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【月額利用料 < 削減できたコスト】利便性だけではない、数字で見るeKYCの効果!!

東光商事株式会社  経営戦略部 副部長:片岡 一郎さん 金融事業部 金融事業課長:大平 信治さん

  • 導入サービス

    ID Checker

  • 業種

    金融・保険・証券

    不動産

  • 課題

住宅ローンの融資が実行されるまでに発生する資金需要を賄う、つなぎ融資「とうこうブリッジローン」を提供する東光商事株式会社。

お客様の利便性向上、社内の業務効率化、郵送コストの節約などのeKYC導入による効果を聞きました!

ーeKYC導入前に抱えていた課題を教えてください。

  

eKYC導入前は、郵送による本人確認がメインでした。
ご自宅でコピーできるお客様は多くないため、例えばコンビニまで足を運んでコピーをしていただくなど、手間がかかっていたと思います。
弊社にとっても、お客様から郵送いただいた本人確認書類を確認する手間や、犯収法(犯罪収益移転防止法)に準じた本人確認を行うため、記載された住所に書留郵便等で転送不要郵便を郵送するコストなどがかかっていました。

  

これらの課題を解消するため、eKYCの導入を検討していきました。

  

  

ーeKYC導入に際して、どのような比較検討を行いましたか?

  

「ProTech ID Checker」含めて、3つのeKYCツールを比較検討しました。

  

当然、コスト面が一番重要な比較ポイントではあったのですが、「ProTech ID Checker」は最低限の機能から始められるのが魅力的でした。
他社のサービスだと、銀行向けにガチガチな機能を有していて「そんなに要らないんだけどな…」と過剰に感じるところがありました。

  

コスト面でいうと、従量課金制なのでコストパフォーマンスに優れていると感じました。
他社のサービスだと大企業向けのプランが多く、最低500件などのプランになると利用料金も高くなってしまいます。

  

幅広い料金プランの中から自社に合ったものが用意されていて、最低限の機能から始められるeKYCツールが「ProTech ID Checker」でした。

  

  

  

eKYC導入により、Web申込率が99%に

  

  

ー導入はスムーズでしたでしょうか

  

そうですね、導入の手軽さも決め手の1つでした。
他社のサービスだと、eKYC用にシステム構築するため、開発コストがかかるケースもありました。「ProTech ID Checker」の場合は、HTMLの既存ページがあれば導入できるため、かなりハードルが低く、簡単に実装できて助かりました。

  

ご年配のお客様でもスマホでeKYCを完了していただいており、スマホが古すぎて利用できなかった数件を除いて、利用方法などに関する問い合わせもほとんどありませんでした。

  

それ以降も、これといった不具合も発生せず、問題なく使用できています。

  

  

ーeKYC導入によって、課題の解消は進みましたでしょうか?

  

従来までは、郵送で申込書と本人確認書類の写しを紙でいただいていました。
しかし、eKYCを導入したことでWebでの申込受付に方針を転換しました。いまでは99%が、Webでの申込に変わりました。

  

お陰様で、お客様はご自宅にいながら、ご自身の好きな時間に申し込みをすることができるようになりました。
そして、その申込が瞬時に当社に届き、紙ではなくデータとして受け付けることができます。紙で受領していた際は、データを社内システムに入力する作業があったのですが、データで受領することで作業を省略できました。
お客様にとっても、当社にとっても、Webで申し込みできるというのは利便性が高いと感じています。

  

また、お取引先の工務店や銀行代理業者の方々からも、いままで紙で郵送していたものがネットで完結することで、業務効率が上がっているという声もありました。

  

  

  

  

ー数字で現れている、eKYC導入の効果があれば教えてください。

  

郵便にかかっていたコストの削減につながっています。
「ProTech ID Checker」の利用料金よりも、削減できた郵送コストの方が金額が大きいです。
経済的な効果も実感しています。

  

また、社内の工数も削減できました。
いままで紙で受領していた場合、1案件あたりの処理に約16時間を要していました。
ですが、eKYCを導入したことで、申込書のデータを社内システムに入力する時間や、取引時確認記録を作成する時間を省くことにつながりました。おかげで、お客様からいただいたデータをそのままフォルダに入れて、データとして管理することができるため、1案件30分くらい削減できています。

  

  

ーサービスの改善点などあれば教えてください。

  

本人確認書類の画像データをダウンロードした際のzipファイルの名前がIDとなっているのですが、どのお客様の画像データか分からなくなる時があります。英語と数字だけではなく、任意の日本語のファイル名でダウンロードできるようになると、より作業効率が上がりそうだと考えています。

  

  

ー貴社の今後について、お聞かせください。

  

今後もWebでの申込受付をはじめ、お客様の利便性向上、業務効率化、ペーパーレス化などに取り組んでいきたいと考えています。

  

当社は、金融業以外に不動産業も展開しているのですが、不動産業でもeKYCの活用を始めています。
不動産売買における取引時確認書類の作成や、取引時の本人確認にも活用しています。
以前までは、当社営業がお客様のところに伺い、会社貸与のスマホで本人確認書類を撮影させていただくことがありました。しかし、第三者のスマホを用いて本人確認書類を撮影される行為に対して、抵抗を感じるお客様もいらっしゃいました。
そこで「ProTech ID Checker」をご利用いただくことにより、お客様のスマホでeKYCのWebサイトにアクセスしていただき、お客様のスマホで撮影するということが可能になりました。このスキームに変更してから、お客様にも安心していただけているようです。

  

また、不動産だと新型コロナウイルスの影響で、契約時は対面しないというパターンが多くありました。それぞれのお客様のもとに、当社社員が書類を持ち寄り、交互に契約を交わしていく形になるのですが、eKYCも用いて本人確認を事前に完了できるので、非常に業務も効率化しました。

  

「ProTech ID Checker」によって、助かっています。
この場を借りて、感謝をお伝えしたいです。

  

  

ー貴重なお時間をありがとうございました!!「ProTech ID Checker」によって、お客様の利便性も貴社の業務効率も向上しているようで大変嬉しいです!今後もサービスを通じた「おもてなし」を、皆さまにお届けできるようがんばって参ります。