楽天モバイルは低価格で使えるキャリア回線として人気がありますが、その安さから「本当に大丈夫なのか」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるメリット・デメリットや、MNPワンストップを使った乗り換えの手順について解説します。
- SIMロック解除が必要かどうか確認する
- オンラインで楽天モバイルを申し込む
- 開通手続きを行う
- eSIMまたはSIMカードを設定する
- APN設定を行う
- データ移行を行う
ソフトバンクから乗り換えを検討している方や、楽天モバイルに興味がある方はぜひ参考にしてください。
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※本記事内の金額は全て税込みです。
※記事内の速度計測はみんなのネット回線速度から引用しています。
※実際の速度についてはご利用の環境によって変動します。
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える方法!MNPワンストップ制度で簡単
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるなら、予約番号発行不要のMNPワンストップがおすすめです。
MNPワンストップとは一体どのようなものなのか、利用条件や注意点などについて見ていきましょう。
詳しく解説します。
MNPワンストップ制度とは?ソフトバンクからの乗り換え手順を解説
MNPワンストップとは、乗り換え先(転入先)で予約番号を発行できる制度です。
つまりソフトバンクでMNPを発行しなくても、楽天モバイルの申し込みと同時に予約番号を発行できます。
事前に予約番号を用意せずに、よりスムーズに乗り換えの手続きが可能なのがメリットです。
- 楽天モバイル公式サイトから申し込む
- 申し込み完了後に「my 楽天モバイル」から「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」を行う
- MNP開通手続き(転入手続き)を行う
- SIMの設定を行う
- APN設定を行う
楽天モバイルでは申し込み完了後に「my 楽天モバイル」にアクセスし、「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」を行うことで乗り換えが可能です。
利用条件と注意点
MNPワンストップの利用条件と注意点は以下の通りです。
- 転出先と転入先の両方がMNPワンストップに対応しているのが条件
- オンラインのみ対応で店舗契約では利用不可
MNPワンストップを使うには転出先と転入先の両方が対応している必要があり、片方が非対応だと利用できません。
ソフトバンクと楽天モバイルは両方MNPワンストップに対応しているため、利用することが可能です。
MNPワンストップ対応の事業者は増加傾向にあり、主要な格安SIMも続々と対応しているのでぜひチェックしてみてください。
また、MNPワンストップはオンラインのみ利用できる制度で、店舗手続きでは使えないため注意しましょう。
通常MNPとの違い
MNPワンストップと通常MNPの違いを見ていきましょう。
項目 | MNPワンストップ | 通常MNP |
---|---|---|
予約番号の発行 | 不要 | 要 |
店舗での乗り換え | 不可 | 可 |
対応事業者 | 一部のみ | すべて対応 |
通常MNPでは事前に予約番号を発行する必要がありますが、MNPワンストップでは転入先での申し込みと同時に発行できます。
事前の手続きが不要で、よりスムーズに申し込みができるのが大きなメリットです。
一方で、MNPワンストップはオンラインで申し込む際のみ利用できる制度のため、店舗では使えません。
使える事業者も増加傾向にありますが一部のみなので、MNPワンストップに対応しているかどうかあらかじめチェックすることが大切です。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える手順をステップごとに解説!
