「格安SIMは料金が安いらしいけど、実際のところ何かデメリットがあるんじゃないか」と不安に思っていませんか。
結論から言うと、格安SIMには通信速度やキャリアメールまわりを中心に、確かに注意しておきたい点があります。ただしその多くは、契約前に知っておくだけで十分に回避できるものです。
6年以上格安SIMを比較してきた経験から言うと、後悔している人の大半は「デメリットを知らずに、料金の安さだけで選んでしまった人」です。
この記事では、格安SIMの代表的なデメリット9つと、それぞれの具体的な対策・後悔しない選び方まで正直にまとめました。
- 格安SIMのデメリットは「通信速度」「キャリアメール」「サポート体制」の3つに集約される
- 昼休みなど混雑する時間帯の速度低下は、回線選びとプラン選びである程度回避できる
- キャリアメールやLINEの年齢確認など、大手キャリアの独自機能に依存している人は契約前の確認が必須
- デメリットを理解したうえで選べば、毎月の通信費は大幅に削減できる
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※格安SIMの評価基準・ランキングの選定方法・景品表示法の厳守についてはこちらをご確認ください。
※本記事内の金額は全て税込みです。
※実際の速度についてはご利用の環境によって変動します。
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格安SIMのメリットも公平におさらい

デメリットを正直に伝える前に、格安SIMを選ぶメリットもあわせて確認しておきましょう。
月額料金が大手キャリアの半額以下になることも珍しくない
大手キャリアのメインプランが月額7,000円前後であるのに対し、格安SIMは同程度のデータ容量でも月額2,000〜3,000円台に収まることが珍しくありません。
年間で数万円単位の差になることも多く、これが格安SIMを選ぶ最大の理由になっています。
契約期間の縛り・解約金がないプランが増えている
以前は2年契約・解約金というイメージが強かった格安SIMですが、現在は契約期間の縛りや解約金が無いプランが主流になっています。
ライフスタイルの変化に合わせて、気軽に乗り換えを検討しやすくなった点も見逃せません。
データ容量や通話オプションを自分の使い方に合わせて選べる
大容量プランから3GB以下の小容量プランまで幅広く用意されており、通話オプションも必要な人だけ追加する形が一般的です。
使わない機能にお金を払わずに済む点も、格安SIMならではの魅力です。
格安SIMのデメリットとは?後悔する人に共通する理由

格安SIMとは、docomo・au・ソフトバンクなどの回線設備を借りて通信サービスを提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)が展開する格安の通信プランのことです。
料金の安さばかりが注目されがちですが、大手キャリアと同じ土俵で比較すると、どうしても見劣りする部分があります。ここを理解せずに乗り換えると「思っていたのと違う」という後悔につながります。
「安さ」だけで選ぶと後悔しやすい
月額料金の比較表だけを見て契約先を決めると、通信速度やサポート体制など、料金には表れない部分で不満を感じやすくなります。
安さの裏側にある仕組みを理解したうえで選ぶことが、格安SIM選びで後悔しないための第一歩です。
サポートを自分で解決する前提のサービスであること
格安SIMの多くは実店舗を持たず、サポート窓口もチャットやメールが中心です。大手キャリアのように店頭で何でも相談できる体制とは前提が異なります。
トラブルが起きたときにある程度自分で調べて解決する姿勢が求められる点は、契約前に知っておくべきポイントです。

