プログラミングスクールのササエル。
「ササエル」は、IT業界未経験でもインフラエンジニアになるための知識やスキルを学べる、日本唯一のオンラインスクールです。
業界最大級のクラウドサービス「Winserver」の現役エンジニアが講師を務めることや、圧倒的なコストパフォーマンスが話題ですが、ササエルは他のプログラミングスクールと何が違うのでしょうか?
本記事は、そもそもインフラエンジニアとはどのような職業なのか、他のプログラミングスクールにはないササエルの特徴、ササエルの料金・コース、最新の評判・口コミや申込の手順を解説します。
読むことで、あなたがササエルを選ぶかどうかの参考になれば幸いです。
- ササエルはインフラエンジニア育成に特化した日本唯一のスクール
- 「Winserver」の現役エンジニアがメンター(講師)
- 料金が19,800円からと格安
- 中級コース以上でVPS(仮想サーバー)提供
- 中級・上級コースは現在準備中
トップ画像引用元:インフラエンジニアへ転職する方向けオンラインスクール「ササエル」
インフラエンジニアとは|仕事内容や必要なスキル
始めに、そもそもインフラエンジニアとはどのような職業か、仕事内容や必要なスキル、人材の需要状況を見てみましょう。
- ITサービスの基盤を支える職業
- サーバーやネットワークの設計、構築、運用管理、保守を行う
- クラウドや仮想化に関する知識・スキルも必要
- DX化推進などの背景から人材の需要が多い
ITの土台(基盤)部分を支えるのがインフラエンジニアで、近年のDX化に伴い人材の需要が増えているのが特徴ですね。
インフラエンジニアとは
インフラエンジニアとは、「ITサービスの基盤(土台)を設計、構築、運用管理、保守をする人」のことです。
そもそもインフラとは「基盤・土台となる重要な設備・施設」のことで、社会インフラには道路や鉄道、上下水道などが該当します。
そして、ITインフラとは「サーバー」や「ネットワーク」、「OS」や「データベース」などのことを指し、これらの設計や構築、運用管理や保守を行うのがインフラエンジニアです。
なお、インフラエンジニアは次の3つに細分化されることがあります。
- サーバーエンジニア
- ネットワークエンジニア
- セキュリティエンジニア
これら3つの職業は、名前の通り「サーバー」、「ネットワーク」、「セキュリティ」が専門です。
そしてインフラエンジニアは、これら3つの職業の業務を一部ずつ、または全て行うやりがいのある職業です。
インフラエンジニアの仕事内容
インフラエンジニアの仕事内容は、次の通りです。
- サーバーの構築、管理、保守
- サーバーやネットワーク機器の監視、ログ管理
- ネットワークの設計、構築、管理、保守
- 各種問い合わせ対応(メール)
- 障害が起きた際の復旧対応(問題の調査・解析・原因の切り分け)
- セキュリティ設定、運用
- PCや各種端末の導入、設定、保守
サーバー、ネットワークの設計や構築の他に、各種問い合わせ対応や障害時の復旧対応などの運用管理・保守業務もあります。
花形はやはり設計・構築ですが、運用管理や保守業務が全体に占める割合は意外と高く、どちらもしっかりとした知識とスキルが必要です。
インフラエンジニアに必要なスキル
では、インフラエンジニアにはどのようなスキルが必要なのでしょうか?
