「Webデザインを独学で勉強したいけれど、何から始めれば良いの?」
「必要なものやスキルは?」
こうした悩みを抱えていませんか?
本記事では、Webデザインを独学で学習するための学習ロードマップや、学習を始める前に必要なものについて詳しく解説します。
- パソコン・デザインソフトの準備
- 目標と学習計画を立てる
- アウトプット重視の学習
独学でWebデザインを習得できる?
独学でWebデザインを習得できるか不安な人は多いと思いますが、結論からいうと努力次第で十分可能です。
ただしやみくもに学習を続けても理想の成果を上げるのは難しいですし、学習に行き詰まって挫折してしまう人もいます。
学習計画や進捗管理をしっかり意識しながら学習を進めることで、挫折するリスクを減らすことができます。
Webデザインの学習に必要なもの
Webデザインの学習に必要なものは、以下の通りです。
- インターネット環境
- パソコン
- デザインソフト(Photoshop、Adobe CCなど)
Webデザインの仕事ではオンラインミーティングなどもあるので、ストレスなく動作するネット回線を使っておくことが必要です。
デザインソフトはAdobe CCの契約が主流ですが、バナーや画像制作のみでやっていく場合には月額1,078円のフォトプランでも十分対応できます。
またスクールによってはAdobe CCを破格の料金で利用できるお得なコースを用意していることもあるので、気になる方は確認してみましょう。
パソコンについては、以下のようなスペックが目安です。
パソコンのスペックの目安
パソコンを新しく用意する際には、長く使えるスペックのものを選んでおくと買い替えの手間を減らせます。
動作環境が遅すぎるとストレスになってしまうため、CPUはIntel Core i5以上がおすすめです。
Webデザインで使用するグラフィク系のソフトは容量が重いので、余裕が会ればメモリは16GB以上、ストレージは512GB以上あると安心です。
独学でWebデザインを学ぶロードマップ
ここからは、初めてのWebデザイン学習のロードマップを見ていきましょう。
- デザインソフトの操作を覚えるまずはPhotoshopなどのデザインソフトの操作方法を学びます。
実際に手を動かしながら理解していき、アウトプットを作成していくことで、より実践的なスキルが身につきます。
- バナーやポスターをトレースデザイン操作の基礎をマスターしたら、まとめサイトなどに載っているバナーやポスターをトレース(模写)していきましょう。
余白の広さや色の組み合わせなど、プロの感覚で掴んでいきます
- 実際のWebサイトをトレースサイト制作を見据えて、実際のWebサイトをトレースして肌感を掴んでいきます。
ここまで学習するとWebサイトのワイヤーフレーム作成やデザインカンプ作成といった仕事も受注できるようになります。
- コーディング学習たくさん稼ぎたい人はコーディングまで学習して、1人でサイト制作を完結できるようになっておくと安心です。
HTML/CSSの基礎に加え、簡単なJavaScriptを実装できるようになっておくと仕事の幅が広がります。
副業で数万円レベルを稼ぎたい人であれば、STEP2のトレース作業が終わり次第、ポートフォリオ作成や案件獲得のステップに進んでOKです。
コーディングを学習しておけばサイト制作の仕事をトータルで受注できるほか、コーディング単体の案件も受注できるため仕事が安定しやすくなる点もメリットです。
学習内容の詳細を確認したい場合は、Webデザインスクールの無料体験などに参加して、全体の流れを掴むのもおすすめです。
Webデザインの学習教材
ここからは実際にWebデザインの学習を進める際の学習教材について確認しましょう。
本、学習教材
独学のパターンとして、本や学習教材を利用して学習を進めるやり方があります。
本であれば費用が安いだけでなく体系的な学習内容がまとまっていること、出版社による校閲を通過しているので情報の信頼性が高いのがメリットです。
また自分に合ったスピードで学習できるほか、付箋などをつけておいて復習がしやすいという魅力もあります。
まずは試しにやってみたい、という人は自分が読みやすいと思う本を一冊買ってみると良いでしょう。
動画学習サービス
最近ではインターネット上の動画学習サービスを利用するのも人気があります。
Udemyなどの動画学習サービスであれば数千円程度から体系的な学習を完結できるものもありおすすめです。
動画学習の良いところは、スマホやPCがあればどこでも学習できる点と、操作を視聴できるため内容を理解しやすい点があります。
YoutubeやSchooなど、まずは無料で視聴できるサービスから始めてみるのも良いでしょう。
効率よく学習を進めるコツ
ここからはWebデザインの学習を効率よく進めるためのコツを3つご紹介します。
目標と計画を明確にする
学習を始める際には、「いつまでにどうなりたいか」という自分の目標を明確に設定しておくことが肝心です。
副業で月に数万円程度を目指すなら、デザインソフトの操作を覚えてバナー制作やSNS用のサムネイル制作などの仕事をこなせば達成できます。