格安SIMのデメリット9選|後悔しやすいポイントを正直に解説

ここからは、格安SIMを検討するうえで知っておきたい代表的なデメリットを9つ、具体的に解説していきます。
通信速度が不安定になりやすい(昼休み・夕方の混雑時間帯)
格安SIMは大手キャリアから回線の一部を借りて運用しているため、平日12時台のお昼休みや夕方の帰宅ラッシュなど、利用者が集中する時間帯に速度が低下しやすい傾向があります。
特に格安SIMの中でもMVNO系(回線を借りている事業者)は影響を受けやすく、動画視聴やビデオ通話が一時的にカクつくケースも珍しくありません。実際の速度データは格安SIM速度比較21社ランキングで時間帯別に確認できます。
キャリアメール(docomo.ne.jp等)が使えない
多くの格安SIMでは、docomo.ne.jpやau.comのようなキャリアメールアドレスが発行されません。会員登録などで長年キャリアメールを使ってきた人は、乗り換え後にアドレス変更の連絡が必要になります。
Gmailなどのフリーメールへの移行、もしくはキャリアメール持ち運びサービスに対応した格安SIMを選ぶことで解決できます。
初期設定・SIMの入れ替えを自分で行う必要がある
SIMカードの差し替えやAPN設定、乗り換え時のMNP(携帯電話番号ポータビリティ)手続きは、基本的に自分で行います。店頭で担当者が設定してくれる大手キャリアとは異なり、多少の手間がかかります。
とはいえ、多くの格安SIMは設定手順を画像付きで案内しており、スマホの操作に慣れている人であれば10〜15分程度で完了する作業です。
LINEの年齢確認・ID検索ができない
LINEのID検索機能は、青少年保護の観点から年齢確認が完了したユーザーのみ利用できます。格安SIMの多くはこの年齢確認に対応していないため、ID検索で友だち追加ができません。
QRコードや電話番号での友だち追加であれば格安SIMでも問題なく利用できるため、ID検索を使う機会が少ない人にとっては大きな障害にはなりません。
実店舗が少なく対面サポートを受けにくい
格安SIMはオンライン契約を前提としたサービスが多く、大手キャリアのように駅前に店舗を構えているケースは限られます。対面での相談や即日でのトラブル対応を重視する人には不便に感じられる点です。
一方で、ワイモバイルやUQモバイルのように大手キャリア系のサブブランドは実店舗網が比較的充実しているため、対面サポートを重視するならこうした選択肢も検討する価値があります。
通話料が高くなりやすい(かけ放題は別オプション)
格安SIMの基本プランには通話料が含まれていないケースが多く、22円/30秒程度の従量課金が標準です。電話をよく使う人が何も対策せずに契約すると、想定より通話料がかさむことがあります。
5分かけ放題や完全かけ放題のオプションを事前に追加しておくことで、この問題は解消できます。
大容量プラン・最新端末とのセット販売が少ない
格安SIMの中には、100GB超のような大容量プランや、発売直後の最新iPhoneとのセット販売を扱っていない事業者もあります。端末とセットでお得に契約したい人は、事前に取扱状況を確認しておく必要があります。
端末にこだわりがある場合は、eSIM対応の格安SIMを選び、端末は別途購入するという組み合わせも選択肢になります。
留守番電話・迷惑電話ブロックなど独自サービスが使えないことがある
大手キャリアが提供している留守番電話サービスや迷惑電話ブロック機能は、格安SIMでは有料オプション扱いだったり、そもそも提供していなかったりします。
こうした付帯サービスの有無は事業者によって差が大きいため、普段よく使う機能があるなら契約前に公式サイトで確認しておくと安心です。
災害時の通信は大手キャリアより不安が残るといわれる
大規模災害時は、回線の提供元である大手キャリア自体が輻輳(回線混雑)対策や復旧を優先するため、その回線を借りているMVNO系の格安SIMは対応が後回しになりやすいと指摘されることがあります。
デュアルSIMで異なる回線の格安SIMを組み合わせておくと、一方の回線が使えない状況でも通信手段を確保しやすくなります。






格安SIMの速度は本当に遅い?データで見る通信品質のリアル
「格安SIMは遅い」というイメージは根強くありますが、実際の体感速度は事業者・回線・時間帯によってかなり差があります。
自社で継続計測している格安SIM速度比較21社ランキングでは、2026年9月時点の時間帯別・地域別の実測データを毎月更新して公開しています。契約前に候補の事業者を選んで確認しておくと、体感速度のギャップを事前に把握できます。
同じ「格安SIM」でも、ワイモバイル・UQモバイル・ahamo・povo・LINEMOのような大手キャリア系のサブブランドは、回線を自社で保有・優先制御しているため速度が安定しやすい傾向があります。速度の安定性を最優先するなら、こうした事業者から検討するのも一つの方法です。
格安SIMで後悔しないための対策・選び方

