によっては、未経験者でも応募できるからです。

注意点としては、必須条件としてillustratorやPhotoshopの操作経験が求められます。

1度も操作をしたことがない方は、オンライン学習動画サービスや書籍を使って操作になれておくことをおすすめします。

グラフィックデザイナーの労働条件

画像引用元:IT・ウェブ・ゲーム業界専門の転職エージェント- Geekly(ギークリー)

グラフィックデザイナーの労働条件について解説します。

今回、解説する項目は以下の3つです。

グラフィックデザイナーの労働条件
  • 求人の探し方と勤務先
  • 年収
  • 働き方

求人の探し方と勤務先

グラフィックデザイナーの求人と勤務先について解説します。

就職先を探したいけど、どこで探せばいいかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。

グラフィックデザイナーの求人は以下の転職サイトで紹介されています。

転職サイト
  • doda
  • Green
  • Geekly(ギークリー)

また、勤務先は一般企業やデザイン事務所に就職することが多いです。

グラフィックデザイナーの勤務先
  • 広告会社
  • デザイン事務所
  • メーカー

担当するクライアントによっては、納品日が近づくと休日出勤などの可能性があります。

就職する前に条件を確認しておきましょう。

年収

令和4年賃金構造基本統計調査によるとグラフィックデザイナーの平均年収は、480.6万円だということがわかりました。

国税庁が発表した調査によると全体の平均年収は433万円のため、平均より47万円ほど収入が高いことがわかります。

経験を重ねて技術次第では、さらに高い収入を目指すことも可能です。

働き方

グラフィックデザイナーの働き方を紹介します。

グラフィックデザイナーの働き方は以下の通りです。

グラフィックデザイナーの働き方
  • 正社員
  • 派遣社員
  • フリーランス

正社員

厚生労働省の調査によると、グラフィックデザイナー全体の4割の方が正社員として働いています。

派遣社員やフリーランスと比較すると職が安定しています。

また、勤め先によっては様々な案件に関わることができ、経験を積めることも魅力です。

派遣社員

派遣社員として働くことも可能です。

都内が勤務地の場合、時給が2,000円を超える求人もあります。

正社員に比べると仕事の範囲は狭くなってしまいますが、残業も少なくプライベートを大切にしながら経験を積みたい方に向いています。

フリーランス

グラフィックデザイナーとして1番多かった働き方が、フリーランスです。

フリーランスのメリットは、会社員に比べると収入の上限がないことです。

会社員で給料を大幅にあげるには、限界があります。

一方、フリーランスは獲得する案件が収入に結びつくため、実績がある方は収入をあげやすいです。

求められるスキル

グラフィックデザインを学習するのにおすすめのスクール3校!

