iOSエンジニアとは、iPhone・iPadなどApple社製品のOS「iOS」環境で動くアプリケーションをつくるエンジニアのことです。
同様にandroidエンジニアも存在しますが、日本におけるOSシェアはiOSが66%近くを占めているため、iOSエンジニアのニーズは今後も高いでしょう。
今回は、iOSエンジニアになりたい人におすすめのプログラミングスクールを紹介します。
iOSエンジニアになれれば、モバイルデバイスを活用したより快適な生活作りのお手伝いもできます。
- CodeCamp(コードキャンプ)
- TECH ACADEMY(テックアカデミー)
- iOSアカデミア
iOSエンジニアになりたい方が勉強すべきこと
一口にプログラミングと表現しても、学べることは多岐に渡ります。
iOSエンジニアになるという目標がある場合は、iOSエンジニア向きの学習をするのが効率的でしょう。
代表的な学習項目として、下記3点が挙げられます。
- Swiftのプログラミング
- iOSアプリデザイン
- iOSアプリリリース
下記で、ひとつずつ概要をチェックしていきましょう。
Swiftのプログラミング
Swiftは、Apple社が2014年に作った新しいプログラミング言語です。
それまで使用していたプログラミング言語「Objective-C」よりも習得しやすく、かつObjective-Cも簡単に組み込めるとして爆発的な広がりを見せました。
SwiftだけでもiOSやMacのアプリケーションはすべて開発できるため、iOSエンジニアになりたいのであれば必須のスキルだと言えるでしょう。
Swiftが無料のオープンソースプログラムであり、Swiftで開発されたアプリケーションはすべてソースコードが公開されていることも特徴です。
エンジニアはもちろん、これからエンジニアを目指す人でも気軽に閲覧できるため、プログラミングスクールに通いながらチェックすればより学習効率を上げられるでしょう。
iOSアプリデザイン
iOSアプリデザインとは、iOSアプリ上で見やすいデザインかつ分かりやすいインターフェースを叶えるスキルです。
直観的な操作ができるアプリケーションを開発できれば、多くのユーザーから高い評価を得られるでしょう。
搭載されている機能は同じでもデザインがよくなければユーザーの離脱が起きやすく、成果につながりません。
そのため、理想通りのデザインをプログラム上で稼働させるスキルを習得すべきだとわかります。
iOSアプリデザインを学んでおけば、現場に配属されてからも戦力として活躍できそうですね。
iOSアプリリリース
iOSアプリをリリースできるスキルがあれば、企画からリリースまで一気通貫型の仕事ができるようになります。
アプリ審査の基準なども学ぶことで、よりスピーディーなリリースができるようになるでしょう。
また、リリース日から逆算して開発・テストのスケジュールを組み立てるなど、プロジェクトリーダーとして機能できるようになる点も魅力です。
「開発しっ放し」にならず最後まで完遂するエンジニアとして成長するためにも、ぜひ学習内容に組み込んでおきましょう。
iOSエンジニアになりたい方向けのプログラミングスクールとは
iOSエンジニアになりたい方向けのプログラミングスクールには、下記の要素が共通しています。
- Swiftのプログラミングが学べる
- iOSアプリのデザインを学べる
- iOSアプリのリリース方法を学べる
前項で紹介した「iOSエンジニアになりたい方が勉強すべきこと」を全て網羅しているプログラミングスクールであれば、安心して入会できるでしょう。
反対に、上記を満たしていないプログラミングスクールではミスマッチになる可能性が高いです。
入会後に後悔しないためにも、下記ポイントのチェックをおすすめします。
Swiftのプログラミングが学べる
iOSエンジニアなりたいのであれば、Swiftの習得は必須です。
しかしSwiftに対応していないプログラミングスクールもあり、特にWebアプリケーション開発をメインとするスクールではカリキュラムに含まれていないことも多いのです。
そのため、プログラミングスクールのHPや無料カウンセリングにてSwiftの有無をチェックしておきましょう。
Swiftを使ったポートフォリオ作成もサポートしてもらえるスクールであれば、就職・転職時にも有利に働くことが多いです。
iOSアプリのデザインを学べる
iOSアプリデザインを学べるプログラミングスクールであれば、操作性のよさ・デザイン性の高さを追求することが可能です。
ただプログラムコードを書いてアプリケーションを動かすだけでなく、ユーザーファーストな開発ができるようになるでしょう。
iOSエンジニアを雇いたい多くの企業が求めるスキルであり、ニーズが高いことでも有名です。
そのため、カリキュラムの内容にiOSアプリデザインが含まれているか、チェックしておくことをおすすめします。
iOSアプリのリリース方法を学べる
iOSアプリのリリースは、カリキュラム後半で学ぶことが多いです。
そのため「どこまで指導してもらえるか」「どのレベルをゴールとしているのか」聞いておくとよいでしょう。
リリースまで指導してくれるプログラミングスクールであれば、現場に出てからも安心です。
またリリース時に引っ掛かりやすいポイントや審査の基準も教えてもらえれる可能性が高く、iOSエンジニアになってから役立つ内容も学べます。
iOSエンジニアになりたい方におすすめのプログラミングスクール
ここからは、iOSエンジニアになりたい方におすすめのプログラミングスクールを紹介します。
スクールごとの特徴もピックアップするため、ぜひ参考にしてみましょう!
