本記事では、未経験からWebマーケターになる方法を紹介します。
本記事を読むことでWebマーケターになるためにどんな方法があるのかわかり、Webマーケターとしての第一歩を踏み出せますよ。
おすすめWebマーケティングスクール
スクール | |||||
名前 | WEBMARKS | デジプロ | MERC Education マーケティング戦略講座 | MERC Education 広告運用者育成講座 | マーケプラス |
授業 | オンライン(講義・自習) | オンライン(講義・自習)・通学 | オンライン(講義・自習) | オンライン(講義・自習) | オンライン(講義・自習) |
料金 | 16,042円/月〜 (料金詳細を見る) | 13,750円/月〜 (料金詳細を見る) | 327,700円 (料金詳細を見る) | 547,800円 (料金詳細を見る) | 275,000円 (料金詳細を見る) |
概要 | SEO特化+デジタル広告 転職副業起業あらゆる 目的に対応するスクール | 現役のプロマーケター が直接指導・オンライン も通学もOK | 実践で身につける マーケティング戦略 本気で学びたい方の ためのスクール | 未経験から3カ月で デジタルマーケターを目指す 超実践型スクール | プロマーケティング 思考を動画と課題 フィードバックで学べる |
詳細 | 公式HPを見る | 公式HPを見る | 公式HPを見る | 公式HPを見る | 公式HPを見る |
- Webマーケティングスクールに通って求人を紹介してもらう
- 経験不問の求人に応募する
- 個人で実績を作ってから求人に応募する
(ファイナンシャル・
プランニング技能士)
Webマーケターはどんな仕事?
まず、そもそもWebマーケターはどんな仕事なのかを見ていきましょう。
- Webを使った販促活動
- 主となる業務はSEO対策・アクセス解析・広告出稿
- 求められる業務は企業によって異なる
一つずつ解説します。
Webマーケティングとは
Webマーケティングをかんたんにいうと、WebサイトやWebの技術を使った販促活動です。
従来、自社の商品を売るためには、ダイレクトメールを出したり営業マンを訪問させたりして、顧客の購買行動を促していました。
この購買に至るステップを、Webの技術を使って行う一連の活動がWebマーケティングです。
- 知ってもらう:リスティング広告、SEO対策
- 興味を持ってもらう:コンテンツマーケティング
- 購入したいと思ってもらう:資料ダウンロードへ誘導
- 思い出してもらう:メールマガジン、リターゲティング広告
- 購入のための行動してもらう:購入ページの案内、キャンペーン
主となる業務はSEO対策・アクセス解析・広告出稿
Webマーケターの業務は就職する企業によって差がありますが、中心となる業務は主に次の3つです。
- WebサイトのSEO対策
- Webサイトのアクセス解析
- 広告出稿
SEO対策を施し検索画面の上位に表示させたり、広告を表示させたりすることで、特定のキーワードで検索した人がWebサイトへ流入することを狙います。
よく見られているコンテンツや滞在時間、頻度などから訪問者のニーズを分析し、Webサイトを修正したり、キャンペーンを企画したりなどして購買意欲を高めます。
企業によって求められる業務は異なる
Webマーケターの主となる業務はSEO対策やアクセス解析、広告出稿だと述べましたが、企業によって求められる業務範囲は異なります。
- SNS運用・管理
- YouTube運用・管理
- メルマガの配信
- Webサイトの管理業務
Twitterやインスタグラム、TikTokなどのSNSやYouTubeで公式アカウントをもち、そこから新規顧客を獲得していきたいと考えている企業も少なくありません。
またメールマガジンの配信を任せたい企業や、Webサイトの管理業務そのものをWebマーケターに任せたいという企業も存在します。
求人に応募するときには、自分ができることと企業が求めている能力をすり合わせる必要があるでしょう。
Webマーケターの求人の動向
市場が急拡大しているため、Webマーケター職は人材不足の状態にあります。
jobtagによると、Webマーケティング職の有効求人倍率は0.55倍。
有効求人倍率0.55倍は、100人分の求人があるのに希望する人が55人しかいない状態です。
令和4年度の平均有効求人倍率は1.31倍(※)なので、一般的な職業に比べて需要が高いといえるでしょう。
(※)出典:一般職業紹介状況(令和5年3月分及び令和4年度分)について-厚生労働省
Webマーケターの年収
jobtagによると、Webマーケティング職の平均年収は630.3万円です。
令和4年度の平均賃金は311.8万円となっているため、比較的高い給与水準といえるでしょう。
またWebマーケターのスキルはそのまま副業としても活用でき、フリーランスとして独立することも可能です。
副業としてスキルを活用すれば、さらに収入を上げられますよ。
Webマーケターは未経験でもなれる?