技術面で見ると、インフラエンジニアには主に次のようなスキルが必要です。
- サーバーに関する知識と操作
- ネットワークに関する知識
- セキュリティに関する知識
- クラウドサーバーに関する知識
- 仮想化に関する知識
- プログラミングスキル
近年サーバーのクラウド化が進んでいることから、インフラエンジニアにはサーバーやネットワークに関する知識・スキルの他に、クラウドや仮想化に関するスキルも必要です。
また、プログラミングスキルは必須ではありませんが、知っていればできることの幅が広がるため、押さえておきたいところです。
インフラエンジニアの需要は
インフラエンジニアは、現在「需要の多い職業」です。
その理由は、次の通りです。
- DX推進の社会的背景
- なりたいと考える人が少ない
- 運用管理や保守に人手が必要
DX推進の社会的背景は、ITサービスに必要なサーバーやネットワークに詳しいインフラエンジニアの需要に繋がります。
また、インフラエンジニアは目立ちにくいことからなりたいと考える人が少ない傾向にあります。
さらに、運用管理や保守はサーバーなどの性質上24時間365日欠かすことができない業務なので、業務的にも人手が必要です。
これらのことからインフラエンジニアは需要が多く、早めに仕事に就くことでより将来が安定しやすくなります。
ササエルの特徴
画像引用元:ササエル-公式
次に、他のプログラミングスクールとは違うササエルの特徴を見てみます。
ササエルの主な特徴は、次の通りです。
- インフラエンジニア育成に特化したカリキュラム
- 「Winserver」の現役エンジニアが務めるメンター制度
- 業界最高級のコストパフォーマンス
- 「動画視聴+実践」の学習形式
- 1人1台のVPS(仮想サーバー)を提供
ササエルはプログラミングスクールとは違い、「インフラエンジニアとして活躍できるようになるためのスキル」を学ぶことができます。
インフラエンジニア育成に特化したカリキュラム
ササエルの一番の特徴は、「インフラエンジニア育成に特化したカリキュラム」です。
画像引用元:ササエル-カリキュラム
カリキュラムは、インフラエンジニアになるために必要な知識と技術を学べるよう厳選されており、中級・上級コースは特に実際にサーバーを触って機能や設定方法などを覚えます。
サーバーを使いながら学べるのは、他のプログラミングスクールにはない、ササエル独自の学習形式です。
「Winserver」の現役エンジニアが務めるメンター制度
ササエルの運営会社であるアシストアップ株式会社は、業界最大級のレンタルサーバーサービス「Winserver」の運営会社でもあります。
画像引用元:Winserver-公式サイト
「Winserver」は20年以上の長い期間提供されており、ササエルのメンター(講師)はWinserverの現役エンジニアです。
このことからササエルでは、「実務から裏付けされた確かなスキル」を学ぶことができます。
業界最高級のコストパフォーマンス
ササエルは、「業界最高級のコストパフォーマンス」も特徴です。
画像引用元:ササエル-初級コースイメージ
初級コースは、19,800円(税込)と格安です。
この安さでサーバーやネットワークの基礎が学べ、分からないところはメンターからのサポートを受けることができます。
初級コースといえど、この料金で学べるスクールはそうありません。
「動画視聴+実践」の学習形式
ササエルは、「動画視聴+実践の学習形式」が特徴の一つです。
ササエルの学習形式は、コースごとに次の通りです。
コース名 | 学習形式 |
---|---|
初級コース | 動画視聴 |
中級コース | 動画視聴+実践 |
上級コース | 動画視聴+実践 |
機器を扱えるようになるための最短距離は、「触ってみること」です。
初めは恐る恐るかもしれませんが、現役エンジニアのメンターがサポートしてくれるので安心です。
なお、仮想サーバーを使った実践なので学習は全てオンラインで完結します。
1人1台のVPS(仮想サーバー)を提供
ササエルでは、中級コース以上で「全員にVPSを提供」してくれます。
画像引用元:ササエル-VPS提供
VPSは「バーチャル・プライベート・サーバー」の略で、1台の物理的なサーバーを複数のユーザーで分け合いつつ、それぞれが専用サーバーとして使えるサービスのことです。
動画を視聴しながらサーバーを触ることができるため、吸収しやすい環境で学習することができます。
ササエルのコース・料金
画像引用元:ササエル-コース・料金
