動画編集者の平均年収の相場は高い低い?1000~2000万は目指せる?

動画編集者の平均年収を知っておくと、就職した後の生活をイメージしやすくなります。年収1,000万円以上を稼げるのか、キャリアアップする方法はあるかなど、事前にチェックしておきましょう。本記事では、動画編集者の平均年収・平均時給を解説しています。今後動画編集者を目指す方はお役立てください。

  • 2023年8月18日
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動画編集者の平均年収の相場は高い低い?1000~2000万は目指せる?

YouTubeやTik Tokなど動画投稿サイトが流行している昨今、動画編集者のニーズは徐々に高くなっています。

動画投稿サイト用の編集だけでなく、動画広告やデジタルサイネージ広告の編集に携わることも多く、活躍できる場所が増えました。

これから動画編集者を目指そうとしている多くの方は、「動画編集者が稼げる年収」を調べているのも事実です。

今回は、動画編集者の平均年収について解説します。

将来的に高い年収が期待できるのか、リアルな声も拾っていくのでチェックしてみましょう。

動画編集者とは?

動画編集者

動画編集者とは、撮影された映像素材の組み合わせ、テロップやイラストの追加、BGMや効果音の追加、不要部分のカットなどをする職種のことです。

全ての編集をひとりで担当することもあれば、下記のように業務を細分化して分担することもあります。

動画編集者の仕事内容仕事の具体例
ワークテープ起こし編集作業用のワークテープ作成。マスターテープを切り貼りしてワークテープを作成する仕事
オフライン編集ワークテープを使って素材選びをおこない、映像のカットやつなぎ合わせをする仕事。
オンライン編集テロップ・BGM・イラストなどを追加し装飾する仕事。
カラーグレーディング映像素材の色調を統一・補正して見やすさを向上させる仕事。

映像を加工・編集して作品として仕上げる最終段階を担当するのが特徴で、動画投稿サイトへの注目度が上がるにつれ、動画編集者への注目度も上がっています。

動画編集者の平均年収

動画編集者の年収

画像引用元:動画編集の仕事の平均年収は400万円/平均時給は1,076円!給料ナビで詳しく紹介|求人ボックス

ここからは、動画編集者の平均年収を解説します。

正社員の場合

求人ボックスによると、動画編集者として正社員で働く場合の平均年収は400万円であるという調査結果が出ています。

全職種・全年代の平均年収は403万円なので、平均と同じ程度をイメージしておきましょう。

初任給は月額20万円程度(手取り15万円強・年収240~300万円程度)であることが多いですが、キャリアや経験年数に応じて加算されます。

しかし年収850万円以上を稼ぐ動画編集者の割合は非常に少ないため、年齢とともにキャリアアップできるかがカギとなります。

派遣社員の場合

派遣社員の場合、平均時給が1,649円となっています。

フルタイムで月180時間就労した場合、月収30万円程度・年収360~400万円程度だとわかります。

派遣社員はボーナスの有無や福利厚生の充実度合いが会社ごとに大きく異なるので、入社前に確認しておきましょう。

アルバイト・パートの場合

パート・アルバイトの場合、平均時給が1,076円となっています。

フルタイムで月180時間就労した場合、月収19万3,000円程度・年収232万円程度だとわかります。

都心などアルバイトに対する時給相場が高いエリアで働いている場合は、収入面でのメリットはそう大きくありまsねん。

ただし、駆け出しの動画編集者としてアルバイトしながら編集技術を習得し、プロを目指す方も一定数います。

会社によっては扶養の範囲内で働くこともできるので、家庭と両立させたい主婦が動画編集者を目指す機会も増えました。

動画編集者だけで年収1,000万円以上を稼ぐのは厳しい

残念ながら、動画編集者のスキルだけで年収1,000万円以上を稼ぐのは至難の業です。

よほど大量の編集を短期間でこなすか、動画編集者の枠組みにとらわれない複合的なスキルを身につけるかしない限り、難しいと考えましょう。

動画編集者だけで年収1,000万円以上を稼ぎにくい理由
  • 動画編集のスキルは比較的誰でも習得しやすいから
  • 1編集あたりの単価が安く、量をこなすのに限界があるから
  • ニーズの増加とともに動画編集者の数が増え、価格競争が厳しくなっているから

動画編集はニーズが高い職種だからこそ、競合が多いのも特徴です。

コツコツ作業するシーンが多く、独創的なアイディアや企画力を求められない仕事である点も、高年収を叶えにくい要因となりました。

動画編集者から年収1,000万円以上を叶える方法

動画編集者

動画編集者の仕事だけで年収1,000万円以上を叶えるのは難しいものの、下記のようなキャリアステップを踏むことで年収が上がる可能性があります。

動画編集者から年収1,000万円以上を叶える方法
  • アニメーション制作スキルを習得する
  • 撮影スキルを習得する
  • ディレクションやマーケティングのスキルを習得する
  • 専門分野を作る