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える際の手順は以下の通りです。
手順別にそれぞれのポイントについて解説します。
手順①SIMロック解除が必要かどうか確認する
ソフトバンクでは2021年5月12日以降に発売された機種であれば、SIMロック解除は不要です。
2021年5月12日以前に発売されたSIMロックつきの機種は、楽天モバイルでは使えないため注意しましょう。
SIMロック解除をするには、My SoftBankで手続きすることをおすすめします。
- SIMロック解除をしたい機種の電話番号でMy SoftBankにログイン
- SIMロック解除をしたい機種の「IMEI番号(製造番号)」を入力し「次へ」をタップ
・Android:設定→システム(デバイス情報)→端末情報→IMEI
・iPhone:設定→一般→情報→IMEI - 「解除手続きする」をタップ
- Androidの場合は発行された「解除コード」を確認
※iPhoneは発行なし - Androidに楽天モバイルのSIMを入れる際に解除コードを入力する
Androidの場合は楽天モバイルのSIMを入れる際に「解除コード」の入力が必要なので、メモやスクリーンショットなどで保管しましょう。

なお、SIMロック解除はソフトバンクのスマホを楽天モバイルでそのまま使いたい場合のみ必要です。
楽天モバイルでスマホを買い替える場合は不要ですが、今後別のSIMを入れて再利用を検討している方は解除しておくことをおすすめします。
また、SIMロックを解除したとしてもソフトバンクのスマホが楽天モバイルで使えない場合もあります。
現在利用中の機種、または以前ソフトバンクで購入した機種が楽天モバイルで使えるかどうか、必ず動作確認を行いましょう。
手順②オンラインで楽天モバイルを申し込む
楽天モバイルの申し込みは店舗でも可能ですが、24時間いつでも手続きできるオンラインがおすすめです。
オンライン限定のお得な還元キャンペーンも用意されているので、ぜひ積極的に使いましょう。
楽天モバイルをオンラインで申し込む際に必要なものは以下の通りです。
- 楽天会員のIDとパスワード
- 本人確認書類
- 銀行口座またはクレジットカードの情報
楽天モバイルは申し込み時に楽天会員のIDでログインする必要があるので、会員でない方は事前に登録した方がスムーズです。
本人確認書類は自宅で商品を受け取る際に、配達員に提示する形で確認することもできます。
自宅で本人確認する場合は、運転免許証やマイナンバーカードなど使える書類が限られているので注意しましょう。
必要なものの準備が完了したら、楽天モバイル公式サイトにて申し込みます。
- 楽天モバイル公式サイトの「お申し込み」をタップ
- 「プランを選択する」をタップ
- 楽天会員IDとパスワードでログイン
- オプションとSIMのタイプを選択
- スマホを購入する場合は「製品選択へ進む」から機種を選択
- 「この内容で申し込む」をタップ
- 「契約者情報と本人確認書類の情報が一致していることを確認しました」をチェック
※必ず登録済みの住所や氏名が合っているか確認し、変更がある場合は事前に手続きしましょう。 - 本人確認の方法を選択・実施
- 「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」を選択し電話番号を入力
- 受取方法と支払い方法を選択し「この内容で申し込む」をタップ
- my 楽天モバイルで「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」を実施
ソフトバンクの電話番号をそのまま使うのであれば、「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」を必ず選択してください。
乗り換え以外で楽天モバイルを契約すると、ソフトバンクの電話番号を引き継げません。
また、ソフトバンクはMNPワンストップに対応しているので予約番号は不要ですが、申込完了後に「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」が必要です。
My SoftBankのログインに必要なIDやパスワードを準備し、忘れずに申請を行いましょう。
手順③開通手続きを行う【MNP転入】
自宅にSIMカードが到着、またはeSIMの契約手続きが完了したら、開通手続き(MNP転入)を行います。
開通手続きをすることで、ソフトバンクで使っていた電話番号を楽天モバイルに移行できます。
必ずSIMカードが手元にある・eSIMの契約が済んでいる状態で行ってください。
- 「my 楽天モバイル」アプリを起動・ログイン
- 該当の申込番号をタップ
- 「転入を開始する」をタップ
- 注意事項を読んで「MNP転入に関する注意事項を読み理解しました」にチェック
- 「MNP転入を開始する」をタップ
- 申し込み履歴画面で「開通手続き中です」と表示されていることを確認する
9時から21時の間に手続きをすれば当日中に開通しますが、21時1分以降は翌日9時以降になるので注意しましょう。