転職やフリーランスを目指すなら、デザインの知識に加えコーディングも学習し、サイト制作のスキルの習得が必要です。
つまり自分の目標によって学習内容や進め方が大きく変わるので、あらかじめ目標と期限を設定しておくことが大切になります。
目標と期限が決まったら学習期間の目安を参考にして、日々の学習計画を立てましょう。
定期的な進捗管理
確実にスキルアップしていくためには、定期的な振り返りをおこなって学習の進捗を管理していくのがおすすめです。
独学では学習が自己流になってしまい学習の進みが悪かったり、道が逸れてしまったりというリスクがありますが、自分で進捗を管理することで改善できます。
タイトすぎるスケジュールを組むと達成できなかったときに挫折しやすいので、余裕のあるスケジュールを組んで徐々に自信をつけていくと良いでしょう。
進捗管理では1週間、1ヶ月単位で目標に到達できたかを確認し、できなかった場合は計画を立て直しながら自分に合ったペースで学習を進められると理想的です。
最短を目指すならスクールを利用
最短でWebデザインをマスターしたいなら、Webデザインスクールを利用するのも一つの手です。
スクールであればわからないことをすぐに教えてもらえるのでモチベーションが続きやすいほか、目的に合わせた学習内容に特化しているので無駄がありません。
また困ったときに講師に学習の進め方のコツや仕事の営業方法など、何でも相談できる環境があるのは大変心強いです。
副業案件を紹介してくれるスクールを選ぶと、初めての案件を講師にアドバイスをもらいながら完成できるメリットがあります。
初心者におすすめのWebデザインスクール3選
画像引用元:プログラミングスクール | 受講者数No.1のテックアカデミー
前述の通り、最短でWebデザインを習得したいならWebデザインスクールを検討するのがおすすめです。
とはいえ最初のうちはできるだけ安く学習を済ませたいところ。
そこでここでは、初心者向けでコスパの良いWebデザインスクール3選を見ていきましょう。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGは制作会社のLIGが運営する本格派のWebデザインスクールです。
初心者におすすめのWebデザイン入門プランは187,000円でPhotoshopなどのデザインソフトの実践スキルを養います。
LIGの現役デザイナーによるきめ細かなフィードバックを受けることで、現場の制作方法やノウハウを学習可能です。
TechAcademy(テックアカデミー)
Tech Academyは最短で副業/転職につながるスキルを習得できるWebデザインスクールです。
人気のはじめての副業コース12週間Liteプランなら、207,900円でデザインソフト操作はもちろんコーディングなどサイト制作に必要なスキルを丸ごと学べます。
また実力判定テストに合格すれば、初めての副業案件を必ず紹介してもらえるので、仕事の実績を積んだ状態で活動をスタートできる点も独自の魅力です。
デイトラ
デイトラは業界最安級の価格で「稼げる」人材を目指せるWebデザインスクールです。
デザインに特化したWebデザインコースでは99,800円の価格でデザインソフト習得はもちろんLPデザイン、サイトデザインを学べます。
売れるデザインに特化した学習内容なので、クライアントからの需要が高く卒業後の案件獲得も期待できます。
Webデザインの仕事獲得方法
ここからはWebデザイン初心者が仕事を獲得するための方法について解説します。
- 自分の制作実績を作るお仕事を貰うためには、クライアントが依頼したいと思える自分の実績を示す制作物が必要です。
架空のバナーを作ってみるのも良いですし、自営業をしている友人がいれば名刺やチラシを作らせてもらうのも良いでしょう。
- 自分のポートフォリオサイト・SNSを作る制作物ができたら、それらを一つにまとめた自分のポートフォリオサイトを作ってみましょう。
コーディングが苦手であればSNSにまとめてアップしたり、ノーコードのポートフォリオサービスを使うのも一つの手です。
- クラウドソーシングなどで仕事に応募クラウドソーシングなどを使って実際の案件に応募してみましょう。
低単価で簡単なものから始め、徐々にレベルアップしていくと良いです。
クラウドソーシングの仕事受注は大変に思えるかもしれませんが、提案文をしっかりと書き自分の得意なジャンルへ提案するなど工夫しながらおこなってみましょう。
クライアントからの評価が溜まってくると新規のクライアントからスカウトが来ることもあるので、まずは目の前のタスクに全力を注いで評価をもらうことが大切です。
Webデザインを独学で勉強する方法まとめ
本記事では独学でWebデザインを学習するのに必要なものや、何から学習を始めれば良いか、詳しく解説しました。
- パソコン・デザインソフトの準備
- 目標と学習計画を立てる
- アウトプット重視の学習
Webデザインはパソコン一つあれば仕事ができ、自由な働き方ができる人気の仕事の一つです。
興味がある人は実際に働いている先輩たちのモデルを参考に、なりたい自分や作りたいものを想像することから始めてみましょう。