最近スクールの講座やYouTubeの案件依頼などでよく見る「動画編集」。
できると格好良さそうで仕事も多そうですが、一部では動画編集者は「やめとけ」「後悔する」と言われているため、貴重な時間とお金を使ってもスキルを身に付ける価値があるのか分からなくなりますよね。
ここでは動画編集者が「やめとけ」「後悔する」と言われる理由の真相と動画編集のやりがい・魅力、向いている人の特徴と後で後悔しないための対処法を解説します。
YouTube動画の編集や動画編集の仕事に興味がある人は役立つことがたくさんなので、ぜひ一読ください!
動画編集は誰にでも向いている仕事ではありませんが、適性があり継続して学べる人にとっては将来性のある仕事です。
| スクール | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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| 名前 | DMM WEBCAMP | 忍者CODE | Movie Hacks | デジハリ・オンラインスクール | MOOCRES |
| 授業 | オンライン(自習) | オンライン(講義・自習) | オンライン(自習) | オンライン(自習) | オンライン(講義)・通学 |
| 料金 | 14,900円/月〜 料金詳細を見る | 9,800円/月〜 料金詳細を見る | 69,800円 料金詳細を見る | ||
| 詳細 | 公式HPを見る | 公式HPを見る | 公式HPを見る | 公式HPを見る | 公式HPを見る |
エンジニア歴12年。現在は株式会社ショーケースの開発本部長として20名のエンジニアチームを率いる。これまでに100名以上の採用面接を担当し、学生インターンの受け入れを行うなど、若手人材の育成にも深く関わっている。
東京ドームや星の王子さまミュージアムで採用された「オーディオガイドアプリ」をはじめ、数々の大規模プロジェクトを成功に導いてきた。AWSの技術同人誌『Developers Magazine』では編集長を務め、「AWS Dev Day Challenge」で優秀賞を獲得するなど、その技術力は社外でも高く評価されている。
現場の最前線で開発を指揮し、採用・育成にも携わる立場から、「本当に通用するスキルが身につくスクール」を厳選し、解説する。
- 東京ドーム、星の王子さまミュージアム等で導入された音声ガイドアプリの開発
- ショーケースエクスプレスのオンライン予約システムを開発
- iOS & Android向けECサイト構築アプリ「GO!store」の開発
- AWS Dev Day Challenge 優秀賞受賞
- SPAJAM2019 東京A予選 優秀賞受賞
本記事は、東証スタンダード上場企業である株式会社ショーケースが運営するWebメディア「ショーケース プラス」が、コンテンツ制作ポリシーに基づき、責任を持って制作・編集しています。
※本記事の価格は全て税込みです。
動画編集者が「やめとけ」「後悔する」と言われる理由

まずは、動画編集者が「やめとけ」「後悔する」と言われる理由から確認してみましょう。
- ライバルが増えすぎて仕事が取れないから
- 単価が安くて稼げない・食えないから
- 高いスキルが必要で習得が困難だから
- 仕事がきついから
動画編集者が「やめとけ」「後悔する」と言われるのには、仕事が取れない、単価が安いなど、相応の理由があります。
ライバルが増えすぎて仕事が取れない
動画編集者はライバルが増えすぎて仕事が取れないと感じる人が、「やめとけ」「後悔する」と言いがちです。
まず、近年動画編集者として働く人が増えた背景には、次の要因があります。
- 動画編集の仕事が増えた
- 動画編集スキルを学びやすくなった
- 動画編集をする機会が増えた
まず、YouTubeなどのショート動画やABEMAなどの動画配信サービスの市場規模が拡大するにつれ、動画編集の仕事が増えたことが挙げられます。
また、動画編集のスキルをオンラインやオンデマンドで手軽に学べるスクールが増えたため、スキルを身に付けやすくなったことも、動画編集者が増えた要因の一つです。
さらに、YouTube投稿や仕事、趣味で動画編集をする機会が増えたことも要因として挙げられます。
そして、動画編集者が増えると以前から動画編集の仕事をしている人は「仕事が取りづらくなった」と感じ、動画編集はオワコンだ、やめとけと言いたくなるのです。
単価が安くて稼げない・食えない
動画編集者は単価が安くて稼げない・食えないと感じる人が、「やめとけ」「後悔する」と言いがちです。
例えば、YouTube動画を含む動画編集の単価は5,000~30,000円/本程度が相場(編集のみの場合)と言われています。
そして、動画編集作業は意外と時間がかかり、個人のスキルによっても異なりますが、目安としては30分ほどの動画編集に約6〜9時間が必要です。
つまり、動画編集者の収入はおおよそ1日8時間労働で20,000円前後と、決して高いとは言えないのです。
ただし、動画編集は個人のスキルレベルで単価が大きく異なり、高いレベルのスキルがあれば年収1,000万円越えも目指せるということも押さえておきましょう。
高いスキルが必要で習得が困難
そもそも、動画編集には次のようなスキルが必要です。
| カテゴリ | 必要なスキルの例 |
|---|---|
| 動画編集 | 映像のカット、テロップ挿入、画像編集、BGMの挿入、色調補正、サムネイル作成など |
| ソフト・アプリ利用 | Adobe Premiere Pro、Illustrator、Photoshopなど |
| 企画構成 | 企画力、構成力、素材の選定力など |
| デザイン | タイトル、キャプション、エフェクトなどのデザイン |
動画編集は始めやすく見えても、仕事にするには思った以上に多くのスキルが必要です。
編集だけでなく、YouTubeで視聴されやすい構成を考えたり、見やすく整えたりする力も求められます。
そのため、すぐに結果が出ず「大変だった」と感じる人も少なくありません。
仕事がきつい
動画編集は仕事がきついので、「やめとけ」「後悔する」と言われがちです。
映像制作会社は残業が多いにもかかわらず、みなし残業制で残業時間が給与に反映されづらくなっているため、体力的にもメンタル的にもきつい面があります。
また、フリーランスの場合は仕事を継続してもらうために、単価や納期、修正対応の面でクライアントに強く言えないケースもよく見られます。
このように、動画編集は体力的にも精神的にもきつい傾向にあるので、動画編集者は「やめとけ」と言われやすいのです。
動画編集者の仕事内容とは