楽天モバイルで開通手続きが完了すると、ソフトバンクは自動的に解約されます。

開通手続きをしなければソフトバンクの契約は続くため、申し込み時期によっては開通タイミングを月末に調整することも可能です。
手順④eSIMまたはSIMカードを設定する【iPhone/Android】
開通手続きが完了したら、次にSIMの設定を行います。
SIMカードの場合は、電源を切った状態でスマホのSIMトレイを開け、楽天モバイルのSIMカードを差し込みましょう。
eSIMの場合は下記の手順で設定してください。
- my 楽天モバイルアプリを起動
- 「お申し込み履歴を見る」から該当する申込番号を選択
- 「開通手続きへ進む」をタップ
- 「開通手続きが完了しました」と表示されたら完了
最後に、Wi-Fiを切った状態で4Gまたは5Gに接続できるかどうか確認しましょう。
4Gまたは5Gに接続できない場合は、APN設定が必要です。
手順⑤利用機種に応じてAPN設定を行う
基本的に、SIMの設定が終われば楽天モバイルのインターネット回線を利用できますが、中にはAPN設定が必要な機種もあります。
iPhone・Android別にAPNの設定方法を見ていきましょう。
ソフトバンクを利用する前にUQモバイルなど格安SIMを使っていた場合は、端末内にAPN構成プロファイルが残っている可能性があります。
楽天モバイルに乗り換えた際には、まず構成プロファイルが残っていないか確認し、必要に応じて削除しましょう。
- 「設定」を開く
- 「一般」の「VPNとデバイス管理」をタップ
- インストールされているプロファイルを選択
- 「プロファイルを削除」をタップ
- パスコードを入力し「削除」をタップ
iPhoneの場合、新しいSIMを入れると「キャリア設定アップデート」というポップアップが表示されます。
「アップデート」をタップししばらく待つと、設定が完了しインターネットが利用できるようになります。
Androidの一部の機種では、APN情報を手入力する必要があります。
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」→「SIMとモバイルネットワーク」をタップ
- 「SIMカード」→「アクセスポイント名」を選択
- 画面右上の「+」をタップ
- 下記表を参考にしながらAPN情報を入力し「保存」をタップ
- 保存したAPNにチェックを入れて完了
すでに楽天モバイルのAPN情報が登録されている場合は、チェックを入れるだけで完了です。
楽天モバイルのAPN情報は下記表を参考にしてください。
項目 | 入力事項 |
---|---|
APN名 | 楽天(rakuten.jp) |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
AndroidはメーカーによってUIが異なるため、必ずしも上記手順の流れになるとは限らない点にご注意ください。
手順⑥データ移行:LINEのトーク履歴も引き継ぎ手順まで解説
楽天モバイルへ乗り換えるのと同時にスマホを買い替える場合は、データの移行も必要です。
データ移行の手順はスマホに搭載されているOSで異なります。
- iPhone同士:「クイックスタート」を使用
- Android→iPhone:「iOSに移行」アプリ
- iPhone→Android:ケーブルやGoogle・iCloudなどのバックアップ
- Android同士:Googleのバックアップ機能やQRコードによる移行など
※機種によって使えるデータ移行が異なる場合がある
iPhoneからiPhoneに機種変更する場合は、並べて置くだけで簡単にデータ移行できる「クイックスタート」がおすすめ。
Android同士の場合は機種によって使えるデータ移行が異なりますが、スタンダードなのはGoogleアカウントによるバックアップです。

また、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える際にはLINEアカウントも引き継げます。
- 新しいスマホにLINEをインストールし起動する
- 「QRコードでログイン」をタップし「QRコードをスキャン」を選択
- 古いスマホでLINEを起動し「設定」→「かんたん引き継ぎQRコード」を選択
- 古いスマホに表示したQRコードを新しいスマホで読み取る
- 古いスマホで「次へ」をタップ
- 画面の案内に従いながらLINEの設定を続ける
iPhoneで「クイックスタート」を使う際は、上記の引き継ぎ操作をする必要なく自動で引き継がれます。
LINEアカウントと同時にトーク履歴を引き継ぎたい場合は、事前にトークのバックアップをしておきましょう。
「かんたん引き継ぎQRコード」を使えば直近14日間までのトークは自動的にバックアップされますが、14日以前のものは手動でのバックアップが必要です。
なお、AndroidからiPhoneなど異なるOS間での引き継ぎの場合は、トーク履歴は直近14日間までしかバックアップできないので注意しましょう。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えのるベストタイミングは?
