LINEMOから楽天モバイルへ乗り換えたいけれど、「MNP手続きやタイミングが不安」という人は少なくありません。この記事では、LINEMOから楽天モバイルへの乗り換え方法や最適なタイミング、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
さらに、お得なキャンペーン情報や注意点もまとめているので、LINEMOから楽天モバイルへの乗り換えを検討している方はぜひ参考にしてください。
- 楽天モバイルの対応端末か確認する
- 楽天モバイル公式から申し込みに進む
- MNP転入手続き
- SIMカードまたはeSIMの初期設定
- APN設定や過去プロファイルの削除
- 各種データ移行
今月のおすすめキャンペーン
- 楽天ポイント20,000ポイント進呈
- 楽天カード会員の方
- キャンペーンページから申し込み
- Rakuten最強プランにはじめてのお申し込み
- 2025年10月31日(金)23:59までにプランご利用開始

2025年の新型iPhone17が発売中!新規・乗り換え・機種変更で使えるお得なキャンペーンをまとめています。楽天モバイルで発売しているiPhoneの在庫状況・入荷状況もまとめているので、是非チェックしてみてください。

※格安SIMのレーティング基準と評価方法はこちらです。
※本記事内の金額は全て税込みです。
※記事内の速度計測はみんなのネット回線速度から引用しています。
※実際の速度についてはご利用の環境によって変動します。
LINEMOから楽天モバイルに乗り換える手順
LINEMOから楽天モバイルへ乗り換える手順は、以下の6ステップで簡単です。
- 楽天モバイルの対応端末か確認する
- オンラインまたは店舗から申し込み
- MNP転入手続き
- SIMカードまたはeSIMの初期設定
- APN設定や過去プロファイルの削除
- 各種データ移行
各ステップについて、詳しく解説していきます。
手順①楽天モバイルの対応端末か確認する
最初に、手持ちのスマホが楽天モバイルで利用可能か確認しておきましょう。
楽天モバイル公式サイトの「対応端末一覧」で、機種名や型番を検索して確認してみましょう。
対応していない端末では、SIMカードやeSIMを設定しても通信ができません。
もし対応していない場合は、楽天モバイルで乗り換えと同時に端末を購入するか、Apple公式などで対応端末を購入しましょう。
手順②オンラインまたは店舗から申し込み
楽天モバイルはオンラインまたは全国の実店舗から申し込みできます。
オンライン申し込みであれば、24時間いつでも手続きできるためおすすめです。
以下の3点を用意しておくとスムーズに申し込めます。
- 本人確認書類
- クレジットカード/楽天デビットカード/銀行口座情報
- 楽天会員IDとパスワード
楽天モバイルの利用には楽天会員登録が必須です。
まだ楽天会員でない方は、会員費は無料ですので安心して登録してください。
ここでは、オンライン申し込みの手順にフォーカスして解説します。
- STEP.公式サイトから「プランを申し込む」をタップ
- STEP.オプションやSIMのタイプを選ぶ
15分かけ放題オプションは1ヶ月無料ですが、不要な方はチェックを外しましょう。
機種変更を伴わず、今のスマホを使う方は「この内容で申し込みに進む」をタップしてください。
機種変更と同時に楽天モバイルへ乗り換える場合は、「追加で製品を選ぶ」をタップして端末を選びましょう。
- STEP.楽天会員情報でログイン>本人確認とワンタイム認証を行う
楽天IDでログインし、画面に沿って本人確認を進めていきます。まだ楽天会員でない方はここで作成しましょう。
「契約者情報と本人確認書類の情報が一致していることを確認しました」にチェックを入れたら、「次へ進む」をタップしてください。
認証画面が表示された方は、電話番号などで認証します。
- STEP.「他社から電話番号そのまま乗り換え」を選び「次へ進む」をタップ
電話番号そのままで(MNP)乗り換えたい方は、引き継ぎたい電話番号を入力してください。 - STEP.支払い情報や楽天ポイント利用を設定する
支払い情報(楽天カードや口座振替など)を選択・入力します。
楽天モバイルの支払いに楽天ポイントを使いたい場合は、ここで設定ができます。
「すべてのポイントを使う」を選択しておくと、月額料金がポイント合計を下回った場合、実質0円で楽天モバイルを利用できます。
最後に「申し込む」ボタンをタップしてください。
- STEP.「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請する」をタップ
