ahamoの料金やサービスを見直して、もっと柔軟にデータ通信を使いたい方におすすめなのが楽天モバイルへの乗り換えです。楽天モバイルは「Rakuten最強プラン」でデータ無制限・シンプルなワンプランが魅力で、毎月の通信費を抑えつつ容量を気にせず使える環境が手に入ります。
とはいえ、「本当に安くなるのか?」「ahamoより電波は安定しているのか?」と不安に思う方も多いはず。安心して乗り換えるには、メリットとデメリットを両方理解しておくことが重要です。
この記事では、ahamoから楽天モバイルへ乗り換える具体的な手順をわかりやすく解説し、MNPワンストップ制度やeSIMについても紹介します。乗り換えをスムーズに進めたい方はぜひ参考にしてください。
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2025年の新型iPhone17が予約開始中!新規・乗り換え・機種変更で使えるお得なキャンペーンをまとめています。楽天モバイルで発売しているiPhoneの在庫状況・入荷状況もまとめているので、是非チェックしてみてください。

※格安SIMのレーティング基準と評価方法はこちらです。
※本記事内の金額は全て税込みです。
※記事内の速度計測はみんなのネット回線速度から引用しています。
※実際の速度についてはご利用の環境によって変動します。
ahamoから楽天モバイルに乗り換えのベストタイミングは?
ahamoから楽天モバイルへ乗り換えるベストタイミングについて解説します。
詳しく見ていきましょう。
月末?月初?最適なタイミングを解説
ahamoから楽天モバイルへ乗り換えるなら、月末がおすすめです。
まず、ahamoは解約月に日割り計算がなく、いつ手続きしてもプラン料金やオプション料金が満額発生します。
楽天モバイルも契約月の日割り計算はありませんが、利用するデータ量によって月額料金が変動するのが特徴です。
- ~3GB:1,078円
- 3~20GB:2,178円
- 20GB超え:3,278円
3GB未満の場合は1,078円になるので、乗り換える月のコストをできるだけ抑えたいなら、楽天モバイルのデータ利用量を減らすことが重要です。
また、ahamoのデータ容量を使い切ったタイミングで乗り換えるのもおすすめです。
お得なキャンペーン実施期間中も狙い目
楽天モバイルでお得なキャンペーンを実施しているときも、乗り換えるタイミングとしておすすめです。
楽天モバイルで現在実施中のお得なキャンペーンは以下の通りです。
- 専用URLから申し込みで14,000ポイント還元【再契約も対象】
- 対象のiPhone購入で最大40,000円相当還元
- 対象のAndroidが最安一括1円
- YouTube Premiumが初回3ヶ月無料など
キャンペーン実施期間中に楽天モバイルへ乗り換えれば、ポイント還元や機種代金割引など契約状況に合わせてさまざまな特典が利用できます。
楽天モバイルは比較的常に高額還元キャンペーンを実施していますが、特典内容が急に変更されることもあります。つまり最もお得なタイミングは今という可能性が高いです。
ahamoから楽天モバイルへ乗り換える方法
ahamoから楽天モバイルへ乗り換える際、MNPワンストップ制度を利用することが可能です。
この章では、MNPワンストップの概要や注意点について解説します。
詳しく見ていきましょう。
MNPワンストップ制度とは?ahamoからの乗り換え手順を解説
MNPワンストップとは、乗り換え先で申し込み時にMNP予約番号を発行できる制度です。
従来の乗り換え手続きでは、事前に転出元の携帯会社でMNP予約番号を発行する必要がありました。
しかしMNPワンストップ制度を使うことで、MNP予約番号を発行せずに直接乗り換え先で申し込みできるのです。
ahamoと楽天モバイルはMNPワンストップに対応しているので、ahamoでMNP予約番号を発行する必要はありません。
- 楽天モバイルに申し込む
- 電話番号の引き継ぎ(MNP)申請をする
- MNP開通手続きを行う
- eSIM/SIMカードの設定をする
- APN設定をする
MNP予約番号を発行した場合は、手順2の「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請をする」で予約番号の入力をします。
MNPワンストップの場合は、選択した利用中の携帯会社のWEBサイトに自動遷移し手続きを行います。
ahamo側で一切手続きをする必要がなく、スムーズに乗り換えできるのがMNPワンストップのメリットです。
利用条件と注意点
MNPワンストップの利用条件について見ていきましょう。
- 転出元と乗り換え先の両方がMNPワンストップに対応している
- オンラインで手続きをする
MNPワンストップを使うには、転出元と乗り換え先の両方が対応している必要があります。
つまり片方がMNPワンストップに対応していない場合、従来の乗り換えの手続きをしなければなりません。
また、MNPワンストップはオンラインが対象で、店舗申し込みでは利用できないので注意してください。
ahamoと楽天モバイルはどちらもMNPワンストップに対応しているので、ぜひオンラインで申し込みましょう!
