今回は、ドコモの機種変更で必要なものをまとめました。
近年ではドコモオンラインで機種変更する方も増えましたが、ケータイショップでは個人情報の管理と本人確認が厳しく徹底されています。
取り扱っている商品がスマホやケータイという電話番号など重要な個人情報であるため、本人確認は特にしっかりと行わなければいけません。
そのため、ケータイショップで新規契約や機種変更などの契約を行う時には、顧客側が必要な書類を用意して店舗に行く必要があります。
そして、書類が足りないなどの不備があった場合は契約することができません。
基本的にオンラインの方が用意するものも少なく楽ですが、未成年は契約できないので注意が必要です。
- dアカウント
- 毎月の支払いに使うクレジットカードや特定の銀行口座の情報
- 未成年の契約者の利用はNG
- 代理で申込むことは不可能ではないが、代理人が申込んだという履歴が残らないのでリスクは高い
今回はドコモの店舗・オンライン別に必要なものをまとめたので、機種変更を検討中の人は是非参考にしてください。
せっかく店舗に来たのに、書類が足りなくて契約できない・もう一度書類を取りに家に戻らないといけないということがないようにしましょう。
ドコモの機種変更に必要なものは店舗・オンラインで変わる
画像引用元:キャンペーン・特典 一覧
ドコモの機種変更はドコモショップなどの店舗か、もしくはドコモオンラインショップで行う事ができます。
しかし、この両者の手続きでは、必要なものがそれぞれ異なります。
結論から言うと、機種変更をするのであればオンラインで申込んだ方が経済的にお得ですし、手間も少ないです。
オンラインで機種変更の申込みをしたことがない人は、是非次の機種変更で試してみてはいかがでしょうか。
- オンラインの方が手数料がお得
- オンラインは24時間申し込みできる
- 店舗は時間がかかる
- オンラインは限定の割引・キャンペーンも多い
- 未成年の契約は店舗で
オンラインは申込み時に発生する契約事務手数料が無料
店舗で契約をすると、初月の料金に契約事務手数料が3,300円上乗せされます。
これはどの店舗でもかかる手数料であり、店舗で契約する以上は支払わなければいけません。
しかし、ドコモのオンラインでは契約事務手数料が免除されます。
そのため、オンラインで契約するだけで店舗よりも3,300円お得に契約可能です。
オンラインの場合は24時間いつでも申込みができる
オンラインの場合は、審査や商品の発送は営業時間内になるものの、申込み自体は24時間可能です。
そのため、日中店舗に行く時間がない人もオンラインであれば、空き時間が早朝であろうと深夜であろうと自分の都合に合わせて申込みができます。
筆者がキャリアの店舗で働いていた時、スケジュールが合わなくてドコモの機種変更クーポンやキャンペーンを逃してしまったという人もたくさんいました。
オンラインであれば空き時間にいつでも申込みできるので、お得なキャンペーンも逃さず利用することができます。
MNPや新規契約であれば、契約更新月を逃すこともありません。
店舗の場合は営業時間内に行く必要があり待たされることが多い
店舗の場合は、営業時間内に行く必要があります。
大体ドコモの店舗の営業時間は10時から20時の間となり、商業施設に入っているような店舗は、商業施設の営業時間に合わせている傾向にあります。
年中無休で営業している店舗が多いですが、平日のこの時間帯に行くのはかなり厳しいですよね。
休日も家族と一緒に過ごしたり、好きなことをしたりと、なかなか店舗に行けないという方は多いのではないでしょうか。
また、行けたとしても長時間待たされることも多く、休日であれば1時間待ちも珍しくありません。
あまりまとまった時間が取れない人は、店舗よりもオンラインの方がおすすめです。
オンライン限定の割引やキャンペーン等も多い
オンラインのサービスは年々拡大傾向にあり、オンライン限定の割引やキャンペーンが数多く開催されています。
そのため、契約事務手数料の有無だけでなく、スマホの端末代金や月額料金もオンラインで契約した方がお得になる可能性が高くなります。
オンラインは未成年の契約者の申込みがNG
店舗よりも便利な事が多いオンライン手続きですがドコモで未成年の契約者の申込みはできません。
契約者が未成年の場合は、店舗での契約が必須です。
dアカウントには契約情報も反映されています。そのため、オンラインで申込んでもエラーになってしまい、機種変更できません。
少々不便かもしれませんが、オンラインのサービスだと親権者に電話確認することができないため、当然の対応ではあります。
店舗×本人の場合にドコモ機種変更で必要なもの
まずは、契約者本人が機種変更する場合に必要なものをご紹介します。
- 利用中のドコモのスマホやケータイ
- スマホ等を購入するための代金
たったこれだけです。
利用中のドコモのスマホやケータイがあれば、本人確認書類を掲示する必要はありません。