CodeCamp(コードキャンプ)
画像引用元:プログラミング学ぶなら、オンラインレッスンNo.1 | オンラインプログラミングスクールCodeCamp
CodeCamp(コードキャンプ)は、オンラインに特化したプログラミングスクールです。
現役エンジニアによる個別指導が特徴であり、未経験者・初心者でも無理なくiOSエンジニアになるサポート体制を整えています。
スマートフォンアプリの開発に挑戦できる「アプリマスターコース」が開講しており、iOSだけでなくAndroidの開発も学べます。
- Apple社が開発・リリースしているソフトウェア「Xcode」を使える
- 自社のサイトのアプリ展開手法を1から学べる
- アプリ開発に必要な環境構築からリリースまで習得できる
CodeCampの「アプリマスターコース」では、Swiftが学習カリキュラムに含まれています。
参考書籍として『絶対に挫折しないiPhoneアプリ開発「超」入門』を使用しているため、内容を見てから入会を検討したい方は参考にしてみるとよいでしょう。
現役エンジニア・現役デザイナーに気軽に相談できるトークツール「キャリア Talk」やキャリア相談もついており、学習後の就職・転職を視野に入れられることもメリットです。
学習はひとりひとりのペースに合わせてオンライン上で完結するため、時間・場所を選ばず学びたい方にもおすすめです。
TECH ACADEMY(テックアカデミー)
画像引用元:テックアカデミーとは |テックアカデミー
TECH ACADEMY(テックアカデミー)は、受講者数No.1を誇るプログラミングスクールです。
在籍している講師は全員通過率10%の試験を突破した現役エンジニアであり、最先端かつ時代に合った学びを提供してくれます。
TECH ACADEMYには「iPhoneアプリコース」があります。特徴は、下記の通りです。
- オリジナルアプリをAppStoreで公開できる
- Swift・Xcode・Git/GitHub・Firebaseなど学べることが多い
- 課題・ポートフォリオのレビュー回数は無制限
TECH ACADEMYの「iPhoneアプリコース」は、オリジナルアプリをAppStore上で公開することをゴールとしています。
そのため自身の努力を外から見える形で公開でき、就職・転職時のポートフォリオとして活動したり活動実績としてアピールしたりできるでしょう。
学ぶ内容も多岐に渡り、iOSエンジニアとして必須のSwiftはもちろん、バージョン管理システムである「Git」やMac・iPhone・iPad向けアプリケーション開発用のデベロッパツールセット「Xcode」などもカリキュラムに含まれています。
実際に卒業生が作成したアプリも公開されており、タスク管理アプリ・Instagramクローンアプリ・アクションゲームアプリなど多数あるためチェックをおすすめします。
iOSアカデミア
画像引用元:Home – iOSアカデミア
iOSアカデミアは、iOSエンジニアに特化したプログラミングスクールです。
目標に応じたコースを選べるため、余分な料金や学習期間をかけることなく、最短で効率よく目標を達成できるでしょう。
- 目標別のコース設定
- 講座終了後もフォローあり
- iOSに特化しているため効率的
多くのプログラミングスクールは、いわば「色々な分野に対応できるエンジニア」になるためのカリキュラムを組んでいます。
よってWebシステムやデータベースなどがカリキュラムのメインとなる傾向にあり、スマホアプリ開発やiOSのスキルを学ぶ機会は多くありません。
そのためスマホアプリ開発を学びたい方には、iOSアカデミアのようなiOS特化型のスクールはピッタリだと言えます。
すでにエンジニアやプログラミングのスキルを身につけている方は、教材学習プランで自習してスキルアップを図れます。
これから学びたいという方は、個人アプリ開発プランやiOSエンジニア転職プランなど、チャットサポートやメンタリングサービスの利用がおすすめです。
侍エンジニア
画像引用元:SAMURAI ENGINEER – 人生を変える超実践型プログラミングスクール
侍エンジニアは、完全オーダーメイドカリキュラムが特徴のプログラミングスクールです。
プログラミングを学ぶ目的・目標に合わせてカリキュラムをアレンジしてもらえるため、「iOSエンジニアになりたい」という具体的な目標を持っている方にとってはとても良いスクールでしょう。
講師は専属であり毎回変わらないこと、完全マンツーマンレッスンであり聞きたいことを漏らさず聞けることも、人気の秘訣となっています。
教養コース・AIコース・フリーランスコース・転職保証コースなど多数ありますが、iOSエンジニアを目指す場合は「エキスパートコース」を選択するとよいでしょう。
- 自分オリジナルのiOSアプリ開発ができる
- ポートフォリオアプリを一緒に作ってくれる
- アプリ開発以外にもツール使用も学べる
侍エンジニアはオリジナルカリキュラムを組み立てるプログラミングスクールであり、学べる内容は無限大です。