次に、ササエルのコース内容や料金を確認します。
ササエルのプランは全部で3つあり、ポイントは次の通りです。
- 初級コースは「IT業界での勤務未経験の人」向け
- 中級コースは「IT系の勤務経験、基礎知識のある人」向け
- 上級コースは「専門知識を身に付け即戦力として活躍したい人」向け
- 初級コースは19,800円と格安
- 中級・上級コースは準備中(2022年9月現在)
- 中級コースは事前予約ができる
受講者のレベルやニーズに合わせてコースが分かれています。
また、初級コースは19,800円と格安なのも魅力です。
初級コースの内容と料金
画像引用元:ササエルー初級コース
まずは、初級コースの内容や料金を見てみましょう。
初級コースの学習内容
初級コースの学習時間や学べる内容は、次の通りです。
学習時間・内容 | |
---|---|
レッスン数 | 14レッスン |
学習時間の目安 | 2時間 |
利用可能期間 | 180日 ※コース完了日から90日経過で閲覧終了 |
学習内容 | 1.クラウドとは 2.ネットワークの仕組み 3.サーバーとは 4.OSとは 5.セキュリティについて 6.GUIとCUI 7.データベースサーバーとは 8.サーバーの種類と機能 9.サイバー攻撃と防衛手段 10.運用保守とは 11.サーバーの仮想化 12.GPU、AI 13.IT業界の動向と今後について |
学習形式 | 動画視聴 |
VPSの提供 | なし |
初級コースの料金
初級コースの料金は、次の通りです。
料金(税込) | |
---|---|
1回払い | 19,800円 |
インフラエンジニアのイメージを知りたい、試しに受けてみたいといった場合に、利用しやすいでしょう。
初級コースの対象者像
初級コースは、次のような方におすすめです。
- IT業界での勤務未経験の方
- インフラエンジニアへ転職を考えている方
- インフラ周りの基礎知識を学びたい方
学習内容が基礎的なので、特に未経験の方は初級コースから受講したほうがよいでしょう。
中級コースの内容と料金
画像引用元:ササエルー中級コース
次に、中級コースの内容や料金です。
中級コースの学習内容
中級コースの学習時間や学べる内容は、次の通りです。
学習時間・内容 | |
---|---|
レッスン数 | 15レッスン |
学習時間の目安 | 20時間以上を予定 |
利用可能期間 | 180日 ※コース完了日から90日経過で閲覧終了 |
学習内容 | 1.IPアドレス、DNS、ドメイン 2.DNSの仕組みとパブリックDNS 3.FTPとSFTP 中級コース 小テスト① 4.Webサーバー、.NET、クラシックASP 5.Webサーバーの構築 6.Webサーバーの構成 7.DBサーバーの構築 中級コース 小テスト② 8.ファイルサーバー 9.CMSの設定 10.FTPとWPの構成 中級コース 小テスト③ コース終了アンケート |
学習形式 | 動画視聴 サーバーの操作 |
VPSの提供 | あり ※コース完了日から30日経過で貸し出し終了 |
また、VPS(仮想サーバー)が提供され、サーバーを触りながら学べるとともに、最終的にはWebサイトの構築を目指します。
初級コースの料金
中級コースの料金は、次の通りです。
料金(税込) | |
---|---|
1回払い | 19,800円 |
3回払い | 32,800円×3回 (計98,400円) |
中級コースの対象者像
中級コースは、次のような方におすすめです。
- インフラエンジニア 初級コースを受講した方
- IT業界での勤務経験があり、クラウド周りの知識を有している方
- 現在社内SEとして勤めており、更なるスキルアップを考えている方
- 自分でサーバーを借りて、Webサイトをオープンしたい方
このように中級コースは、基礎知識のある方や経験のある方が対象です。
中級コースは準備中
2022年9月時点で、中級コースは公開準備中です。
画像引用元:ササエル-中級事前予約
ただし、事前予約はすることができます。
上級コースの内容と料金
画像引用元:ササエル-上級コース
そして、上級コースも見てみましょう。
上級コースの内容と料金
上級コースの内容と料金は、次の通りです。
内容・料金 | |
---|---|
料金 | 調整中 |
レッスン数 | 調整中 |
VPSの提供 | あり |
学習時間の目安 | 20時間以上を予定 |
学習形式 | 動画視聴 サーバーの操作 |