年齢とともにキャリアアップしたい方や、ハイキャリア向けの昇進イメージを固めておきたい方はご活用ください。

3DアニメーションやCGの制作スキルを習得する

既に撮影された後の動画素材を編集するだけでなく、何もないところから動画素材を生み出せる動画編集者になれば、市場価値が高くなります。

特に動画広告づくりの現場ではアニメやCGを活用することが増えているので、注目しておきましょう。

Adobe社から提供されている「AfterEffects」など、動画編集だけでなくアニメーション・CG・モーショングラフィックスまで幅広く制作できるツールを扱うことができれば、できる業務の幅も広がります。

撮影スキルを習得する

動画素材を生み出せる編集者になるもうひとつの方法として、撮影スキルを習得する道も挙げられます。

カメラや音響に詳しくなり、自分がリーダーとなって撮影班を組むことができれば、編集までの工程もスムーズ。

編集も視野に入れた撮影ができるので無駄がなく、少ないコストで高い効果を発揮できます。

現場で評価してもらうことができれば登用される数も増えるので、どんどん活躍の場が増えていくのもメリットです。

ディレクションやマーケティングのスキルを習得する

ディレクションやマーケティングを学び、「どんな動画が売れるか」「ブランディングに適した動画コンセプトは何か」を提案できるようになれば、キャリアアップの近道です。

動画コンサルタントとしても活躍しやすく、プロモーションなど成果を求める動画制作の現場で重宝されます。

場合によっては複数の動画編集者を束ねるリーダー的存在になることもあり、マネジメントスキルも身につきます。

自分が全ての工程を担当しないため受注できる数も増え、効率よく稼げるようになるのもポイントです。

専門分野を作る

「インタビュー動画専門」「求人動画専門」のように、自分の経歴・興味に合わせて専門分野を作るのも効果的。

動画市場に参画していない業界に特化すれば自分が第一人者として活躍しやすく、比較的単価交渉しやすくなるというメリットもあります。

特にビジネス・医療・教育などの専門知識がある動画編集者になれれば、プロとして発注してもらえるので単価も高くなります。

動画編集以外で培った知識が役立つ可能性もあるので、自分の得意分野を探してみましょう。

【良い口コミ】動画編集者になって稼げている人の声

良い口コミ・評判

ここからは、実際に動画編集者として働いている人の声を紹介します。

まずはしっかり稼げて満足している人の口コミからチェックしてみましょう。

動画編集の仕事を楽しんでいる人や、少しずつ収入を上げて満足している人がいるとわかります。

なかには別職種の会社員をしながら副業で動画編集をしている人もおり、副収入の確保に貢献しています。

【悪い口コミ】動画編集者になっても稼げていない人の声

悪い口コミ・評判

平均年収が低くて生活が苦しいと感じる口コミが多く投稿されており、未経験で動画編集を始めるハードルになっていることがわかります。

また、数分間の動画編集をするだけでも何時間とかかるため、「相当コツコツとした作業が好きな人でないと向かない」という投稿もありました。

完全未経験から動画編集者になる方法

動画編集者

動画編集者は完全未経験から目指せる職種であり、始めるのが早ければ早いほど経験を積みやすくなります。

これから動画編集者を目指す方は、下記の方法で学んでみましょう。

動画編集の養成所もしくはスクールに通う

ITスクールのなかには、プログラミングやWebデザインだけでなく動画編集者向けのカリキュラムを充実させているスクールがあるので、チェックしてみましょう。

未経験でも学びやすいよう体系立てられたカリキュラムがあり、最短距離でスキルアップできるのがメリットです。

フリーランス向けの案件獲得法や副業を始めるときの注意点も解説してくれるので、学んだことをそのまま稼ぎに直結させやすいのもポイント。

プロの動画編集者とのつながりもでき、質問しながら勉強できることも特徴です。

独学で学ぶ

YouTubeやUdemyなど安価もしくは無料で使える動画サイトを活用し、独学で学ぶのもひとつの手法です。

挫折せず積極的に学ぶ固い意思が必要ですが、最もコストを抑えやすい方法として広がりました。

趣味の範囲で動画編集したい方や、まずは動画編集がどんな仕事か知りたい方におすすめです。

制作会社に就職する

制作会社が出している未経験歓迎の求人に応募し、仕事をしながら学ぶ方法もあります。

実務の現場でOJTしながら学ぶことになるためハードになりやすく、理想と現実のギャップに悩まされるかもしれません。

しかし、その分スキルの習得が早くなり、否が応でも動画編集できるようになるのがメリットです。

完全未経験からの就職は給料が安くなりがちなので、求める生活レベルに達しているかは事前に必ずチェックしておきましょう。

【まとめ】動画編集者の平均年収

まとめ

動画編集者の平均年収は400万円程度であり、全職種・全年代の平均とほぼ同じことがわかりました。

しかし動画編集者のスキルだけで年収1,000万円以上を稼ぐのは難しく、アニメーション・CG・モーショングラフィックス・撮影・マーケティングなど、プラスできるスキルが求められます。

完全初心者から始める場合はスクールの利用なども検討しながら、自分に合った学習法を見つけていきましょう。

この記事を書いた人
codyのライター。大手転職エージェントのキャリアコンサルタント兼フリーライター。 主にIT・Web業界を担当し、多くのエンジニア転職をサポートしてきた。 その後、ビジネスマンのスキルアップに特化したフリーライターとしての活動を開始。 一方、趣味が高じて恋愛系コンテンツを黙々と執筆することもある。

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