通常MNPとの違い
MNPワンストップと通常MNPの違いは以下の通りです。
項目 | MNPワンストップ | 通常MNP (MNP予約番号の発行) |
---|---|---|
事前手続き | 不要 | MNP予約番号の発行が必要 |
店舗での乗り換え | 不可能 | 可能 |
通常MNPでは、乗り換え前に転出元でMNP予約番号を発行する必要があります。
一方でMNPワンストップは、乗り換え先で申し込む際に同時に予約番号を発行できるので、事前手続きが不要です。
店舗申し込みはMNPワンストップに対応しておらず、オンラインでのみ利用できます。
オンライン申し込みは待ち時間がなく、24時間いつでも申し込みできるので、店舗に行く時間がない方におすすめですよ。
ahamoから楽天モバイルに乗り換える手順をステップごとに解説!
ahamoから楽天モバイルへ乗り換える手順について解説します。
それぞれのステップについて、詳しく見ていきましょう。
手順①スマホを選ぶ│SIMロック解除の確認も忘れずに
まず、楽天モバイルで利用するスマホを選びます。
楽天モバイルで購入するだけでなく、ahamoで使っていた端末をそのまま利用することも可能です。
ahamoのスマホをそのまま使う場合は、以下の点について確認してください。
- 端末の対応状況
- SIMロック解除が必要か
利用中のスマホが楽天回線に対応しているか、楽天モバイル公式サイト「ご利用製品の対応状況確認」でチェックしましょう。
回線に対応しているかだけでなく、通話や緊急速報などの機能が使えるか「ご利用可能な機能」の項目もあわせて確認してください。
さらに、スマホの購入時期によってはSIMロックがかかっている可能性があるので、必要に応じて解除の手続きもしましょう。

SIMロック解除は、ahamoのSIMロック解除ページへアクセス・ログインし、案内に従って操作を進めてください。
iPhoneの場合、SIMロック解除の手続きが完了した時点で他社のSIMを入れて使えるようになります。
一方でAndroidは、他社SIMを入れて起動した際に、手続き完了後に表示される「SIMロック解除コード」の入力が必要です。
手順②楽天モバイルに申し込む
スマホの準備ができたら、楽天モバイル公式サイトにて申し込みましょう。
楽天モバイルは店舗もありますが、待ち時間不要で24時間いつでも申し込みできるオンラインがおすすめです。
まずは、楽天モバイルの契約に必要なものを用意してください。
- 本人確認書類
- クレジットカード、銀行口座など
- 楽天IDとパスワード
申し込み時に楽天IDとパスワードが必要なので、楽天会員ではない方はあらかじめ登録しておくとスムーズです。
申し込み手順は以下の通りです。
- STEP.楽天モバイル公式サイトにアクセスして「お申し込み」をタップ
- STEP.「プランを申し込む」をタップ
- STEP.必要なオプションの選択
通話かけ放題や留守番電話、割込通話など、追加したい機能・サービスにチェックを入れましょう。
- STEP.SIMタイプを選び「この内容で申し込みに進む」をタップ
- STEP.楽天会員のユーザーIDとパスワードを入力してログイン
- STEP.本人確認書類のアップロード
- STEP.電話番号の選択
3つの電話番号から選択できる「新規電話番号を取得」または、下4桁を指定する「選べる電話サービス1,100円」から希望の項目を選びます。
- STEP.お届け先情報や支払方法の入力
- STEP.申し込み内容の確認をして「この内容で申し込む」をタップ
- 終了
ahamoから乗り換える際は、手順9にて必ず「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」を選んでください。
eSIMを契約する場合は、本人確認の提出方法を「AIかんたん本人確認」にすると、最短当日に開通まで進められます。

手順③電話番号の引き継ぎ(MNP)申請をする
申し込みが完了したら、次に「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」を行います。
この申請をしないと、楽天モバイルにahamoの電話番号を引き継ぐことができません。
「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請」は下記の手順にて手続きをしましょう。
- my 楽天モバイルアプリを開く
- my 楽天モバイルにログイン
- 「申し込み履歴」をタップ
- 「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請をする」を選択