画像引用元:動画編集コース|DMM WEBCAMP|未経験者向けNo.1プログラミングスクール
動画編集者は「やめとけ」という声はあるものの、まず動画編集者の仕事内容を理解することが大切です。
ここでは、YouTube案件も含めた動画編集者の仕事内容について具体的に解説します。
動画編集者が担当する案件の例は以下の通りです。
- YouTube
- PV
- CM
- Web動画広告
- 会社紹介
動画編集者の主な仕事は、撮影された映像を見やすく整理し、不要な部分をカットし、テロップやBGM、効果音などを加えて、YouTube動画など目的に合った動画に仕上げることです。
クライアントの要望に応じて、視聴維持率や訴求力を意識した構成に整えることも求められます。
動画制作の流れ
動画制作の流れは以下の通りです。
- 企画
- 撮影
- 編集
- 分析
動画制作の会社が、企画から撮影までをおこない、動画編集者が編集を担当します。
動画編集者のやりがいと魅力

「やめとけ」、「後悔する」と言われがちな動画編集者ですが、一方でならではの高いやりがいや魅力があります。
- 好きなことを仕事にできる
- 自分のセンスを表現できる
- フリーランスで自由な働き方ができる
- 市場規模の拡大・成長が見込める
このように、動画編集は悪い点ばかりではなく他の仕事にない大きな魅力がある仕事です。
好きなことを仕事にできる
動画編集の作業が好きな場合、好きなことを仕事にできるのが一番の魅力です。
動画編集という仕事の醍醐味は、作品ができた時の達成感と見た人の反応が良かった時の肯定感です。
例えば、有名企業から依頼された仕事や視聴者が多いと予想される仕事は制作により一層力が入り、かけた時間や手間の分だけ完成した時の達成感も大きいでしょう。
また、YouTubeのコメントや再生数、視聴者の反応を見て、仕事の仕方やセンスを肯定されているように感じる場面もあります。
好きなことをして収入を得られ、このような醍醐味を味わうことができるのであれば、最高ですね。
自分のセンスを表現できる
動画編集は、編集作業だけでなくグラフィックデザインや動画のストーリー、構成など様々な面で作る人のセンスが問われます。
その分だけ出来上がった動画は作る人のセンスが色濃く反映され、センスが良ければクライアントから高い評価を得られ、より多くの仕事を獲得できます。
つまり、動画編集は自分のセンスを武器にどこまで通用するか勝負できる仕事なので、とてもやりがいがあるのです。
フリーランスで自由な働き方ができる
動画編集者は、フリーランスで自由な働き方ができるのも魅力の一つです。
企業側の視点で見た場合、動画編集に特化した会社以外は常に動画編集の仕事があるとは限らないため、専門に人を雇うよりも外注で済ませたほうが費用を抑えることができます。
そのため動画編集はフリーランス向けの案件が多く、動画編集だけでも十分に生計を立てることができます。
そしてフリーランスの魅力は「自由な働き方ができる」点で、仕事量を自分で決めることができるので、都合に合わせて休みを取ったり時間を空けたりすることができます。
企業に縛られたくない、自分の時間を大事にしたいと考える人は、フリーランスの動画編集者になるのも一つの選択肢なのです。
今後も需要の拡大が期待できる
動画編集は、今後より多くの仕事が見込めることも魅力的なポイントです。
ABEMA関連事業などを行っている株式会社サイバーエージェントは、動画広告の今後の市場規模を以下のように予測しています。

