フリーランスITエンジニア専門のエージェントHiPro Tech。
人材業界大手のパーソルキャリアが運営するフリーランスITエンジニア専門のエージェントサービスです。
本記事では、HiPro Techの特徴と評判について解説します。
本記事を読むことで、HiPro Techに登録すべきか判断できます。
フリーランスのITエンジニアは高収入で自由な働き方ができることが魅力ですが、一方で継続的に仕事をとれるのか、確定申告や福利厚生はどうなるのか[…]
- パーソルグループだから安心
- 面談が丁寧
- 担当者のスキルが高い
- 週3日稼働の働き方を実現できる
- 案件数は少ない
トップ画像引用元:HiPro Tech|IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービスサイト
HiPro Techの特徴
画像引用元:検討リスト | HiPro Tech
HiPro Techの特徴をさっそくみていきましょう。
特徴は次の3つです。
- フリーランスITエンジニア専門のエージェントサービス
- パーソルグループ運営で安心
- 週3回の案件も多くフリーランスとしてうれしい
フリーランスのエージェントサービス
フリーランスITエンジニアが企業からの仕事を受注する方法は、大きく次の3つの方法があります。
- 企業へ営業をかける
- クラウドソーシングサイトで案件を見つける
- エージェントサービスを使う
直接企業へ営業をかける方法では、そもそもITエンジニアを必要としているかどうかさえ事前に調べることは難しいもの。
営業する労力に対し、受注できる確率は低いといえるでしょう。
2つ目の方法であるクラウドソーシングサイトでは、多数の案件をサイト上で確認できます。
インターネットを介して契約できるため、受注への労力はかかりません。
ただ手数料が差し引かれるうえ報酬が低く、発注者に知識がないことなどからトラブルが起きやすいデメリットがあります。
3つ目のエージェントサービスは、フリーランスITエンジニアと企業を仲介するサービスです。
人が仲介するのでトラブルが起こりにくく、安心して仕事を進めることができるでしょう。
フリーランスITエンジニアと企業は直接契約を結ぶので、報酬は高額です。
HiPro Techでは、このエージェントサービスを提供しています。
パーソルグループ運営で安心
HiPro Techの運営企業は、パーソルグループのパーソルキャリアです。
パーソルキャリアは転職・新卒求職サイトのdoda(デューダ)を運営。
さらに、業界や求職者の職種、求職者の職務レベルに特化した各求職サイトを運営しています。
さまざまな分野の人材紹介サービスを提供している企業なので、人材紹介に関するノウハウは膨大です。
万が一、フリーランスITエンジニアと業務委託契約を結んだ企業間でトラブルがあっても、スムーズに解決されるでしょう。
サイトに掲載されている案件も、企業の身元がしっかりとしたものが多いと予想されます。
トラブルが起こりにくく、安心して仕事を進めることができるでしょう。
週3回の案件が多い
企業の業務委託案件というと、「週5日の稼働が必要」と考える方も多いでしょう。
さまざまな事情で週5日の稼働が難しい場合であっても、HiPro Techなら大丈夫です。
週5日稼働のものに比べると少数ではあるものの、週1日・2日・3日といった稼働日数の少ない案件もHiPro Techに掲載されているからです。
HiPro Techを利用することで,各人のニーズに応じた働き方を選択できます。
HiPro Techのメリット・デメリット
画像引用元:HiPro Tech|IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービスサイト
HiPro Tech のメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット・デメリットをまとめると、次の5つです。
- 人材業界の第一線で活躍する企業だから安心
- 直接企業と契約できるから高報酬
- 週1回~の働き方が可能
- 案件数が少ない
- 知名度が低い
人材業界の第一線で活躍する企業だから安心
HiPro Techの魅力は、人材業界の第一線にいるパーソルキャリアが運営している点にあります。
パーソルキャリアは、業界最大級の転職サイトdoda(デューダ)のほか、さまざまな人材・分野における転職サイトを運営しています。
人材紹介における知見がたくさんあると想定されるため、契約間のトラブルは起きにくいといえるでしょう。
直接企業と契約できるから高報酬
HiPro Techでは、フリーランスITエンジニアと企業が直接業務委託契約を締結します。
報酬はすべてフリーランスITエンジニアのもとへ入り、マージンはとられません。
さらにHiPro Techを利用する上での手数料はかからないので、フリーランスITエンジニア側が出費する機会は、面談のために企業へ訪問するための交通費くらいです。
経済的に損することは全くなく、高い報酬を獲得できます。
週1日~の働き方が可能
週5日稼働の案件よりは数が少ないものの、週1日・2日・3日といった働き方を選択できます。