- 案内に従って操作し完了
MNP予約番号を既に発行している場合は、「MNP予約番号を発行済みまたは上記以外の通信会社」を選んでください。
手順④MNP開通手続きを行う
契約が完了し、手元にSIMや製品が到着したらMNP開通手続きを実施します。
MNP開通手続きをすることで回線が楽天モバイルに切り替わり、ahamoが自動的に解約されます。
もちろん、ahamoで別途解約手続きをする必要はありません。
- STEP.「my 楽天モバイル」アプリを起動・ログイン
- STEP.該当の申込番号をタップ
- STEP.「転入を開始する」をタップ
- STEP.注意事項を読んで「MNP転入に関する注意事項を読み理解しました」にチェック
- STEP.「MNP転入を開始する」をタップ
- STEP.申し込み履歴画面で「開通手続き中です」と表示されていることを確認する
- 終了
MNP開通手続きが完了したら、楽天モバイルの回線が使えるようになるまでしばらく待ちましょう。
9時から21時までに手続きを完了させれば、当日中の開通が可能です。
21時1分以降に手続きをすると翌9時以降の開通になるので、急ぎの方は注意してください。
手順⑤eSIM/SIMカードの設定をする
次に、eSIMまたはSIMカードの設定をします。
SIMカードの場合は、スマホの電源を切った状態でSIMを差し込めば完了です。
eSIMの場合は、my 楽天モバイルで開通手続きをする必要があるので忘れないようにしましょう。
- my 楽天モバイルアプリを開く
- 該当の申込番号をタップ
- 「開通手続きへ進む」をタップ
- 画面の指示に従って手続きを進める
- 【iPhoneのみ】モバイル通信プランのインストール画面が表示されたら「続ける」をタップ
画面に「開通手続きが完了しました」と表示されれば、eSIMの設定も完了です。
iPhoneの場合は、モバイル通信プランのインストール画面が表示されたら「続ける」をタップし、APN設定もあわせて行いましょう。
モバイル通信プランのインストールが完了したら、楽天モバイルの回線でインターネットが使えるようになります。
手順⑥APN設定をする【iPhone/Android】
多くの端末はSIMの設定が完了した時点で、楽天モバイルの回線を使えるようになります。
一方で、一部の機種はAPNの設定が別途必要であったり、既存のAPN構成プロファイルを削除したりなど操作が必要な場合があります。
過去に格安SIMを契約していたなど、iPhoneに他社のAPN構成プロファイルが残っている場合は下記の手順で削除しましょう。
- 「設定」アプリを起動
- 「一般」の「VPNとデバイス管理」をタップ
- 他社格安SIMのプロファイルをタップ
- 「プロファイルを削除」をタップ
- パスコードを入力し、「削除」をタップ
Androidの場合は、機種によってAPN情報を手入力する必要があります。
APNの設定手順は以下の通りです。
- 「設定」アプリを起動
- 「ネットワークとインターネット」の「SIMとモバイルネットワーク」をタップ
- 「SIMカード」の「アクセスポイント名」をタップ
- 画面右上の「+」をタップ
- APN情報を入力し「保存」をタップ
- 保存したAPNにチェックを入れる
楽天モバイルのAPN情報は以下にて確認してください。
項目 | 入力事項 |
---|---|
APN名 | 楽天(rakuten.jp) |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
Androidは機種によってUI(ユーザーインターフェース)が異なるため、上記の手順通りの記載ではない可能性があります。
操作が分からない場合は、メーカー公式サイトのサポートページや取扱説明書で確認してください。
手順⑦データ移行をする【LINEのトーク履歴も引き継ぐ】
楽天モバイルへ乗り換えるのと同時にスマホを買い替える場合は、データ移行も忘れずに行いましょう。
データ移行は、利用する端末のOSによって手段が異なります。
- iPhone同士:クイックスタート
- iPhone→Android:ケーブルやGoogleアカウント
- Android→iPhone:「iOSに移行」アプリ
- Android同士:ケーブルやGoogleアカウント
iPhone同士なら、端末を隣に並べるだけで簡単にデータ移行できるクイックスタートがおすすめです。
AndroidからiPhoneに移行する場合も、「iOSに移行」という便利なアプリがありますよ。
Android同士やiPhoneからAndroidに切り替える場合は、ケーブルやGoogleアカウントを利用しましょう。
