楽天モバイルは他キャリアと比べて低価格で使える料金が魅力で、スマホ料金を安くしようと乗り換えを検討する方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ドコモから楽天モバイルへ乗り換える際の手順やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
ドコモから楽天モバイルへ乗り換えるときにはMNPワンストップが使えるので、よりスムーズに手続きできますよ。
- SIMロック解除が必要かチェック
- 楽天モバイルを申し込む際はオンラインがおすすめ
- 開通手続きを実施
- eSIM・SIMカードを設定
- APN設定を実施
- データ移行も忘れずに
ドコモから乗り換えを検討している方や楽天モバイルに興味がある方はぜひ参考にしてください。
今月のお得なキャンペーン
- 乗り換え(MNP)の場合
arrows We2が実質1円
22,000円割引!
- 乗り換え(MNP)の場合
iPhoneが最大40,000円相当
割引+ポイント還元!

※格安SIMのレーティング基準と評価方法はこちらです。
※本記事内の金額は全て税込みです。
※記事内の速度計測はみんなのネット回線速度から引用しています。
※実際の速度についてはご利用の環境によって変動します。
ドコモから楽天モバイルへ乗り換える方法!MNPワンストップ制度で簡単
ドコモから楽天モバイルへ乗り換える際にはMNPワンストップを利用でき、予約番号発行不要で手続きが可能です。
この章では、MNPワンストップがどのようなものなのか、乗り換え手順や利用条件、注意点などについて解説します。
詳しく見ていきましょう。
MNPワンストップ制度とは?ドコモからの乗り換え手順を解説
MNPワンストップとは、乗り換え先で契約手続きをしている最中に予約番号を発行できる制度です。
通常MNPでは事前に予約番号を発行する必要がありますが、MNPワンストップでは乗り換え手続きと同時に予約番号を発行できます。
事前の手続きが不要で、2社の公式サイトを行き来する必要もないため、スムーズに申し込みできるのが魅力です。
- 楽天モバイル公式サイトから申し込む
- 申し込み完了後に「my 楽天モバイル」から「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」を行う
- MNP開通手続き(転入手続き)を行う
- SIMの設定を行う
- APN設定を行う
楽天モバイルでは、申し込みが完了した後にmy 楽天モバイルで「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」を行う流れとなります。
引き継ぎ申請の際には、My docomoのIDとパスワードが必要になるので用意しておきましょう。
利用条件と注意点
MNPワンストップの利用条件と注意点を見ていきましょう。
- 転出先と転入先の両方がMNPワンストップに対応している必要がある
- オンラインのみ対応で店舗契約では利用できない
MNPワンストップを使うには、転出先(契約中の会社)と転入先(乗り換え先の会社)の両方が対応していなければなりません。
ドコモと楽天モバイルは両方MNPワンストップに対応しているため、予約番号発行不要で手続きできるのです。
MNPワンストップは大手キャリアだけでなく格安SIMも順次対応しているので、対応している会社はどこかぜひチェックしてみましょう。
MNPワンストップはオンラインで利用できる制度で、店舗手続きでは使えない点にご注意ください。
通常MNPとの違い
MNPワンストップと通常MNPの違いは以下の通りです。
項目 | MNPワンストップ | 通常MNP |
---|---|---|
予約番号の発行 | 不要 | 要 |
店舗での乗り換え | 不可 | 可 |
対応事業者 | 一部のみ | すべて対応 |
通常MNPでは事前に予約番号を発行する必要がありますが、MNPワンストップでは乗り換え手続きと同時に発行できます。
2社の公式サイトやユーザー専用サイトを行ったり来たりする必要なく、スムーズに手続きできる点が大きなメリットです。
一方でMNPワンストップはオンラインのみ対応しており、店舗で手続きする際は利用できません。
対応している事業者は年々増えていますがまだ一部なので、転出先・転入先の両方で使えるかどうか確認することが大切です。
ドコモから楽天モバイルに乗り換える手順をステップごとに解説!