稼働日数の少ない働き方を選択したい方は、HiPro Techを利用するとよいでしょう。
仕事以外に費やす時間を確保でき、ワーク・ライフ・バランスが取れた生活を送れるようになります。
案件数が少ない
HiPro Techは、他のITフリーランスエージェントと比べると、案件数が非常に少ないです。
2022年4月現在、職種を指定せずエリアを「東京都」で検索したときの案件数は、321件です。
フリーランスエージェント大手のレバレテックフリーランスにおいて同条件で検索してみると、3万件以上がヒットします。
抱えてる案件数に大きな差があることがわかります。
案件数の少なさは、サービスをスタートした時期が大きく影響していると予想されます。
レバレックのサービス開始時期は2005年とかなり歴史がありますが、HiPro Techのサービス開始時期は2020年4月。
サービス提供期間に15年もの差があるので、取引している企業数が大きく違うのです。
ただ取引を行う企業数が今後増えていくにつれ、案件数も増えていくと予想されます。
知名度が低い
HiPro Techは、残念ながら知名度が高いとはいえません。
たとえばHiPro Tech の公式Twitterアカウントのフォロワー数は、399人(2022年4月22日現在)。
フォロワー数は決して多いとはいえないでしょう。
SNSでの口コミもほとんどなく、話題になることも少ないです。
HiPro Techの今後のプロモーションに期待したいところです。
HiPro Techの良い評判・口コミ
ここからはHiPro Techの良い評判を紹介していきます。
ツイートではHiPro Techの良い評判を確認できませんでしたが、ネットを検索すると下記の評判を見つけることができました。
1つ目は、希望に合う案件を紹介してもらえたという口コミです。
フリーランスITエンジニアエージェントでは、担当者に技術的な知識がないなどの理由から、自分のスキルや要望に合わない案件を紹介されることも多いもの。
ミスマッチした案件を紹介される場合、フリーランス側は断る手間だけでなく、再度説明しなければならないなどの手間がかかります。
「HiPro Techで希望にあう案件を紹介してもらえた」という口コミが複数確認できました。
HiPro Techでは、ミスマッチした案件を紹介されることが少ないことがわかります。
2つ目は、電話応対が丁寧というものです。
HiPro Tech ではユーザー登録すると、電話もしくはオンラインで担当者と面談を行い、希望条件を伝えます。
この面談の際、担当者の電話応対が非常に丁寧だったとのこと。
丁寧な応対をされると単純に嬉しいことはもちろん、自分の要望を伝えやすくなります。
「面談前に送付したスキルシート(職務経歴書)を読み込んでくださっている」という口コミもあり、丁寧な面談が行われていることがわかります。
3つ目は、通常では難しそうな要望にもきちんと応じてくれたという口コミです。
エージェントと面談するとき、「こんなことを言ったら迷惑かな」とか「こんな要望出したら案件を紹介してくれないのでは」と、自分のほんとうの要望を伝えることはなかなか難しいもの。
ですがHiPro Techでは、難しそうに思われる要望であっても、その要望にできるだけ当てはまる案件を紹介してくれるとことです。
たとえば「希望する技術はあるが、スキルの経験が浅い」というもの。
クライアントの多くは技術について経験年数が高い人を求めるので、上記の要望はマッチしづらいはずです。
ですが「クライアントの要望」と「フリーランスの要望」のバランスがとれた案件を、いくつか紹介してくれたといいます。
クライアントの要望だけでなく、フリーランスの要望もきちんと汲んでくれる点は、非常にうれしいですね。
HiPro Techの悪い評判・口コミ
HiPro Techの悪い評判を見ていきましょう。Twitterで検索すると、次のような口コミが見られました。
1つ目は、「1度も案件を紹介してくれない」というもの。
案件が紹介されないのは、フリーランスにとって非常に悲しい出来事といえるでしょう。
ただエージェントはあくまで案件とフリーランスのマッチングを行うだけなので、フリーランスのスキルにマッチする案件がない場合は紹介されないこともあります。
そもそもHiPro Techは、クライアント企業とフリーランスの契約が成立すれば仲介手数料が入るのですから、故意に紹介しないというのは考えにくいです。
案件が紹介されないという問題は、フリーランスのスキルセットにある可能性も考えられるでしょう。
2つ目は、「担当者に技術的な知識がない」というものです。
面談で職務経歴書の事務的なチェックのみが行われたようで、「技術的な知識がないことがわかった」としています。
技術的な知識がない担当者にあたってしまった場合は、「適した案件が紹介されないのでは」と不安になりますね。
ただ、担当者だけが案件を紹介するわけではありませんし、企業とのパイプ役として機能してくれれば問題はありません。
良い口コミやHiPro Techの特徴などを吟味して、利用するかどうか検討してください。
HiPro Techに向いているのはどんな人?