また、ahamoから楽天モバイルへ乗り換える際、LINEアカウントも引き続き使えます。
LINEアカウントの引き継ぎ方法は以下の通りです。
- 新しいスマホでLINEを起動し「ログイン」をタップ
- 「QRコードでログイン」→「QRコードをスキャン」の順にタップ
- 古いスマホでLINEを起動し「設定」の「かんたん引き継ぎQRコード」をタップ
- 新しいスマホで、古いスマホに表示したQRコードを読み取る
- 古いスマホで「次へ」をタップ
- 画面の指示に従い、新しいスマホで設定を進める
iPhone同士であれば、クイックスタートを使った時点でLINEアカウントも自動的に引き継げますよ。
同時にトーク履歴も引き継ぎたい場合は、事前にバックアップしておきましょう。
異なるOS間の引き継ぎの場合は、直近14日間のトーク履歴のみ引き継ぎ可能なので注意してください。
ahamoから楽天モバイルへ乗り換えるメリット5個
ahamoから楽天モバイルへ乗り換えるメリットは以下の通りです。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
データ無制限が月額3,278円で使える
楽天モバイルはデータを無制限で使うことができ、料金も月額3,278円とahamoより安いです。
下記表にて、ahamoと楽天モバイルの料金を比較しました。
料金プラン比較 | ahamo | 楽天モバイル |
---|---|---|
月額料金 | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 | ~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~:3,278円 |
月額料金 (各種割引適用後) | 30GB:2,970円 110GB:4,950円 | ~3GB:968円 3~20GB:2,068円 20GB~:3,168円 |
事務手数料 | 無料 | 無料 |
かけ放題 | 無制限:1,100円 ※5分かけ放題は無料 | 15分:1,100円 無制限:無料(要アプリ) |
データ繰り越し | 〇 | × |
海外利用 | 30GBまで無料 ※15日間のみ | 月2GBまで無料 |
契約期間 | なし | なし |
違約金 | なし | なし |
ahamoは30GBプランに1,980円の「大盛りオプション」をつけることで、月110GBまで利用できます。
大盛りオプションをつけると月額料金は4,950円になりますが、データ無制限の楽天モバイルの方が安いですね。
そのため、楽天モバイルは無制限でデータを使いたい方はもちろん、スマホの料金を安く抑えたい方にも適しています。
3GB未満の場合は1,078円に抑えられる
楽天モバイルは月間のデータ利用量が3GB未満の場合、月額料金が1,078円になります。
ahamoは30GBまで料金が変わらないので、データ利用量が少なくても一律2,970円です。
そのため月によって使うデータ量にばらつきがある方や、データをあまり使わない方は、ahamoよりも月額料金を安く抑えられるでしょう。
Rakuten Linkで通話が無料かけ放題になる
楽天モバイルでRakuten Linkアプリを使うと、国内通話が無料で無制限かけ放題になります。
ahamoで無制限かけ放題を使うには、1,100円のオプション料金が必要です。
楽天モバイルは無料で無制限かけ放題が利用できるので、友人や家族と長電話する機会が多い方に適しています。
通話にはネット回線が使われるので、音質が不安定になることもありますが、プライベートの通話なら支障ないでしょう。
楽天モバイルは、インターネットも通話もたくさん使いたい方に適しています。
実店舗がありサポートを受けやすい
楽天モバイルは全国に1,233店舗(※)あり、対面でサポートを受けやすい点が魅力です。
※2022年7月時点
ahamoもドコモショップでサポートを受けることができますが、1回につき3,300円の手数料がかかります。
また、サポート内容はスマホで手続きをする際に補助を行う程度なので、どちらにせよ自分で操作する必要があります。
スタッフの対面サポートを受けたい方や、契約や変更などの手続きをスタッフに対応してほしい方は楽天モバイルの方が便利でしょう。
iPhoneの機種代金が安い
楽天モバイルは、ahamoよりもiPhoneの機種代金が安い点もメリットのひとつです。
そこで、iPhone16の機種代金を下記表にて比較しました。
iPhone16 | ahamo | 楽天モバイル |
---|---|---|