画像引用元:【2023年7月最新】グラフィックデザインの講座一覧 |デジハリ・オンラインスクール

グラフィックデザイナーに求められるスキルを解説します。

グラフィックデザイナーに求められるスキルは以下の通りです。

求められるスキル
  • 意図を汲み取る力
  • 提案力
  • スケジュール管理

意図を汲み取る力

グラフィックデザイナーは、クライアントから様々な依頼を受けます。

クライアントがなぜ、「依頼をしてきたか」という意図を汲み取ることが大切です。

依頼された内容をただデザインするだけでは、完成したときに思うものと違ったとなる可能性があるからです。

例えば、意図を汲み取るには、クライアントの背景を理解しましょう。

クライアントの背景を理解するためには、以下の状況をおさえておくことが必要です。

クライアントの背景を理解する
  • クライアントの業界の課題
  • 競合他社の課題
  • クライアントの立ち位置

クライアントの課題を理解することによって、より深い提案ができるようになります。

提案力

クライアントの意図を汲み取ったあとに必要になるのが、提案力です。

なぜ、「このデザインがいいのか」理由を説明する必要があるからです。

例えば、ロゴを作成する場合、下記項目を中心にデザインをした理由を説明します。

ロゴを作成時に伝える内容
  • フォントについて
  • レイアウトについて
  • 配色について

意図を汲み取ったうえで、フォントやレイアウトをデザインしたという提案力が必要です。

スケジュール管理

グラフィックデザイナーは、スケジュール管理が大切です。

カメラマンやイラストレーターなど様々な職種の方と業務を進めていくからです。

打ち合わせを重ねていくと、当初予定していた内容のデザインとは違うものを求められる場合もあります。

期日までに納品しなければいけないため、スケジュールを調整する必要があります。

グラフィックデザイナーに必要な資格

Photoshop(R)クリエイター能力認定試験のホームページより

画像引用元:Photoshop®(フォトショップ)クリエイター能力認定試験│資格検定のサーティファイ│あなたのスキルアップを応援します

結論からいうと、グラフィックデザイナーになるために、必要な資格はありません。

しかし、未経験者の場合、資格をもっていると就職面接ではアピールしやすいです。

そこで、グラフィックデザイナーを目指すうえでおすすめの資格を紹介します。

おすすめの資格は以下の通りです。

おすすめの資格
  • Photoshop(R)クリエイター能力認定試験
  • Illustrator(R)クリエイター能力認定試験
  • 色彩検定(R)

Photoshop(R)クリエイター能力認定試験

Photoshopをどのくらい活用できるのか評価する試験です。

試験は、スタンダードとエキスパートでわかれています。

初心者の方はスタンダードに挑戦しましょう。

試験内容は、出題された課題に従い、グラフィックコンテンツをつくります。

時間内に問題なく操作ができるかや、課題の意図を汲み取って形にできるかが試されます。

Illustrator(R)クリエイター能力認定試験

Illustratorをどのくらい活用できるのか評価する試験です。

Photoshopと同じように、試験はスタンダードとエキスパートでわかれています。

出題された課題に従い、グラフィックコンテンツをつくるため、学習を進めていくうえでIllustratorの操作に慣れていきます。

色彩検定(R)

色彩検定は、文部科学省後援の資格で、色の基礎や配色について学べます。

検定は1級から3級にわかれており、初心者の方は3級に挑戦しましょう。

グラフィックデザイナーの仕事では、クライアントの要望や消費者の動向をおさえてデザインをする必要があります。

配色の基礎を身につけておくと、業務にも取り組みやすいです。

グラフィックデザイナーに向いている人

東京デザインプレックス研究所のホームページ

画像引用元:東京デザインプレックス研究所|デザイナー・クリエイター育成の専門校|渋谷

今までの内容を整理すると、グラフィックデザイナーに向いている人は以下の通りです。

グラフィックデザイナーに向いている人
  • コミュニケーション力がある
  • ものづくりが好き
  • 臨機応変に対応できる

コミュニケーション力がある

グラフィックデザイナーには、コミュニケーション力が必要です。

クライアントの要望を汲み取って、デザインを作成するからです。

デザインを作成したあとは、プレゼンをしてクライアントの承認を得ます。

デザインの意図や要望をどのように反映したのか、説明しましょう。

ものづくりが好き

ものづくりが好きな方は、グラフィックデザイナーに向いています。

デザインを作成するうえで細かい作業が必要になるからです。

ものづくりは妥協をしない姿勢が必要です。

少しでも手を抜いてしまうと、クライアントからの信頼を失ってしまいます。

ものづくりが好きという気持ちがあれば、根気強くデザインに打ち込めます。

臨機応変に対応できる

臨機応変に対応できる力もグラフィックデザイナーには求められます。

納期までのスケジュールが予定通りに進むとは限らないからです。

例えば、納期までに問題が起きたら、クライアントやカメラマン、印刷会社などとスケジュールの調整が必要になります。

時には、休日出勤をして対応に追われることもあるかもしれません。

予想外のことが起きたときに、臨機応変に対応することに苦がない方は向いています。

【まとめ】グラフィックデザイナーになるには

Webデザインを独学で学ぶ方法まとめ
今回は、グラフィックデザイナーになる方法を解説しました。

内容をまとめると以下の通りです。

グラフィックデザイナーになる方法
  • 大学やスクールに通って学習をする
  • 転職サイトから求人に応募する
  • 企業や事務所で経験を積んだら独立する

グラフィックデザイナーの仕事は全体の平均年収よりも高く、実力次第ではフリーランスとしても活躍できます。

関わった案件のデザインが形となって、世の中の人々に利用してもらえることも魅力のひとつです。

まずは、スクールや転職サイトから情報を収集してみましょう。

この記事を書いた人
codyのライター。不動産業界からIT業界に転職して7年目。エンジニア、マーケター、WebデザイナーとECサイト、SaaS系プロダクトを運営してきた経験があり。最近はAIについて勉強中。一緒に楽しくITスキルを身につけましょう!

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