ドコモから楽天モバイルへ乗り換える手順について見ていきましょう。
手順ごとにそれぞれの注意点やポイントについて詳しく解説します。
手順①SIMロック解除が必要かどうか確認する
ドコモでは2021年8月27日以降に発売された機種にはSIMロックがかかっていないため、解除の手続きは不要です。
2021年8月27日以前に発売された機種はSIMロック解除をしないと、楽天モバイルで利用できません。
また、SIMロックを解除したとしても楽天モバイルで使えない可能性もあるので、事前に動作確認を行いましょう。
ドコモのスマホのSIMロックを解除するには、My docomoからの手続きがおすすめです。
- My docomoにアクセス
- SIMロック解除を行う機種の製造番号(IMEI)を入力
・Android:設定→システム(デバイス情報)→端末情報→IMEI
・iPhone:設定→一般→情報→IMEI - 注意事項を確認し同意にチェック
- 確認メール送付先を選択し「次へ」
- 内容確認後に「手続きを完了する」
- ドコモのスマホに楽天モバイルのSIMカードを差し込む
- メールに記載されたSIMロック解除コードを入力し「ロック解除」をタップ
※iPhoneは発行なし
AndroidのみSIMロック解除のコードが必要なので、ドコモから送付された確認メールを大事に保管してください。
iPhoneはSIMカードを入れるだけで自動的に解除されます。
SIMロック解除は、ドコモで使っていたスマホを楽天モバイルでそのまま使うときのみ必要です。
楽天モバイルで新しいスマホを購入する場合は不要ですが、今後別の会社で使う可能性がある場合は事前に解除しておくと良いでしょう。

手順②オンラインで楽天モバイルを申し込む
楽天モバイルで乗り換え手続きをするなら、24時間いつでも使えるオンラインを利用しましょう。
MNPワンストップもオンライン申し込みのみ利用できます。
楽天モバイルをオンラインで申し込む際には、以下のものが必要です。
- 楽天会員のIDとパスワード
- 本人確認書類
- 銀行口座またはクレジットカードの情報
※商品受け取り時の本人確認も可
楽天モバイルを申し込む際には楽天会員のアカウントが必要なので、持っていない方は事前に登録しましょう。
本人確認書類は商品を受け取る際に配達員に提示することで確認もできますが、使える書類が限られているので注意が必要です。
次に、楽天モバイルの申し込み手順を見ていきましょう。
- 楽天モバイル公式サイトの「お申し込み」を選択する
- 「プランを選択する」をタップする
- 楽天会員のアカウントでログインする
- オプションとSIMタイプを選択する
- スマホを買い替える場合は「製品選択へ進む」から機種を選ぶ
- 「この内容で申し込む」をタップする
- 「契約者情報と本人確認書類の情報が一致していることを確認しました」をチェックをする
※住所や氏名が合っているか確認し、変更がある場合は事前に手続きしましょう。 - 本人確認の方法を選択する
- 「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」を選択し電話番号を入力する
- 受取方法と支払い方法を選択し「この内容で申し込む」をタップする
- my 楽天モバイルで「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」を行う
ドコモの電話番号をそのまま使う場合は、必ず「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」を選びましょう。
MNPワンストップにより予約番号の発行は不要ですが、申し込み完了後にmy 楽天モバイルで「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」が必要です。
My docomoのログインIDやパスワードを事前に確認し、忘れずに申請してください。
手順③開通手続きを行う【MNP転入】
SIMカードが手元に届いた・eSIMの情報が楽天モバイルから送られてきたら、次に開通手続きを行います。
開通手続きをしないと、ドコモの電話番号を楽天モバイルで使うことができません。
開通手続きは、必ずSIMカードまたはeSIMの情報が手元にある状態で実施してください。
- 「my 楽天モバイル」アプリを起動・ログイン
- 該当の申込番号をタップ
- 「転入を開始する」をタップ
- 注意事項を読んで「MNP転入に関する注意事項を読み理解しました」にチェック
- 「MNP転入を開始する」をタップ
- 申し込み履歴画面で「開通手続き中です」と表示されていることを確認する
9時から21時の間に開通手続きをすれば、当日中に反映されます。
21時1分以降に手続きした場合は翌日9時以降となるので注意しましょう。
楽天モバイルの開通手続きが完了すると、ドコモは自動的に解約されます。
開通手続きをしない場合は、MNP予約番号の有効期限満了日(発行から15日間)の10時に自動的に切り替わります。
手順④eSIMまたはSIMカードを設定する【iPhone/Android】
開通手続きを終えたら、SIMカード・eSIMの設定を行います。
物理SIMの場合は、電源を切った状態でSIMスロットを開け、楽天モバイルのSIMカードを差し込めば使えます。
eSIMは少し手続きが必要なので、下記の通り操作してください。
- my 楽天モバイルアプリを開く
- 「お申し込み履歴を見る」からeSIM設定をしたい申込番号を選ぶ