デメリットを踏まえたうえで、後悔しないための具体的な対策を4つに整理しました。
通信速度が心配なら回線・プランを比較して選ぶ
速度を重視するなら、大手キャリア系のサブブランドか、独自の帯域制御に力を入れているMVNOを選びましょう。混雑時間帯の実測データを事前に確認するだけでも、契約後のギャップを大きく減らせます。
キャリアメールが必要ならGmail移行かオプション対応のSIMを選ぶ
長年使ってきたキャリアメールが手放せない場合は、キャリアメール持ち運びサービスに対応した格安SIMを選ぶか、乗り換え前にGmailなどへの登録情報の切り替えを済ませておきましょう。
サポートに不安があるなら実店舗ありの格安SIMを選ぶ
設定やトラブル対応を自分でこなす自信がない場合は、実店舗を持つ格安SIMや、大手キャリア系のサブブランドを選ぶと安心感が違います。オンライン限定の格安SIMは料金が安い分、サポートは自己解決が基本と考えておきましょう。
eSIM・デュアルSIMで速度低下や災害時のリスクに備える
メイン回線とは別に、eSIM対応の格安SIMをサブ回線として持っておくと、片方の回線が混雑・障害で使えないときの保険になります。テザリング対応のプランを選んでおけば、パソコン作業中の通信トラブルにも対応しやすくなります。






結局どの格安SIMがいい?デメリット別・タイプ別おすすめ

ここまで解説してきたデメリットを踏まえて、「結局どの格安SIMを選べばいいのか」を、気になるデメリットのタイプ別に整理しました。自分が一番避けたいデメリットから逆算して選ぶのが、後悔しないための近道です。
| 気になるデメリット | おすすめの格安SIM | 理由 |
|---|---|---|
| 通信速度の不安定さ | ワイモバイル・UQモバイル | 自社回線を優先的に制御できるため、混雑時間帯でも速度が安定しやすい |
| キャリアメールが使えない | UQモバイル | 有料オプションで専用のキャリアメールに対応している |
| データ繰り越し・困った時の助け合い | mineo・IIJmio | フリータンクやデータシェアなど、データを無駄にしない仕組みが充実 |
| サブ回線・災害時の備え | povo・楽天モバイル | 基本料金0円キープやRakuten Linkの無料通話で柔軟に運用できる |
| とにかく料金の安さ | IIJmio・LINEMO | 低容量プランやシンプルな段階制料金でコストを抑えやすい |
通信速度の不安定さが気になるなら「ワイモバイル」「UQモバイル」
ワイモバイルはソフトバンク回線、UQモバイルはau回線をそれぞれ自社で保有し、優先的な制御を受けられる立場にあります。回線を借りる側のMVNOと比べて、混雑時間帯でも速度が落ちにくいのが特徴です。
「格安SIMは遅い」という不安を最優先で解消したいなら、この2社がもっとも有力な候補になります。全国に店舗があるため、対面での相談がしやすい点も安心材料です。
キャリアメールを手放したくないなら「UQモバイル」
大手キャリアから乗り換えても使い慣れたメールアドレスを維持したい人向けに、UQモバイルは有料オプションで専用のキャリアメールを用意しています。
docomo.ne.jp等のアドレスにこだわりがあるなら、乗り換え候補の中でもキャリアメールオプションの有無を最優先で確認しておくとよいでしょう。
データ繰り越し・困った時の助け合いを重視するなら「mineo」「IIJmio」
mineoは「フリータンク」という、データが余っている人と足りない人で分け合える独自の仕組みを持っています。IIJmioは最大10回線までデータをシェアできるため、家族でまとめて契約する使い方にも向いています。
余ったデータを無駄にしたくない人、家族や複数端末でデータを分け合いたい人には、この2社の仕組みが特に役立ちます。
サブ回線・災害時の備えを重視するなら「povo」「楽天モバイル」
povoは基本料金0円から番号だけキープでき、必要なときだけデータを追加できるため、メイン回線とは別のサブ回線・災害時の予備回線として持ちやすいのが強みです。楽天モバイルはRakuten Linkアプリで国内通話が無料になるうえデータも無制限に使えるため、メイン回線としても選ばれています。
1つの回線だけに依存したくない人は、この2社を組み合わせたデュアルSIM運用を検討する価値があります。
とにかく月々の料金を抑えたいなら「IIJmio」「LINEMO」
IIJmioは低容量帯のプラン料金が格安SIMの中でも最安級です。LINEMOはLINEのトーク・通話がデータ消費ゼロになるうえ、段階制のシンプルな料金体系になっています。
デメリットをすでに理解したうえで、月々のコストを最優先したい人には、この2社がコストパフォーマンスの面で有力です。