学習内容 | 1.OSインストール 2.Windows Updateとは? 3.外部からリモートを繋ぐ設定方法 4.サーバーの負荷分散について 5..NET、クラシックASPについて 6.DBサーバーの構築 7.各種CMSの設定について 8.ファイルサーバーとは 9.DNSサーバーの構築 10.各機能の推奨環境などについて 11.サーバーのリソースの見方、ログの見方 12.ログの採取方法 13.攻撃検知、対応方法について 14.VPN、ポート変更について 15.仮想基盤の作成(HYPER-V) 16.仮想ネットワークの構築 17.Active Directoryについて 18.さまざま仮想基盤について 19.GPUの種類と仮想化について 20.まとめ |
しかし学習内容は決まっており、OSのインストールやリモート接続の設定などをはじめとして、インフラエンジニアとして即戦力になれるレベルを目指します。
上級コースの対象者像
上級コースは、次のような方におすすめです。
- インフラエンジニアとしてレベルアップを目指す方
- 他のエンジニア職からの転向を考えている方
- 即戦力としての活躍を目指す方
このように上級コースは、より高いレベルを目指す方におすすめです。
ササエルの良い評判・口コミ
ここからは、ササエルの良い評判を紹介していきます。
現在、Twitterやネット上にササエルの良い評判・口コミはまだありませんでした。
スクール利用を検討する上で口コミは重要な情報のため、ないのは残念ですが、これから徐々に利用者が増えていき、口コミも見られるようになるでしょう。
なお、SEの仕事をしている筆者から見たササエルの大きなメリットは、次の通りです。
- 料金が安い
- VPSを触れる、設定の仕方を知れる
- インフラエンジニア向けの唯一のスクール
初級コースで19,800円、中級コースでも10万円弱と、料金が安いのは大きな魅力の一つです。
また、VPS(仮想サーバー)を触りながら学べ、設定の仕方も知れるのは、すぐに仕事に活かせてとても役立ちそうです。
さらに、なによりササエルはインフラエンジニア向けの日本唯一のスクールという点も、他にない強みでしょう。
ササエルの悪い評判・口コミ
対して、ササエルの悪い評判もみてみます。
ササエルの悪い評判・口コミも、現在Twitterやネット上にまだありませんでした。
今後口コミが増え、利用者の生の声を聞けることに期待です。
なお、筆者から見たササエルのデメリットは、次の通りです。
- 中級・上級コースが準備中
- プログラミングに関しては講義がない
中級コースや上級コースがまだ準備中のため、すぐに受講することができない点はデメリットです。
しかし学べる内容は公開されているため学習予定を立てることができ、初級を受講しながら待つといったことができます。
また、プログラミングに関する講義はないのが残念ですが、始めからまとめて全部ではなく一つずつ学んでいったほうが理解度は深まるでしょう。
ササエルの申し込み手順
ササエルは現在、初級コースの申込みを受け付けています。
インフラエンジニアに興味がある方はもちろん、エンジニアに必要な基礎知識を習得するためにもササエルの初級コースはおすすめです。
以下、申込み手順です。
手順1:公式サイトの「初級コースのお申し込みはこちら」をタップ
手順2:「申込みを行う」をタップ
手順3:氏名やメールアドレスなどを入力
手順4:規約に同意後「アカウントを作る」をタップして指示に従う
ササエルのまとめ
以上、インフラエンジニア育成スクール「ササエル」の特徴や内容・料金、評判・口コミや申し込み方法について解説しました。
- ササエルはインフラエンジニア育成に特化した日本唯一のスクール
- 「Winserver」の現役エンジニアがメンター(講師)
- 料金が19,800円からと格安
- 中級コース以上でVPS(仮想サーバー)提供
- 中級・上級コースは現在準備中
ササエルは、他のプログラミングスクールと異なる「インフラエンジニア育成に特化したカリキュラム」が大きな特徴です。
また、業界最大級のクラウドサーバーサービス「Winserver」の現役エンジニアが講師なので、現場に即した最新の知識やスキルを学ぶことができます。
さらに、料金が19,800円からととても安いのも魅力です。
そして、動画で学んだことをサーバーを使って実際に行ってみることができるため、短時間で理解度が深まります。
中級コースや上級コースは現在準備中ですが、今後の速やかな公開に期待しましょう。
インフラエンジニアに興味のある方は、ササエルの受講の検討をおすすめします。