- 「開通手続きへ進む」をタップする
- 「開通手続きが完了しました」と表示されたら完了
Wi-Fiを切った状態で4Gまたは5Gに接続できれば設定は完了です。
4Gまたは5Gに接続できない場合は、APN設定を実施してください。
手順⑤利用機種に応じてAPN設定を行う
多くの機種では、SIMの設定が完了した時点で楽天モバイルの回線でインターネットを利用できるようになります。
一方で、一部の機種ではAPN設定が別途必要になる場合もあるため、SIM設定完了後にネットが使えない方はぜひチェックしてください。
ドコモを使用する前に格安SIMを使っていた場合など、契約状況によっては端末内に他社のAPN構成プロファイルが残っている可能性があります。
楽天モバイルに乗り換えた際は、まず構成プロファイルの有無を確認し、必要に応じて削除しましょう。
- 「設定」を開く
- 「一般」の「VPNとデバイス管理」をタップする
- インストールされているプロファイルを選ぶ
- 「プロファイルを削除」を選ぶ
- パスコードを入力し「削除」をタップする
iPhoneに新しいSIMを入れると、「キャリア設定アップデート」のポップアップが表示されます。
「アップデート」を選びしばらく待つと設定が完了し、楽天モバイルの回線でインターネットが使えるようになりますよ。
Android機種の中には、楽天モバイルのAPN情報を手入力しなければならないケースがあります。
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」→「SIMとモバイルネットワーク」を選ぶ
- 「SIMカード」→「アクセスポイント名」を選ぶ
- 画面右上の「+」を選ぶ
- 下記表を参考にしながらAPN情報を入力し「保存」を選ぶ
- 保存したAPNにチェックを入れる
既に端末内に楽天モバイルのAPN情報がある場合は、項目にチェックを入れるだけで設定が完了します。
楽天モバイルのAPN情報は以下を参考にしてください。
項目 | 入力事項 |
---|---|
APN名 | 楽天(rakuten.jp) |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
AndroidはメーカーによってUIが異なるため、必ずしも上記手順通りの表記になるとは限りません。あらかじめご了承ください。
手順⑥データ移行:LINEのトーク履歴も引き継ぎ手順まで解説
楽天モバイルで新しくスマホを買い替える場合は、古い機種から新しい機種へデータ移行も必要です。
データ移行の方法はスマホのOSによって異なるので、下記にておすすめの方法を紹介します。
- iPhone同士:「クイックスタート」
- Android→iPhone:「iOSに移行」アプリ
- iPhone→Android:ケーブルやGoogle・iCloudなどのバックアップ
- Android同士:Googleのバックアップ機能やQRコードによる移行など
※機種によって使えるデータ移行が異なる場合がある
iPhone同士のデータ移行は、隣に並べるだけで簡単に移行できる「クイックスタート」がおすすめです。
AndroidからiPhoneに変える方は、「iOSに移行」アプリをインストールしデータを移しましょう。
iPhoneからAndroidへ移行する場合は、ケーブル接続やGoogle・iCloudなどのクラウドサービス経由が簡単です。
Android同士はGoogleアカウントによるバックアップがおすすめですが、Google PixelなどQRコードで簡単に移行できる場合もあります。
また、ドコモから楽天モバイルへ乗り換える際には、LINEアカウントの引き継ぎも可能です。
- 新しいスマホにLINEをインストールし起動する
- 「QRコードでログイン」をタップし「QRコードをスキャン」を選ぶ
- 古いスマホでLINEを起動し「設定」→「かんたん引き継ぎQRコード」を選ぶ
- 古いスマホに表示したQRコードを新しいスマホで読み取り「次へ」をタップする
- 画面の案内に従いながらLINEの設定を続ける
iPhoneでクイックスタートを使う際は、自動的にLINEアカウントも引き継がれます。
「かんたん引き継ぎQRコード」を使用すると直近14日間までのトーク履歴がバックアップされますが、以前のものは手動でバックアップする必要があります。
AndroidからiPhoneなど異なるOS間で引き継ぐ場合は、手動バックアップをしても直近14日間までのトーク履歴しか引き継げないので注意しましょう。
ドコモから楽天モバイルに乗り換えのベストタイミングは?
ドコモから楽天モバイルへ乗り換える際、どのタイミングがおすすめなのか解説します。
詳しく見ていきましょう。
月末?月初?最適なタイミングを解説
ドコモから楽天モバイルへ乗り換えるには月末がおすすめです。
ドコモは乗り換えた(=解約した)月のプラン料金が日割り計算されないため、どのタイミングで手続きしても満額発生します。
また、楽天モバイルも初月料金は日割りされず、使ったデータ量に応じて請求される仕組みです。
- 3GB未満:1,078円
- 3GB以上20GB未満:2,178円
- 20GB以上:3,278円
楽天モバイルの締め日は月末なので、月末に近ければ近いほどデータ利用量を少なく抑えることが可能なのです。
乗り換えるタイミングをできるだけ遅らせ、楽天モバイルの初月料金をできるだけ安くすると良いでしょう。
キャンペーン期間中がお得!