128GB | 145,200円 | 141,700円 |
256GB | 172,810円 | 161,900円 |
512GB | 211,640円 | 201,800円 |
ahamoよりも楽天モバイルのiPhone16の方が4,000円~1万円ほど安いことがわかります。
楽天モバイルのiPhoneはahamoだけでなく、他社キャリアと比べても安いので、iPhoneを安く購入したい方にもおすすめです。

ahamoから楽天モバイルへ乗り換えるデメリット4個
楽天モバイルへ乗り換えるデメリットについて見ていきましょう。
詳しく解説します。
電波が繋がりにくくなる可能性がある
ahamoから楽天モバイルへ乗り換えると、電波が繋がりにくくなる可能性があります。
ドコモの回線が使えるahamoと比べると、楽天モバイルは対応エリアが狭く、場所によっては通信品質が不安定になる恐れがあるためです。
楽天モバイルもプラチナバンドに対応しましたが、獲得したのは700MHz帯のBand 28のみ。
残念ながら、他社と比べると使えるバンドが少ないのが現状です。
プラチナバンドに対応しているエリアも一部のみで順次拡大中なので、繋がりやすさについては「今後に期待」と言えます。
地下や山奥、商業施設などでは、楽天モバイルよりもahamoの方が使いやすいかもしれません。

通信速度もahamoの方が速いですが、楽天モバイルも動画視聴やスマホゲームを充分快適に操作できます。
速度比較 | ahamo | 楽天モバイル |
---|---|---|
下り速度 | 120.87Mbps | 82.9Mbps |
上り速度 | 13.34Mbps | 25.17Mbps |
Ping値 | 46.85ms | 52.4ms |
現在の通信品質においてはahamoの方が優勢ですが、エリア拡大などで楽天モバイルは今後も改善していくでしょう。
海外での利用可能データ容量が減る
ahamoは海外で30GBまで使えますが、楽天モバイルは2GBに減ってしまうので注意しましょう。
楽天モバイルもahamoも、申し込み・追加料金不要で海外でインターネットを利用できるのが魅力です。
ahamoは海外でデータ通信を始めてから15日間は30GBまで利用できるので、海外に行く機会が多い方に重宝されています。
海外出張や旅行の頻度が高い方は、ahamoから楽天モバイルへ乗り換えても問題ないか確認しましょう。

家族間無料通話の対象外になる
ahamoから楽天モバイルへ乗り換えると、家族間の無料通話が使えなくなります。

そのため、ドコモユーザーの家族の方と通話する頻度が多い場合は、無料通話が使えなくなる旨を事前に相談することをおすすめします。
楽天モバイルはRakuten Linkを使うと無料で無制限かけ放題になるので、「自分から電話をかけるね」と伝えると良いでしょう。
Rakuten Linkの音質はネット回線の状況に左右されやすい
楽天モバイルのRakuten Linkで通話をする際、ネット回線によっては音質が不安定になりやすい点がネックです。
Rakuten Linkの通話はネット回線を使う仕様で、LINE通話などの通話アプリとほぼ変わりません。
そのため、ネット回線が混雑しているなど状況によっては音質が不安定になる傾向にあります。
仕事など重要な用件で通話する際には、快適に利用できない可能性があるため注意しましょう。

ahamoから楽天モバイルへ乗り換える際の注意点
ahamoから楽天モバイルへ乗り換える際の注意点について見ていきましょう。
下記にて詳しく解説します。
セット割引のカウント対象外になる
ahamoは「みんなドコモ割」のカウント対象になっていますが、当然楽天モバイルに乗り換えると対象外になります。

みんなドコモ割は2回線で550円、3回線以上で最大1,210円割引されるので、回線数が変わると割引額が減る可能性があります。
家族でドコモのファミリー割引グループに入っている方は、乗り換え前に相談しましょう。
有料の通話かけ放題オプションは15分のみ
楽天モバイルの電話回線向けの通話かけ放題オプションは15分の制限がつくので、ahamoで無制限かけ放題を使っていた方は注意が必要です。

ahamoはプランに5分かけ放題が無料でついており、月額1,100円のオプションに加入すると無制限かけ放題が利用可能。
楽天モバイルもRakuten Linkで無料のかけ放題が使えますが、ネット回線による通話アプリのため、通信環境によっては音質が不安定になる場合があります。
ビジネスなど重要なシーンで長電話をする機会が多いなど、通話かけ放題の利用を検討している方は気をつけましょう。