【動画広告市場規模の推計】
年 | 市場規模推計額 | 2021年比 |
|---|---|---|
2021年 | 4,205億円 | - |
2022年 | 5,601億円 | 133.2% |
2023年 | 7,209億円 | 171.4% |
2024年 | 8,741億円 | 207.9% |
2025年 | 1兆524億円 | 250.3% |
2026年 | 1兆2,451億円 | 296.1% |
資料引用元:サイバーエージェント、2022年国内動画広告の市場調査を実施 | 株式会社サイバーエージェント
2021年を基準としてみると動画広告市場は年々拡大し、3年後の2024年には約2倍に、5年後の2026年には約3倍に成長する見込みとなっています。
これは、YouTubeショートを含むショート動画が若年層ユーザーを中心によく視聴されていることや、動画配信サービスをコネクテッドテレビで視聴する生活様式が定着しつつあることを受けて、広告主企業がこの分野に広告を展開し始めているからです。
市場規模が大きくなれば仕事も多くなり単価も高くなるので、動画編集の仕事はやりがいがあって魅力的なのです。
未経験から動画編集者になる方法

画像引用元:デジハリ・オンラインスクール |デジハリ・オンラインスクール
動画編集者になる方法は、2通りあります。
- スクールに通う
- 企業に就職する
スクールに通う
スクールに通い、動画編集を学んでから仕事をはじめるという方法があります。
スクールによっては動画編集のやり方や仕事の獲得方法についてもサポートしてくれます。
未経験者で何をすればいいかわからないという方におすすめです。
動画編集が学べるスクールは以下の通りです。
- DMM WEBCAMP(動画クリエイターコース)
- デジハリ・オンラインスクール
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
企業に就職する
スクールには通わず、企業に就職する方法もあります。
求人によっては未経験者でも応募できる場合があるからです。
例えば、会社の広報としてYouTubeやSNSを使い、会社と商品のPRをするという求人がありました。
動画編集者として活躍する場は、動画制作会社に限らず、YouTube運用を行う一般企業でも求められるようになっていることがわかります。
求人サイトから見つけた企業例は以下の通りです。
- リフォーム会社
- 営業会社
- マーケティング会社
動画編集者に向いている人

動画編集者には、向いている人と向いていない人があります。
ここでは、動画編集者に向いている人の特徴を見てみましょう。
- コツコツ作業ができる人
- 向上心がある人
- モノ作りが好きな人
地道にコツコツと作業ができて向上心があり、モノ作りが好きな人は、動画編集者に向いています。
コツコツ作業ができる人
動画編集はクライアントとの打ち合わせなどもありますがやはり編集作業がメインで、動画のカットやトランジション、テロップの挿入などをコツコツと一人で行います。
そのため、高い集中力をもって一つの作業に取り組める人は動画編集に向いており、逆に一人で作業を行うのが苦手な人は向いていません。
また、動画は1秒を24~60フレームに分割して静止画を連続させることで作られているため、編集者はフレーム単位でチェックする必要があります。
このことからわずかな時間の動画を作るのにもとても時間がかかるので、この点でもコツコツと作業に取り組める人が向いているのです。
向上心がある人
動画編集者には、日々スキルアップを目指す向上心がとても大事です。
動画編集には前述のように必要なスキルの幅が広く、一つ一つに求められるレベルも高いのが現状です。
また、編集アプリをはじめとして新しい技術が出てくるスパンが短いので、学び続けなければ持っているスキルはどんどん役立たないものになります。
ネットや雑誌などで情報収集を行い、自分に足りないスキルや新しい技術・アプリを把握し続けることが大切です。
そうした学びを前向きに楽しめる人は、動画編集者に向いているでしょう。
モノ作りが好きな人
モノ作りが好きな人も、動画編集者に向いています。
動画編集作業を経て作られた作品は、十分な構想と一つ一つの細かい作業の積み重ねで出来上がるため、物理的な形はありませんがモノです。
モノは手や時間をかけるほど、できた時のうれしさや充実感も大きいものです。
また、作った作品が人に感動を与えたり行動を促したりするのを見ると、大きな肯定感を与えてくれます。
モノ作りが好きな人は出来上がり時の充実感や他の人に影響を与えた時の肯定感が好きな人でもあり、そのためには制作過程が困難でも乗り越えられる傾向にあります。
ですから、モノ作りが好きな人は動画編集者に向いているのです。
一方で、地道な作業が苦手な人や、継続して学ぶことに負担を感じる人には向かない場合もあります。
自分に合う働き方かどうか、不安がある人はじっくり考えたうえで判断しましょう。
未経験から動画編集を始める際のおすすめソフト