ドコモから乗り換える際には、楽天モバイルでお得なキャンペーンを実施しているタイミングを狙うことをおすすめします。
現在楽天モバイルで実施中のおすすめキャンペーンは以下の通りです。
- SIMのみ契約の方向け:専用ページ経由の申し込みで最大14,000ポイント還元
- iPhone買い替え予定の方向け:対象iPhone購入で最大40,000円相当還元
- Android買い替え予定の方向け:対象Android購入で最大20,000ポイント還元
- Androidを安く購入したい方向け:arrows We2購入で一括1円
楽天モバイルでは、主に楽天スーパーポイントの還元と機種代金割引のキャンペーンを実施しています。
SIMのみ契約でも最大14,000ポイント還元されるキャンペーンも実施しており、機種を購入しない方もお得に契約できますよ。
契約更新月と解約金は気にしなくてOK
ドコモには契約更新月や解約金などの縛りがないので、都合の良いタイミングで乗り換えても問題ありません。
以前は契約更新月以外に解約すると1万円近い解約金が請求されるルールがありましたが、現在は廃止されています。
楽天モバイルでキャンペーンが実施されているときなど、ぜひ自分にとって最もお得になるタイミングで申し込みましょう。
徹底比較!ドコモから楽天モバイルに乗り換えるメリットとデメリットは?
ドコモと楽天モバイルの料金プランや通信速度、エリアを比較し、乗り換えるメリット・デメリットについて解説します。
ドコモと楽天モバイルの料金プランや通信速度は以下の通りです。
料金プラン比較 | ドコモ | 楽天モバイル |
---|---|---|
月額料金 | 【ドコモMAX】 ・~1GB:5,698円 ・1~3GB:6,798円 ・3GB~:8,448円 【ドコモMini】 ・4GB:2,750円 ・10GB:3,850円 【ドコモポイ活MAX】 無制限:11,748円 【ドコモポイ活20】 ・~20GB:7,898円 ・20GB~:9,570円 | ~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~:3,278円 |
月額料金 (各種割引適用後) | 【ドコモMAX】 ・~1GB:2,398円 ・1~3GB:3,498円 ・3GB~:5,148円 【ドコモMini】 ・4GB:880円 ・10GB:1,980円 【ドコモポイ活MAX】 無制限:8,448円 【ドコモポイ活20】 ・~20GB:4,818円 ・20GB~:6,490円 | ~3GB:968円 3~20GB:2,068円 20GB~:3,168円 |
通信速度(※1) | 下り速度:143.34Mbps 上り速度:13.39Mbps Ping値:44.42ms | 下り速度:97.25Mbps 上り速度:26.56Mbps Ping値:49.33ms |
事務手数料 | 3,850円 ※オンラインなら無料 | 無料 |
かけ放題 | 5分:880円 無制限:1,980円 | 15分:1,100円 無制限:無料(要アプリ) |
データ繰り越し | × | × |
海外利用 | 30GBまで無料 ※2025年秋頃までは、「世界そのままギガ」への申込・利用が必須 | 月2GBまで無料 |
契約期間 | なし | 通常利用:なし 利用実態なし:申し込みから1年 |
違約金 | なし | 通常利用:0円 利用実態なし:プラン料金の月額最低利用金額の1ヶ月分 |
詳しく見ていきましょう。
料金プラン・通信速度・エリアを比較したメリット
料金プラン・通信速度・エリアを比較してわかった楽天モバイルのメリットは以下の通りです。
- 月額料金はドコモの半額以下
- アプリを使えば無料で通話かけ放題
- 速度はドコモより遅いが普通に使うには問題なし
楽天モバイルはデータ無制限でも月額3,278円と、ドコモよりかなり料金が安いです。
割引を最大限適用したドコモよりも安くなるため、スマホ料金に不満を持つ方も楽天モバイルなら節約できるでしょう。
さらに、データ通信だけでなく通話も専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、かけ放題が無料で利用できます。
データも通話もたっぷり使いたい方にぴったりです。
実効通信速度は90Mbps台とドコモより遅いですが、SNS閲覧や動画視聴、通信速度をあまり重視しないスマホゲームなら快適に楽しめるでしょう。

料金プラン・通信速度・エリアを比較したデメリット
ドコモと比較してわかった、楽天モバイルのデメリットは以下の通りです。
- 通信速度を重視する方には物足りない可能性あり
- エリアはドコモより狭め
- セット割がない
通信速度はドコモより速くないので、速度重視のスマホゲームで遊ぶなど速さにこだわりたい方には不向きでしょう。
また、楽天モバイルもプラチナバンドが割り当てられていますが700Mhz帯のみのため、ドコモより通信品質に不安があります。
自社回線エリア以外ではauのパートナー回線が使える点を踏まえても、対応エリアはドコモより狭いでしょう。

また、ドコモ光とのセット割や、回線数によって割引が適用される家族割が使えなくなるのも楽天モバイルのデメリットです。
家族でドコモを使っている方は家族の料金が高くなる可能性もあるので、乗り換える際には事前に相談することをおすすめします。
ドコモから楽天モバイルに乗り換える際によくある質問
ドコモから楽天モバイルに乗り換える際によくある質問をまとめました。
詳しく見ていきましょう。
解約金はいくら?