iPhoneはキャリア決済が使えない
iPhoneは楽天モバイルのキャリア決済が使えないので、利用を検討している方は注意が必要です。
楽天モバイルでは、楽天回線に対応しているAndroidのみキャリア決済が使えます。
ただし、キャリア決済対象サービスはGoogle Playのみで、他社WEBサイトやアプリの支払いには利用できません。
一方、ahamoは「docomoコンテンツ決済サービス」に対応し、d払いやGoogle Play、iTunes、dメニュー記載のコンテンツでキャリア決済が利用できます。

キャリア決済を使いたい方は、楽天モバイルに乗り換えても問題ないか確認してから申し込みましょう。
端末の分割残債は乗り換え後も請求が続く
ahamoで購入したスマホの機種代金は、楽天モバイルに乗り換えた後も引き続き分割払いになります。

残債額によっては乗り換え前に一括清算してしまうのもおすすめです。
残債の一括清算はドコモショップで手続き可能で、オンラインや電話では受付できないので注意しましょう。
ahamoの端末が楽天モバイルで使えない可能性がある
ahamoで購入した端末の中には、楽天モバイルで使えないものもあります。
乗り換えた後にスマホが使えず困ってしまうことを防ぐためにも、事前に対応状況を確認しましょう。
端末の対応状況を確認するには、楽天モバイル公式サイト「ご利用製品の対応状況確認」をチェックしてください。
また、楽天回線に対応していても一部機能が使えない可能性もあるので、「ご利用可能な機能」の項目も忘れず確認しましょう。
ahamoから楽天モバイルへの乗り換えがお得になるキャンペーン
ahamoから楽天モバイルへの乗り換えがお得になるキャンペーンは以下の通りです。
それぞれのキャンペーンについて詳しく解説します。
専用URLから申し込みで14,000ポイント還元【再契約も対象】
ahamoから楽天モバイルに乗り換える場合に見逃せないキャンペーンは、「三木谷キャンペーン」!専用URLにアクセスしログインすることで、最大14,000ポイントもらえるお得なキャンペーンです。
楽天モバイルを初めて申し込む方だけでなく、以前契約したことがある方も対象なので、再契約や追加契約の方もぜひ三木谷キャンペーンを活用しましょう。
対象のiPhone購入で最大40,000円相当還元
乗り換えと同時にiPhoneをセット購入する場合は、最大40,000円相当還元されるキャンペーンがおすすめです。
- iPhone 16e:最大40,000円相当お得
- iPhone 16シリーズ:最大36,000円相当お得
- iPhone 15シリーズ:最大40,000円相当お得
- その他のiPhone:最大36,000円相当お得
対象機種によっては、最大20,000ポイントと最大20,000円の機種代金割引を受けられます。
楽天モバイルのiPhoneは他社キャリアと比べても安いので、iPhoneをお得に購入したい方にも適していますよ。
対象のAndroidが最安一括1円
乗り換えと同時にAndroidを買う場合も、お得な割引やポイント還元を受けることができ、最安一括1円で購入することも可能です。
Androidの対象機種と還元額は以下の通りです。
端末 | 特典 | 条件 |
---|---|---|
arrows We2 | 22,000円割引 | ・乗り換え ・対象機種購入 ・Rakuten最強プラン申込 |
OPPO A3 5G | ||
Phone (3a) 128GB | ||
AQUOS sense9 | ||
arrows We2 Plus | ||
OPPO Reno11 A | 20,000pt還元 | ・乗り換え ・対象機種購入 ・Rakuten最強プラン申込 ・翌月末までに利用開始 |
Phone (3a) 256GB | ||
Google Pixel 9a | 16,000pt還元 | ・事前エントリー ・乗り換え ※新規の場合は13,000ポイント還元 ・対象機種購入 ・翌月末までに利用開始 ・Rakuten Linkで発信を伴う10秒以上の通話 |
AQUOS wish5 | ||
OPPO Reno13 A | ||
Xperia 10 Ⅵ |
現在は、arrows We2とOPPO A3 5Gの2機種が一括1円で購入できます。
その他の機種も最大22,000円割引の特典を受けられるので、スマホを安く購入したい方はぜひチェックしてください。
ahamoから楽天モバイルへ乗り換えに関するよくある質問
ahamoから楽天モバイルへ乗り換える際によくある質問をまとめました。
詳しく見ていきましょう。
解約金はかかるの?