画像引用元:サービスについて | HiPro Tech
これまでの内容を踏まえて、HiPro Techに向いている人の特徴を解説します。
結論から申し上げると、HiPro Techに向いているのは、次のいずれかの特徴をもつ人です。
- 万全のサポートを受けたい人
- 高度なスキルをもつ人
- 週3日など稼働日数を抑えたい人
万全のサポートを受けたい人
HiPro Techは担当者のレベルが高いため、万全のサポートを受けたい人に向いています。
フリーランスITエンジニアとHiPro Techとの面談では、事前に送付したスキルシートをもとに、念入りにヒアリングが行われます。
無理めな要望を伝えたとしても、担当者が丁寧にその要望を汲んでくれるでしょう。
契約や手続きの際も担当者が丁寧に説明、フォローしてくれるので安心です。
高度なスキルをもつ人
高度なスキルをもつ人材はHiPro Techに向いているといえるでしょう。
これはHiPro Techに限った話ではありません。
フリーランスエージェントを利用するクライアント企業は基本的に、経験年数が多く即戦力となる人材を求めています。
高度なスキルをもつ人には案件が紹介されやすい一方、経験年数が浅い方は紹介件数が少なく、全く紹介されないケースさえあります。
経験年数が浅い方は、要望にマッチした案件が紹介されることは少ないと考えておくほうが無難です。
週3日など稼働日数を抑えたい人
週1~3日稼働の案件があるため、稼働日数を抑えて働きたい人に向いています。
面談時に、稼働日数の要望を伝えるとよいでしょう。
もちろん週4~5日の案件も多数あるため、フルコミットしたい人にも向いています。
HiPro Techの申し込み手順
それでは最後に、具体的にどのようにしてHiPro Techに申し込のか詳しく説明をしていきます。
HiPro Techのサービスご利用の流れは、次の6ステップです。
- 登録
- 事前面談(電話またはオンライン)
- 案件の紹介
- クライアント面談
- 合意・契約締結
- 業務開始
フリーランスの方は、最初に登録作業を行いましょう。
手順1:公式サイトの会員登録(無料)のボタンをタップする
手順2:姓名を入力して「次へ」をタップする
手順3:連絡先を入力して「次へ」をタップする
手順4:最後まで入力を終えたら「同意して登録する」をタップする
HiPro Techのまとめ
HiPro Techについて特徴と評判を解説しましたが、ご自身に向いているかどうか判断できましたでしょうか?
HiPro Techの特徴をおさらいしておきましょう。
- パーソルグループだから安心
- 面談が丁寧
- 担当者のスキルが高い
- 週3日稼働の働き方を実現できる
- 案件数は少ない
HiPro Techは、人材業界大手のパーソルグループの企業が運営しているので、信頼性は非常に高いといえます。
担当者は技術的な知識があり、ヒアリングスキルも高いので、万全のサポートを受けることができます。
週3日という少ない稼働日数の案件も掲載されているため、自由な働き方を実現できるでしょう。
ただ一方、2020年4月にサービスを開始した後発のエージェントのため、掲載されている案件はまだ多くありません。
ご自身に適したフリーランスエージェントを探している方は、まず無料登録してみることをおすすめします。