画像引用元:PowerDirector 365【公式】 – CyberLink 公式サイト
未経験者におすすめしたいソフトを紹介します。
- Microsoftフォト
- iMovie
- Power Director
Microsoftフォト
Windowsを利用している方は、Microsoftフォトを利用してみましょう。
無料で利用できるからです。
Microsoftフォトを使えば簡易的な編集ができます。
- カット編集
- テロップを入れる
- BGMを入れる
有料のソフトを購入する前に、利用してみましょう。
iMovie
Macを利用している方は、iMovieを利用してみましょう。
無料で手軽に動画編集をおこなえるからです。
iMovieでできることは以下の通りです。
- BGMを入れる
- テロップを入れる
- SNSに投稿できる
また、編集したい動画をiPhoneやiPadへ転送できることも魅力です。
Power Director
Power Directorは、8年連続で多くの利用者に支持されている動画編集ソフトです。
最近では、AIを使って以下の機能を利用できます。
- AIによる字幕作成
- AIによる人物の切り抜き
- AIによるステッカーを作成
AIを使って動画編集を効率化させたい方に向いています。
動画編集者で「後悔しない」対処法

最後に、動画編集者になっても後で後悔しない対処法を解説します。
- 仕事の良い点・悪い点を把握しておくと後悔しにくくなる
- 中長期的な視点で将来を考えておくと挫折しにくい
- 幅広い分野でスキルアップを図り続けると選択肢の幅が広がる
ポイントを押さえたうえで動画編集者になれば、後で後悔することがなくなりますよ。
仕事の良い点・悪い点を把握しておく
動画編集者の良い点と悪い点をあらかじめ把握したうえで仕事に就くと、後になって後悔することは少なくなるでしょう。
動画編集は自分のセンス・スキルで勝負できる魅力的な仕事で、フリーランスとして自由度の高い働き方ができます。
反面動画編集をできる人は今後も増え続ける見込みで、スキルを磨き続けなければ仕事を貰えなくなる可能性があります。
このように、動画編集の仕事の良い点や悪い点を知っておけば将来像や必要なことが明確になり、後で後悔しにくくなります。
中長期的な視点で将来を考えておく
行き当たりばったりではなく中長期的な視点で将来を考えておくと、動画編集者になっても後で後悔しなくなるでしょう。
考えるべきは、働き方や仕事のジャンル、目指す収入などです。
まず働き方では、企業に就職して働くかフリーランスになるかの大きく2通りがあります。
また、仕事のジャンルでは主にセミナー動画編集やインタビュー動画編集、宣伝用のトレーラー動画編集といったものがあります。
そして、目指す収入は重視の度合いによって働き方やジャンルに影響します。
これらをあらかじめ決めておくと、実現するために必要なスキルやそれらを身に付けるためのスケジュールなどがはっきりしてきて、動画編集者として成功しやすくなるのでおすすめです。
幅広い分野でスキルアップを図り続ける
スキルを身に付けたり維持したりするのが大変な動画編集スキルですが、これだけに限らず営業力やコミュニケーション力など、幅広い分野でスキルアップを図り続けられると、動画編集者になっても後悔しにくくなります。
例えばフリーランスになるには、主に次のスキルが必要です。
- 営業スキル
- 事務処理スキル
- 税務に関するスキル
- コミュニケーションスキル
- スケジュール管理スキル
このような異なるジャンルのスキルを身に付けるには時間がかかりますが、身に付けておけば将来選択肢の幅が広がり動画編集者としてより活躍できるようになります。
ですから、普段から常に学び続ける意識をもって生活することが必要です。
動画編集者は「やめとけ」と言われる理由と失敗しない対処法まとめ

以上、動画編集者がなぜ「やめとけ」「後悔する」と言われるのか、その理由と動画編集の魅力や向いている人、後で後悔しないための対処法を解説しました。
動画編集のスキルは年々学びやすくなっていますが、常に新しい技術やアプリが出続けるため動画編集者には学び続けられる向上心がとても大切です。
また高いレベルでスキルを磨き続ければ、高単価案件の受注や収入アップを目指すことも可能です。
動画編集という仕事の良い点と悪い点を踏まえるとともに、自分の性格やセンスが動画編集者に向いているかを十分に考慮したうえで仕事に就けば、後で後悔することなく動画編集者として成功しやすくなるでしょう。