スマホ等を購入するための代金は、充電器やスマホの端末代金を現金で購入する場合です。
もちろん、分割で組むことも可能です。
また、スマホを購入するために、ある程度の現金を持って行くことをおすすめします。
本人確認する方法
それでは、機種変更の時にどのように本人確認をするのでしょうか。
- ネットワーク暗証番号の入力
- 本人確認書類の掲示
- 利用中のスマホ等の画面で「電話機購入時確認画面」を掲示
ネットワーク暗証番号とは、契約時に決めた4桁の暗証番号のことです。
ネットワーク暗証番号さえ覚えていれば、簡単に本人確認ができます。
また、ドコモのスマホ等の画面で「電話機購入時確認画面」を掲示しても本人確認ができます。
運転免許証や健康保険証を財布に入れている人がほとんどだと思うので、本人確認書類での本人確認ももちろん可能です。
店舗×契約者以外の場合にドコモ機種変更で必要なもの
契約者が店舗で手続き出来ない場合は、代理人を立てて契約を行うことになります。
代理人が機種変更する場合は下記の通りです。
- 契約者本人の本人確認書類
- 委任状
- 代理人の本人確認書類
代理人の契約では、契約者本人の本人確認書類が必要になります。
コピーではなく原本が必要になるので気をつけてください。
また、委任状が必要になるので、ドコモの公式サイトから印刷するか、事前にドコモの店舗でもらうようにしましょう。
代理人の本人確認書類ももちろん必要になります。
運転免許証や健康保険証、マイナンバーカードなどを持参しましょう。
新しい機種を分割で契約する場合は家族以外の代理人NG
機種変更する機種を分割で契約する場合は、家族以外の代理人で申込むことはできません。
家族の代理人が分割で契約する場合は、家族であるという証明も必要になります。
家族の場合に必要な書類は下記の通りです。
- 契約者本人の本人確認書類
- 委任状
- 代理人の本人確認書類
- 家族であることを証明できる書類(戸籍謄本やマイナンバーの印字なしの住民票)
家族であることを証明できる書類は、戸籍謄本やマイナンバーの印字がない住民票になります。
戸籍謄本はもらうのも手間がかかりますし手数料もかかるので、住民票を用意する方が簡単です。
店舗×未成年の場合にドコモ機種変更で必要なもの
画像引用元:オンラインショップのメリット紹介
未成年が機種変更をする場合に必要なものは、下記の通りです。
- 利用中のドコモのスマホやケータイ
- スマホ等を購入するための代金
上記のとおり、成人の契約者が機種変更する場合と同じです。
利用中のドコモのスマホやケータイがあれば問題ありません。
また、スマホの端末代金や充電器などを購入する場合は、必要なだけお金を持っていく必要があります。
本人確認する方法は同じ
本人確認の方法も同じです。
- ネットワーク暗証番号の入力
- 本人確認書類の掲示
- 利用中のスマホ等の画面で「電話機購入時確認画面」を掲示
ネットワーク暗証番号がわかる、またはドコモのスマホ等の画面で「電話機購入時確認画面」を掲示すれば本人確認ができます。
ただし、ここまでは機種変更するスマホの端末代金を一括支払いする場合のみです。
分割で契約する場合は別途親権者の同意書が必要
機種変更するスマホの端末代金を分割で契約する場合は、別途親権者の同意書が必要になります。
親権者の同意書は、ドコモの公式サイトから印刷するか、ドコモの店舗で直接受け取ることで手に入れることができます。
保護者に書いてもらった後、ドコモの店舗で掲示をするとスタッフから保護者へ電話確認があります。
保護者であるという確認と、未成年の契約者が高額なスマホの購入と契約をすることに対する確認と了承を得るためのものとなります。
そのため、もしも代筆で未成年の契約者が親権者の同意書を書いたとしても、保護者に電話確認した時点で確実にバレます。
本人確認書類の補助書類は不要
新規契約では、健康保険証や住民基本台帳カードの場合は、クレジットカードまたは住民票などの住所を証明するための補助書類が必要となります。
しかし、機種変更では本人確認書類の補助書類は不要です。
そのため、わざわざ住民票などを用意する必要はありません。
- ドコモで契約しているスマホやケータイ
- ネットワーク暗証番号や本人確認書類
- 代理人の場合は委任状と契約者本人の本人確認書類も必要
- 家族の代理人が分割契約する場合は家族証明ができるものが必要
- 未成年で分割契約する場合は親権者の同意書が必要
ドコモの店舗で機種変更する場合の注意点
ドコモショップなどの店舗で機種変更する場合に最も注意したいのは、書類の不備です。
基本的にはすべて店員さんが手続きしてくれるので、こちらが注意することは特にありません。しかし、書類の不備だけは例外です。これは店員さんにもどうにもできません。
書類が足りなければ、手続きはそこでストップしてしまいます。上述した内容を参考に、書類の準備は万全にしておきましょう。