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるときのベストタイミングについて解説します。
詳しく見ていきましょう。
月末?月初?最適なタイミングを解説
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるには月末がおすすめです。
ソフトバンクを解約(乗り換え)する際、どのタイミングで手続きしてもプラン料金は満額発生してしまいます。
加えて、楽天モバイルも初月料金は日割りされません。
ただし、楽天モバイルは使ったデータ容量に応じて料金が変動します。
- 3GB未満:1,078円
- 3GB以上20GB未満:2,178円
- 20GB以上:3,278円
つまり契約タイミングが月末であればあるほど、楽天モバイルのデータ利用量を少なくすることが可能です。
ソフトバンクのプラン料金は変わらないので、楽天モバイルの契約タイミングを遅らせ初月の料金をできるだけ安くすると良いでしょう。

キャンペーン期間中がお得!
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるには、キャンペーンを活用するのがお得です。
現在楽天モバイルで実施中のおすすめキャンペーンは以下の通りです。
- SIMのみ契約の方向け:専用ページからの申し込みで最大14,000ポイント還元
- iPhone買い替え予定の方向け:対象iPhone購入で最大40,000円相当還元
- Android買い替え予定の方向け:対象Android購入で最大20,000ポイント還元
- Androidを安く購入したい方向け:arrows We2購入で一括1円
キャンペーンを活用すれば、初期費用をペイできるほどのポイント還元を受けられたり、欲しいスマホをお得に購入できたりなど、メリットがたくさんあります。
乗り換えるタイミングでお得なキャンペーンを実施しているかどうか、ぜひチェックしてみてください。
契約更新月・解約金はないので気にしなくてOK
ソフトバンクは契約更新月や解約金がないので、縛りを気にせずに楽天モバイルへ乗り換えられます。
数年前までは、契約更新月以外にソフトバンクから乗り換えたり解約したりすると、1万円ほどの解約金がかかっていました。
現在はそのような縛りは一切ないため、お得なキャンペーンを実施している時など自分の都合に合ったタイミングで手続きしましょう。
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換える際によくある質問
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える際によくある質問をまとめました。
詳しく見ていきましょう。
解約金はいくら?
いつ乗り換えても費用はかからないため、都合の良いタイミングで手続きすることをおすすめします。
電話番号はそのまま使える?
電話番号をそのまま使う場合は、楽天モバイルで申し込む際に必ず「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」を選択してください。
他社へ乗り換えることを「解約」と思い、ソフトバンクで解約手続きをすると電話番号は消滅してしまいます。
電話番号を引き継ぎたい方は、必ず楽天モバイルで乗り換えの手続きを進めましょう。
LINEの引き継ぎ方法は?
- 新しいスマホにLINEをインストールし起動する
- 「QRコードでログイン」をタップし「QRコードをスキャン」を選択
- 古いスマホでLINEを起動し「設定」→「かんたん引き継ぎQRコード」を選択
- 古いスマホに表示したQRコードを新しいスマホで読み取る
- 古いスマホで「次へ」をタップ
- 画面の案内に従いながらLINEの設定を続ける
「かんたん引き継ぎQRコード」を使うことで、直近14日間のトーク履歴まで自動的に引き継ぐことが可能です。
さらに古いトーク履歴を引き継ぎたい場合は、事前に古いスマホで「トーク履歴のバックアップ」をしておきましょう。
AndroidからiPhoneなど異なるOS間での引き継ぎの場合、バックアップできるトーク履歴は直近14日間のみなので注意してください。
iPhoneのクイックスタートを利用する場合は、LINEのアカウントも同時に引き継がれるので楽ですよ。
なお、ソフトバンクで使っていたスマホをそのまま使う場合は、引き継ぎの手続きをせずにLINEを使い続けられます。
楽天モバイルの初期設定
- MNP転入手続き(開通手続き)をする
- SIMカードを入れる
- APN設定をする
- データ移行をする
ソフトバンクから乗り換えた場合、まず「my楽天モバイル」のアプリから開通手続きをする必要があります。
この作業をしないと、ソフトバンクで使っていた電話番号を楽天モバイルで使えないので忘れないようにしましょう。
開通手続きをしない場合は、MNP予約番号の有効期限満了日の10時に自動的に切り替わります。
開通手続き後はSIMカードまたはeSIMの設定を行い、APN設定をして楽天モバイルのインターネット回線を使えるように準備します。
LINEの引き継ぎや写真のバックアップなど、データ移行も忘れずに行いましょう。

データ通信量を節約する裏技
自宅などに設置されているWi-Fiに接続して動画や音楽をダウンロードすれば、データ通信を使わないオフライン再生が可能です。
楽天モバイルに高速通信の切替機能がない(※)ため、ダウンロードやゲームではWi-Fiを使うなど用途に合わせて通信方法を変えることが大切です。
※海外ローミングではデータ高速モードの切り替えができます。
徹底比較!ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるメリットとデメリットは?