そのため、「基礎から徹底的にやりたい」「実装やリリースなどを中心に学びたい」など、同じiOSエンジニアを目指す人同士でニーズが違っても対応できるのです。
iOSアプリ開発だけに終始してもよいですし、ツールの使用方法やインフラ開発も同時に学んでもよいでしょう。
もちろんSwiftにも対応しているため、安心して入会できます。
平均回答スピード30分という驚異的なチャットサポートもあるため、誰にとっても使いやすいスクールです。
KENスクール
画像引用元:パソコンスクール・ITスクールなら、資格・就職・転職に強いKENスクール
KENスクールは、資格・就職・転職に強いITスクールです。
プログラミングだけでなくITスキルの習得につながるさまざまな講座があることで有名で、DTP・ネットワーク・CAD・officeソフトなど内容は多彩です。
「プログラミングコース」にはスマートフォンアプリ開発を主とするカリキュラムがあります。
- レイアウトの作成やベータベスの参照法まで広く学べる
- トライ&エラーで自分のアプリを試しながら学習を進めていく
- 就職・転職を視野に入れた総合コースもある
KENスクールでは、アプリケーション開発に着手したい方向けのパッケージコースを用意しています。
プログラミング言語を学ぶベーシック講座から始まり、アプリの基礎・レイアウトの調整方法・ベータベースの利用方法・リリース方法・バージョン管理方法に至るまで一気に学べます。
オリジナルアプリはApp Store上で公開し、自分のデバイスにインストールしながら学習を進めるためユーザー目線の開発ができるでしょう。
就職・転職を視野に入れた総合コースもあり、iOSエンジニアとしてキャリアチェンジしたい方でも安心です。
iOSエンジニアになるためのプログラミングスクールの注意点
iOSエンジニアになるためには、iOSエンジニア特化型のカリキュラムがあるプログラミングスクールを選定することが重要です。
また、それ以外にも注意点がいくつかあるため、下記で解説します。
後々生じるミスマッチを最小限に抑え、最短距離でiOSエンジニアを目指すためにお役立てください。
iOSアプリ開発にはMacOSのパソコン(Macbookなど)が必要
iOSアプリを開発するには、MacOSのパソコンが不可欠です。
WindowsOSのパソコンでは対応しきれないことも多いため、保有していなければパソコンを購入する必要があるでしょう。
また、MacOSの使用感は独特であり、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。
学びながら慣れていく方法もありますが、余裕があれば早めに購入してネットサーフィンやドキュメント作成を通して感覚を掴んでいくことをおすすめします。
SwiftとJavaならどっち?他の言語を学ぶ必要性を考える
iOSエンジニアになるためにSwiftの習得は必須ですが、iOSアプリ以外ではあまり使わないプログラミング言語であることを知っておきましょう。
今後もしiOSエンジニア以外に転職したいとなったとき、スキル不足で他の職種に就けなくなる可能性があります。
また、android開発によく使われるJavaであればできることが多く、汎用性が高いため人気があることも事実です。
本当にSwiftだけの習得でよいか、もしくは他のプログラミング言語も同時進行で習得するか、無料カウンセリングの場を活用して相談していくとよいでしょう。
もちろん、iOSは今後も廃れないと予想されているOSであるためiOSエンジニアだけを視野に入れている人も多いです。
自分が希望するキャリアプランと照らし合わせながら、学習内容を検討していくことが大切です。
CodeCamp(コードキャンプ)の無料カウンセリング申込み手順
最後に、CodeCampのカウンセリングに申し込むための手順を紹介します。
iOSエンジニアになるためのカリキュラムを詳しく聞けることはもちろん、サポート体制・就職転職支援・料金・万が一の解約手法など事前に詳しく聞けるため、利用しない手はありません。
完全無料かつこちらのスケジュールに合わせて日程を組んでくれることも魅力です。
下記を参考に、スキマ時間を有効活用して申し込みを済ませましょう!
手順1:公式サイトの「無料カウンセリングを試す」をタップする
手順2:無料カウンセリングの流れを確認する
手順3:希望日時をタップする
手順4:SNSやメールアドレスで会員登録をして予約を完了させる
iOSエンジニアになりたい方におすすめのプログラミングスクールまとめ
iOSエンジニアになりたい方は、iOSエンジニア向けカリキュラムを整えているプログラミングスクールの活用が近道です。
ただし、なかにはWeb開発だけに特化したプログラミングスクールなどもあり、よく調べてから入会しないとミスマッチになることもあるでしょう。
今回紹介した内容を参考に、無料カウンセリングも活用しながら自分に合ったプログラミングスクールを探してみましょう!
- CodeCamp(コードキャンプ)
- TECH ACADEMY(テックアカデミー)
- iOSアカデミア