Webマーケターは未経験からでもなれます。
なぜなら実際に、経験を不問とするWebマーケティング職の求人があるからです。
転職サイトdodaにおいて、「Webマーケティング」のキーワードが含まれている求人数は2,497件(2023年7月18日現在)。
ですがそのうち181件は、「職種未経験歓迎」となっています。
上記の企業では、社内研修を通じて、業務に活用するWebマーケティングスキルを養えます。
全体の求人の約7%とわずかではありますが、未経験でもチャレンジすることは可能といえるでしょう。
Webマーケターに未経験からなる方法5つ
未経験からWebマーケターになる方法は、次の5つです。
- 経験不問の求人に応募する
- 現在の会社で部署変更願いを出す
- Webマーケティングスクールに通って求人を紹介してもらう
- 独学で学んで副業案件を獲得する
- ブログやSNSで実績を作って求人に応募する
一つずつ紹介していきます。
経験不問の求人に応募する
1つ目は、転職サイトなどを活用し、経験を不問とする求人を探して応募する方法です。
エクセルやパワーポイントの操作などは最低限のスキルとして求められますが、Webマーケティングのスキルはなしでも応募は可能ですよ。
メリットは、社内研修を通じてWebマーケティングスキルを学習でき、給料をもらいながら学べる点です。
だだし経験不問の求人数はそもそも少なく、経歴でアピールできる点が少ない場合、実際に転職が成功する確率は低いといえるでしょう。
現在の会社で部署変更願いを出す
2つ目の方法は、現在お勤めの企業で、部署変更願いを提出する方法です。
すぐにWebマーケターになれるわけではありませんが、今後の人事で考慮されるかもしれません。
メリットは、転職する必要がなく、転職に関わる煩わしさがない点です。
ただスキルのない人材を部署変更することは一般的に考えにくいため、あらかじめWebマーケティングのスキルを身に着けておく必要があります。
デメリットは、確実性がない点です。
会社の風土や方向性によっては部署変更が難しいので、Webマーケターになれる可能性を慎重に見極める必要があります。
Webマーケティングスクールに通って求人を紹介してもらう
3つ目の方法は、Webマーケティングスクールに通い、Webマーケターの求人を紹介してもらう方法です。
スクールがWebマーケターを求める企業と受講生の橋渡しを行うため、Webマーケターとして転職できる確率は最も高いでしょう。
なかには、転職保証してくれるWebマーケティングスクールもあります。
デメリットは、受講費用がかかる点です。
まとまった金額を捻出できない場合は、ローンを組んで分割で払うこともできるので、スクールへ相談してみることをおすすめします。
独学で学んで副業案件を獲得する
4つ目は、独学で学んで副業案件を獲得する方法です。
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイト等を利用し、案件に応募していきます。
メリットは、費用がほんんどかからない点です。
ただし独学は挫折しやすいですし、実績がない状態で案件を獲得するのは非常に難しいです。
順調に案件を獲得できるまでの実績を積むには、年単位の時間がかかるでしょう。
ブログやSNSで実績を作って求人に応募する
5つ目の方法は、ブログやSNSで実績を作り、求人に応募する方法です。
アクセス数やフォロワー数を、企業へのアピール材料として活用できます。
SEO対策やSNSマーケティングの手法を独学で勉強する必要がありますが、費用をほとんどかけずに運用できます。
デメリットは、難易度が高い点です。
トライ&エラーを繰り返して仮説を検証するため、成果が出るまでにはある程度時間がかかります。
Webマーケターがおすすめな理由3つ
ここでは、Webマーケターへの転職がおすすめな理由を解説します。
- デジタル広告市場が拡大していて将来性がある
- デジタルで顧客との接点を持つ企業が増えている
- SNSの重要性が増している
他の職種と迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
デジタル広告市場が拡大していて将来性がある
Webマーケターがおすすめの理由の一つ目は、デジタル広告の市場規模が拡大している点です。
インターネット広告費は2021年にマスコミ四媒体広告費を初めて上回り、2022年時点でマスコミ四媒体広告に対して約10ポイントの差をつけています。
- インターネット広告費:43.5%
- マスコミ四媒体広告費(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ):33.8%
- プロモーションメディア(屋外・交通・折込・DM等):22.7%
デジタル広告の出稿業務は今後も増え続けることが予想されるため、Webマーケターの需要は高い状態が続くでしょう。
デジタルで顧客との接点を持つ企業が増えている
2つ目の理由は、オンライン上で顧客との接点をもつ企業が増えている点です。
- コンテンツマーケティング(顧客に役立つ情報を提供)
- ウェブサイト(お問合せフォームやチャットでの質問機能)
- メールマガジン
- SNSの活用
これらの施策を効果的に行うには、活動を通して得たデータを分析し、顧客のニーズを類推する必要があります。
データ分析を行うには専門スキルが必要になるため、企業はWebマーケティング部門を設置して新しく人を雇ったり、業者へ外注したりするようになるでしょう。
インターネット上で接点をもつ企業が増えることで、Webマーケターの需要はますます増えるでしょう。
SNSの需要が増している
SNSマーケティングの需要も高まっています。
国内のSNS利用者数は2022年時点で約8,200万人を超えており、今までSNSを活用してこなかった企業も、SNSマーケティングへ参入することが見込まれます。
企業が顧客へ商品を認知させ関係性を構築する上で、SNSの活用は欠かせない状況です。
SNSマーケティングを行えるWebマーケターのニーズは高いといえます。
【まとめ】Webマーケターになるには
Webマーケターになる方法についてまとめると、次のとおりです。
- Webマーケティングスクールに通って求人を紹介してもらう
- 経験不問の求人に応募する
- 個人で実績を作ってから求人に応募する
最も最短でWebマーケターになる方法は、Webマーケティングスクールに通って求人を紹介してもらう方法です。
受講料金がかかるものの、Webマーケターとして転職できる確率は非常に高いといえます。
費用をかけたくない方には、経験不問の求人に応募したり、ブログやSNSで個人で実績を作ってから応募する方法がおすすめです。