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるとどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
今回は、料金プラン・通信速度・エリアの3つの項目で比較します。
楽天モバイルは一体どのようなキャリアなのか、ぜひチェックしてみてください。
料金プランを比較したメリット・デメリット
料金プランを比較して分かった楽天モバイルのメリット・デメリットは以下の通りです。
- ソフトバンクの半額以下の料金で利用可能
- 1GB~無制限まで使った分に合わせて料金が変動
- 専用アプリを使えば通話も無料でかけ放題
- 光回線などのセット割引がない
- 緩めだが1年間の縛りがある
- 海外向けのデータ使い放題プランがない
ソフトバンクと料金プランを比較すると、楽天モバイルは半額以下の料金で使えることがわかりました。
下記表にて、ソフトバンクと楽天モバイルの料金の違いを見ていきましょう。
料金プラン比較 | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|
月額料金 | ミニフィットプラン+: ・1GB:3,278円 ・2GB:4,378円 ・3GB:5,478円 メリハリ無制限+:7,425円 ペイトク無制限:9,625円 | ~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~:3,278円 |
月額料金 (各種割引適用後) | ミニフィットプラン+: ・1GB:2,178円 ・2GB:3,278円 ・3GB:4,378円 メリハリ無制限+:4,928円 ペイトク無制限:7,128円 | ~3GB:968円 3~20GB:2,068円 20GB~:3,168円 |
事務手数料 | 3,850円 ※オンラインなら無料 | 無料 |
かけ放題 | 5分:880円 無制限:1,980円 | 15分:1,100円 無制限:無料(要アプリ) |
データ繰り越し | × | × |
海外利用 | ・アメリカとハワイでそのまま使える ・使い放題:2,980円/日 ・24時間3GB:980円~ ※対象国によって異なる | 月2GBまで無料 |
契約期間 | なし | 通常利用:なし 利用実態なし:申し込みから1年 |
違約金 | なし | 通常利用:0円 利用実態なし: プラン料金の月額最低利用金額の1ヶ月分 |
ソフトバンクは小容量プランと無制限プランに分けられていますが、楽天モバイルは使った分に応じて料金が変動する仕組みです。
20GB以上たっぷりデータを使っても月3,278円と、ソフトバンクの無制限プランの半額以下で使えますよ。
さらに、専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、通話も追加料金なしでかけ放題です。

ただし、楽天モバイルに乗り換えるとソフトバンクの家族割引や光セット割が使えなくなるため、家族で利用している方は注意が必要です。
回線数によってはソフトバンクを利用している家族の料金が高くなる恐れもあるので、乗り換える際はしっかり相談するべきでしょう。
また、利用実態のない方を対象としているので使用していれば問題ありませんが、1年間の最低利用期間が設けられている点にも注意しましょう。
通信速度を比較したメリット・デメリット
ソフトバンクと楽天モバイルの速度を比較すると、楽天モバイルの方がやや遅めです。
通信速度比較 | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|
下り速度 | 120.49Mbps | 97.25Mbps |
上り速度 | 20.21Mbps | 26.56Mbps |
Ping値 | 37.89ms | 49.33ms |
ソフトバンクには劣りますが、楽天モバイルもスマホを快適に使うために必要な通信速度の目安「30Mbps前後」をしっかりクリアしています。
通信速度を重視するオンラインゲームなどは厳しいかもしれませんが、SNS閲覧や動画視聴であれば支障なく楽しめるでしょう。
ただし、楽天モバイルは楽天回線に繋がるエリアとauのパートナー回線に繋がるエリアがあり、場所によっては速度に差が出る恐れがあります。

エリアを比較したメリット・デメリット
エリアを比較した上でわかった楽天モバイルのメリット・デメリットは以下の通りです。
- エリアは年々拡大傾向にある
- 2026年9月末にパートナー回線終了予定
- プラチナバンドは700MHz帯のみ対応
- エリアはソフトバンクより狭い
楽天モバイルのサービスエリアは年々拡大傾向にあり、現在の人口カバー率はパートナー回線を含めて99.9%です。
また、パートナー回線も2026年9月末に終了予定と、自社回線だけで補えるまでにエリアが大きくなったのだと判断できます。
700MHz帯のプラチナバンドにも対応したことで、今後より狭い道や屋内にも電波が届きやすくなるでしょう。
一方で、割り当てられたプラチナバンドが700MHz帯のみと、700~900Mhz帯に対応しているソフトバンクと比べて繋がりやすさに不安があります。
さらに、現在ごく一部の地域でのみ利用できる点も含めると、ソフトバンクよりもエリアが狭く電波が届きにくい場所があるのは否めないでしょう。
実際のユーザーの評判・口コミは?