また、店舗での手続きには時間がかかります。
スケジュールに余裕をもって、ショップへ出かけてくださいね。
オンラインの場合にドコモ機種変更で必要なもの
次に、ドコモのオンラインショップの機種変更で必要なものについてまとめました。
ドコモには、オンラインで新規契約や機種変更ができるサービスがあります。
オンラインで機種変更する場合は、店舗で機種変更する時と仕様が大きく異なるため、用意するものも異なります。
基本的にオンラインの方が用意するものが少なく、店舗に行く必要もないので楽ですが、原則契約者本人のみが申込みできるサービスだと思ってください。
尚、未成年の契約者は利用することができないので注意が必要です。
- dアカウント
- 毎月の支払いに使うクレジットカードや特定の銀行口座の情報
- 未成年の契約者の利用はNG
- 代理で申込むことは不可能ではないが、代理人が申込んだという履歴が残らないのでリスクは高い
dアカウント
画像引用元:オンラインショップのメリット紹介
オンラインの利用にはdアカウントが必要になります。
ドコモを使って行く上で貯まるdポイントもdアカウントに紐付けされるので、是非dアカウントは作っておきましょう。
毎月の支払いに使うクレジットカードや特定の銀行口座
毎月の支払いに使うクレジットカードや特定の銀行口座の情報も必要になります。
クレジットカードやキャッシュカードを用意しておきましょう。
未成年の契約者の利用はNG
未成年の契約者はオンラインを利用することができません。
親権者の同意書を確認できないという点と、電話確認ができないという点が原因だと思われます。
代理人かどうかはオンラインなので判断がつかない
オンラインなので、誰が実際に申込みをしているかわからないです。
そのため、こっそり代理人に申込んでもらうということは不可能ではありません。
ただし、クレジットカードや銀行口座の情報、dアカウントなどを教える必要があるので、トラブルの原因となりやすいです。
また、契約履歴に代理人による契約という履歴も残らないので、万が一トラブルがあった時にも代理で契約したことを証明することができません。
基本的に契約者本人のみが利用できるサービスだと思ってください。
ドコモオンラインショップで機種変更する場合の注意点
ドコモオンラインショップで機種変更する場合の注意点は下記の3つです。
- 未成年は申し込み不可
- スマホを直接触って確かめることができない
- データ移行は自分で行う必要がある
まず、未成年者はオンラインショップでの申込みはできません。これは上でも解説した通りですね。
次に、店舗では色々な実機を触りながら購入するか検討できますが、オンラインショップでは不可能です。
オンラインショップで機種変更する際は、あらかじめ購入する端末を決めてから手続きを行いましょう。
そして最後に、旧機種から新機種へのデータ移行は自分で行う必要があります。
データ移行の手順は、機種変更の手続きをする前に把握しておきましょう。
家電量販店でのドコモ機種変更で必要なものは?
画像引用元:ヨドバシ.com – 新宿西口本店
ドコモの機種変更は、ドコモのブースが設置されている家電量販店でも行うことができます。
契約者本人だけでなく、代理人や未成年者の手続きも可能です。
家電量販店の手続きで必要なものはドコモショップと同じで、メリットやデメリットも変わりません。
なお、お客さんが多い人気の家電量販店では、待機時間が長くなりがちです。注意してください。
また、書類の不備にも気を付けてくださいね。
未成年の契約者でないのならオンラインショップがする方が便利でお得
最後に、ドコモのオンラインと店舗の違いについてまとめます。
- ドコモのオンラインなら契約事務手数料がかからない
- オンラインは未成年の契約者の申込みができない
- オンラインは24時間いつでも利用できるが店舗は営業時間内のみ
- オンライン限定の割引やキャンペーンも多い
ドコモオンラインショップは、契約事務手数料がかからないので、店舗よりもお得に機種変更することができます。
また、店舗にはないオンライン限定のお得な割引やキャンペーンが開催されていることもあるので、スマホの端末代金もお得になります。
店舗に行く必要もありませんし、空き時間にいつでも申込みできる点もオンラインのメリットです。
手間がかからない・経済的にもお得という点を踏まえると、オンラインで機種変更するのが最善だといえるのではないでしょうか。
しかし一方で、スマホの機種やプラン、オプションなどを1人で決めたり、初期設定やデータ移行も自分でやる必要があります。
初期設定に関してはマニュアルがあるので問題はないかと思いますが、スマホの操作に慣れていない人には少々ハードルが高いかもしれません。
ただ、今後さらにオンラインのサービスが普及されることが予想されます。
そのため、今から少しずつ使い慣れていくことをおすすめします。