楽天モバイルでお得なキャンペーンを実施しているときなど、自分の都合に良いタイミングで契約しましょう。
電話番号はそのまま使える?
電話番号を引き継ぐ場合は、申し込みの際に必ず「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」を選んでください。
MNPワンストップに対応しているので、申し込み完了後の「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」も忘れないようにしましょう。
LINEの引き継ぎ方法は?
- 新しいスマホにLINEをインストールし起動する
- 「QRコードでログイン」をタップし「QRコードをスキャン」を選ぶ
- 古いスマホでLINEを起動し「設定」→「かんたん引き継ぎQRコード」を選ぶ
- 古いスマホに表示したQRコードを新しいスマホで読み取り「次へ」をタップする
- 画面の案内に従いながらLINEの設定を続ける
iPhoneで「クイックスタート」を使った場合は、自動的にLINEアカウントも引き継げます。
ただしバックアップが取れるのは直近14日間の履歴のみ。
それ以前のものは、手動でのバックアップが必要です。
また、AndroidからiPhoneなど異なるOS間の移行の場合、バックアップできるトーク履歴は直近14日間のみなので注意しましょう。
なお、ドコモで使っていたスマホをそのまま楽天モバイルで使う場合は、LINEアカウントの引き継ぎは不要です。
楽天モバイルの初期設定
- MNP転入手続き(開通手続き)をする
- SIMを設定する
- APN設定をする
- データ移行をする
ドコモの電話番号を楽天モバイルで使えるようにするために、まずmy 楽天モバイルで開通手続きを行いましょう。
開通手続きが完了したらSIMカードまたはeSIMの設定に進みます。
基本的にSIMの設定が完了した時点でインターネットが使えるようになりますが、APN設定が必要な機種もあるので注意しましょう。
クイックスタートやiOS移行アプリ、Googleアカウントの同期などを使ってデータの移行も忘れずに行ってください。
データ通信量を節約する裏技
- Wi-Fi環境を利用する
- 動画や音楽のストリーミング再生を控える
- 用途に合わせてWi-Fiとモバイル回線を使い分ける
自宅や飲食店に設置されているWi-Fiを使って動画や音楽をダウンロードすれば、データ通信を使わないオフライン再生が可能です。
楽天モバイルの回線を使ったストリーミング再生やダウンロードを控えれば、データの消費を抑えられるでしょう。
楽天モバイルに高速通信の切替機能がありません(※)。
※海外ローミングではデータ高速モードの切り替えができます。
ダウンロードやゲームではWi-Fiを使うなど、用途に合わせて通信方法を変えることもおすすめです。
まとめ:ドコモから楽天モバイルへ乗り換えると月額料金がお得!
この記事では、ドコモから楽天モバイルへ乗り換える際の手順やメリット・デメリットについて解説しました。
- 楽天モバイルに乗り換えると月額料金が安くなる
- 通信速度はドコモの方が速いが、楽天モバイルも普段使いには支障なし
- エリアの広さや通信品質はドコモの方が優れている
- 楽天モバイルの通信環境は今後さらに改善する可能性あり
- MNPワンストップに対応しているので予約番号の発行は必要ない
- 乗り換えは月末やキャンペーン実施中がおすすめ
ドコモから楽天モバイルへ乗り換えると月額料金を大幅に安くできるので、スマホ料金に不満を持つ方におすすめです。
速度や繋がりやすさはドコモの方が優秀ですが、楽天モバイルも年々通信環境が改善傾向なので今後さらに使いやすくなるでしょう。
MNPワンストップに対応しており、予約番号発行不要でスムーズに手続きできるのも魅力です。
乗り換え手続きのタイミングは、楽天モバイルの初月料金を抑えるために月末を狙うと良いでしょう。
現在はSIMのみ契約で最大14,000ポイント還元などお得なキャンペーンも実施しています。
この機会に、ぜひ乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。