そのため、契約期間や費用を気にせず、自分の好きなタイミングで乗り換えられます。
利用実態がない場合は1年以内に解約すると1,100円かかりますが、普通に使う分にはかからないので安心してください。
電話番号はそのまま使える?
申し込み時に「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」に必ずチェックを入れ、手続きを進めてください。
「他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)」以外を選ぶと、電話番号が新たに発番されてしまうので注意しましょう。
LINEの引き継ぎ方法は?
- 新しいスマホでLINEを起動し「ログイン」をタップ
- 「QRコードでログイン」→「QRコードをスキャン」の順にタップ
- 古いスマホでLINEを起動し「設定」の「かんたん引き継ぎQRコード」をタップ
- 新しいスマホで、古いスマホに表示したQRコードを読み取る
- 古いスマホで「次へ」をタップ
- 画面の指示に従い、新しいスマホで設定を進める
iPhoneの場合、クイックスタートを使うことで自動的にLINEアカウントを引き継げます。
トーク履歴も引き継ぎたい場合は、事前にバックアップを済ませておきましょう。
異なるOS間の引き継ぎの場合、直近14日間のトーク履歴しか引き継げないので注意してください。
ahamoで使っていたスマホをそのまま楽天モバイルで利用する場合、LINEの引き継ぎは不要です。
dアカウントとdポイントはどうなる?
そのためdポイントは、ahamoを解約した後も引き続き利用できます。
同様に、d払いなどのサービスもahamoの回線契約がなくても利用が可能です。
初期設定後に楽天モバイルが使えないときの対処法は?
- 端末を再起動する
- 機内モードのON/OFFを切り替える
- 入力したAPN情報に誤りがないか確認する
- 場所を変えてみる
まずは、端末を再起動し回線に接続できるか確認してみてください。
機内モードのON/OFFを切り替え、接続ができるか試してみるのもおすすめです。
また、一部のAndroidは入力したAPN情報に誤りがないか一度確認してみましょう。
地下や商業施設、山奥など電波が入りにくい場所で接続できない可能性もあるので、場所を移動して再接続してみてください。
どうしても解決しない場合は、「お客様サポート(0800-600-0700 9時~17時)」に問い合わせてみましょう。
安さとキャンペーン重視の方はahamoから楽天モバイルへの乗り換えがお得
この記事では、ahamoから楽天モバイルへ乗り換える手順とメリット・デメリットについて解説しました。
- ahamoと楽天モバイルはMNPワンストップ対応
- 楽天モバイルへ乗り換えると少ないデータ利用量で料金が安くなる
- 楽天モバイルはデータ無制限が月額3,278円で使える
- ネット回線経由だがRakuten Linkで通話も無料でかけ放題になる
- ドコモのセット割のカウント対象外になるので注意すべき
- 家族間無料通話も対象外になる
- 乗り換えタイミングは月末がおすすめ
- 専用URLから申し込みで14,000ポイント還元のキャンペーンも利用できる
ahamoから楽天モバイルへ乗り換える際には、MNP予約番号を発行せずに申し込めるMNPワンストップがおすすめです。
ahamoで事前にMNP予約番号を発行する必要がないので、スムーズに楽天モバイルで乗り換え手続きができます。
また、楽天モバイルは3GB未満で1,078円、データ無制限が3,278円と料金が安いのも魅力。
ahamoは30GBプランからなので、あまりデータを使わない方も楽天モバイルなら安く抑えられますよ。
キャンペーンでポイント還元や割引も適用できるので、楽天モバイルの公式サイトをチェックしてぜひお得に乗り換えましょう!