実際に、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えた方の評判・口コミを集めてみました。
楽天モバイルの請求来てたから調べてみたけどネット回線込みでも前のソフトバンクから半額くらいになってて驚いた。通信費って結構デカかったんだな
— 時計 (@clock_2468) May 15, 2025
やはり「料金が安くなった」との声が多く見受けられます。
上記のように、ネット回線込みでソフトバンクを使っていた頃の半額程度の料金になった方もいました。
通信費を安く抑えたい方にはぴったりのキャリアといえるでしょう。
少しでも節約のためソフトバンクから楽天モバイルに変えた
全て楽天に統一してるからポイントも貯まってくしこういう所からよね— すけろく@借金垢 (@dymsk109) May 8, 2025
また、利用サービスをすべて楽天に統一している方からは「ポイントが貯まりやすい」という声もありました。
楽天モバイルは契約時にポイントがもらえるキャンペーンも多数実施しているため、楽天スーパーポイントを貯めたい方にもおすすめです。
ソフトバンクから楽天モバイルに昨年末に変えました。ソフトバンクで問題なく繋がっていた場所で楽天モバイルは繋がらないところ多すぎます。
自宅のトイレも繋がりません。
あと、電話が結構不便でプツプツ途切れる通話になりますので覚悟を持った方が良いです。— hx2que (@hx2que) May 19, 2025
中には「ソフトバンクで繋がっていた場所が楽天モバイルで使えなくなった」と不満の声もありました。
ただ、逆に繋がりやすさを評価する口コミもあり、エリアによって満足度が大きく変わる可能性が高いです。
楽天モバイルに乗り換える際はサービスエリアマップなどを確認し、自宅や職場の周辺で使えるかどうか事前に確認しておきましょう。
まとめ:ソフトバンクから楽天モバイルにはMNPワンストップで簡単に乗り換えが可能
この記事では、ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えるメリット・デメリットや手続きの手順について解説しました。
- 楽天モバイルに乗り換えると月額料金を安く抑えられる
- 通信速度や繋がりやすさはソフトバンクの方が優秀
- 対応エリア拡大など今後さらに使いやすくなる可能性あり
- MNPワンストップなら予約番号発行不要で手続きできる
- 乗り換えるなら月末やお得なキャンペーン実施期間中がおすすめ
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えると、料金を半額以下まで抑えられるのが魅力です。
速度や繋がりやすさはソフトバンクの方が優れていますが、今後も楽天モバイルはプラチナバンド対応エリア拡大など通信面で改善していくでしょう。
MNPワンストップを使えば予約番号発行不要でスムーズに手続きできるので、ぜひオンラインからの申し込みをおすすめします。
ソフトバンクの月額料金は日割り計算されないため、乗り換えるなら月末を狙うと良いでしょう。
楽天モバイルではSIMのみで14,000ポイント還元などお得なキャンペーンも多数実施しているので、ぜひチェックしてみてください。