格安SIMのデメリットが気にならない人・向いていない人の特徴
格安SIMのデメリットが気にならない人
普段からWi-Fi環境での利用が中心の人、キャリアメールをほとんど使っていない人、多少のトラブルは自分で調べて解決できる人は、格安SIMのデメリットをほぼ感じることなく料金の安さだけを享受できます。
格安SIMが向いていない人
キャリアメールや対面サポートを日常的に頼っている人、通話をよく使うのに対策をしないまま契約してしまう人は、格安SIMのデメリットを強く感じやすいタイプです。事前の対策を怠らないことが重要です。
格安SIMのデメリットに関するよくある質問
Q.格安SIMはおすすめしない人はどんな人?
格安SIMをおすすめしないのは、キャリアメールや店頭での対面サポートを頻繁に利用する人、通信速度の多少のブレも一切許容できない人です。大手キャリアの手厚いサポートを重視するタイプの人には向かない選択肢と言えます。
Q.格安スマホの落とし穴は?
格安スマホの落とし穴は、「月額料金の安さ」だけを見て契約し、通話料やオプション料金を含めた実質的なコストを確認しないことです。基本料金以外にかかる費用まで含めて比較することが、失敗を防ぐポイントです。
Q.格安SIMはよくない理由は?
「よくない」と言われる理由の多くは、通信速度の低下やキャリアメール非対応など、この記事で紹介したデメリットに起因しています。ただしそのほとんどは契約前の確認と対策で回避できる範囲のものです。
Q.格安SIMは災害時に使えないのですか?
格安SIMは災害時の対応面で不安が残るという指摘は事実です。回線提供元である大手キャリア自体の復旧作業が優先されるため、その回線を借りているMVNO系の格安SIMは後回しになりやすいことが理由です。ただし異なる回線を組み合わせたデュアルSIM運用で、このリスクはある程度軽減できます。
まとめ:格安SIMのデメリットを理解して後悔しない選択を
- 通信速度・キャリアメール・サポート体制が代表的な3大デメリット
- デメリットの多くは契約前の確認と対策で回避できる
- 速度重視なら大手キャリア系サブブランド、コスト重視ならMVNOという選び方も有効
- eSIM・デュアルSIMを組み合わせれば、速度低下や災害時のリスクにも備えられる
格安SIMのデメリットは、事前に知っておくだけでその多くが「対策できる問題」に変わります。自分の使い方に照らし合わせて、どのデメリットが本当に影響するのかを見極めることが、後悔しない格安SIM選びの近道です。
速度重視ならワイモバイル・UQモバイル、データの助け合いを重視するならmineo・IIJmio、サブ回線・災害対策ならpovo・楽天モバイル、コスト最優先ならIIJmio・LINEMOというように、避けたいデメリットから逆算すれば選ぶべき1社は自然と絞り込めます。






監修者主な活動内容
- ショーケースプラスの管理・運用
- ショーケースプラスのYouTubeチャンネルにてスマホに関する動画の投稿
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- ショーケースプラスのTikTokアカウントにてスマホに関する動画の投稿
- ショーケースプラスのXアカウントにて格安SIMに関する動画の投稿
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