右上の三本線メニューから申し込み履歴を表示し「電話番号の引き継ぎ(MNP)申請する」をタップします現在利用中の通信会社で「LINEMO」を選択し、ログインして手続きを進めてください。
- 終了
「MNPワンストップの申請を受け付けました」との表示で、申し込みは完了です。
機種変更をする場合やSIMカードを選んだ場合は、ここまで完了したら到着まで少し待ちましょう。
手順③MNP転入手続き
楽天モバイルの機種変更の端末やSIMカードが手元に届いたら、MNP転入手続きに進みます。
ここでは基本的な手続きの流れを紹介しますので、詳しい方法は同封の「Rakuten Mobile スタートガイド」を確認しながら進めてください。
手続きのエラーを防ぐため、このタイミングで現在お使いのスマホのOSを最新バージョンに更新しておいてください。
- iOS:設定>一般>ソフトウェアアップデート
- Android:設定アプリ>システム(端末情報)>ソフトウェア更新(システムアップデート)
OSの更新が完了したら、Google Play(Android)またはApp Store(iOS)から「my 楽天モバイル」のアプリをダウンロードします。
- STEP.「my 楽天モバイル」を開きログインする
「my 楽天モバイル」のアプリを開き、楽天会員のIDとパスワードでログインします。 - STEP.「申し込み履歴」から申し込み番号をタップ
アプリ右上の三本線メニューから「申し込み履歴」を開き、該当の申し込み番号をタップします。 - STEP.「MNP転入を開始する」をタップ
注意事項を確認のうえ、「MNP転入に関する注意事項を読み理解しました」にチェックをつけて「MNP転入を開始する」をタップします。 - STEP.回線状況が「MNP転入完了」になっているか確認
申し込み画面で「開通手続き中です」または「手続きが完了しました」と表示されたらOKです。その後「MNP転入完了」になるまで待ちましょう。
- 終了
MNP転入が完了すると、LINEMOは自動的に解約されます。
手順④SIMカードまたはeSIMの初期設定
転入手続きが完了したら、続いてSIMの初期設定を行いましょう。
物理SIMカードを使う場合は、電源を切ってからスマホのSIMトレイを開け、LINEMOと楽天モバイルのSIMカードを差し替えます。
eSIMの場合は、my 楽天モバイルアプリを開き、画面の案内に従って手続きを進めてください。
- my 楽天モバイルアプリを開く
- お申し込み履歴から該当の申込番号をタップ
- 回線状況が「eSIMプロファイルダウンロード待ち」になっていることを確認し「お申し込み履歴を見る」をタップ
- 「eSIM開通手続きへ進む」をタップ
- 画面の指示に従って手続きを進める
開通完了後に「キャリア設定アップデート」のポップアップメッセージが表示された場合、「アップデート」をタップしてください。
手続きが終わったら、楽天モバイル側の開通完了を待ちましょう。
9:00~21:00の間に手続きした場合は、当日中に開通が完了します。
- 9:00〜21:00の申し込み→当日中に開通
- 21:01〜8:59の申し込み→午前9時以降に開通
開通が完了していても「my 楽天モバイル」への反映は、1日程度遅れることがあります。
不安な場合はWi-Fiをオフにして、ブラウザアプリやLINEを開いてみましょう。
画面上部に「4G」「5G」などが表示されて通常通り開けたら、楽天回線の開通が完了していると判断できます。
手順⑤APN設定や過去プロファイルの削除
SIMカードまたはeSIMの設定が完了したら、そのまま楽天モバイルを利用できる場合がほとんどです。
しかし楽天モバイルで購入していない端末や、一部のAndroid端末ではAPN設定が必要な場合があります。
Androidの手順は機種によっても異なるため、分からないときはメーカー公式のサポートページや取扱説明書などを参考にしてください。
楽天モバイルのAPN情報は以下の通りです。
項目 | 入力事項 |
---|---|
APN名 | 楽天(rakuten.jp) |
APN | rakuten.jp |
MCC | 440 |
MNC | 11 |
APNタイプ | default,supl |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 |
iPhoneの場合、LINEMOのAPNプロファイル情報が残っていないか確認し、残っていたら削除してください。
- 設定アプリを開く
- 「一般」をタップし「VPNとデバイス管理」をタップ
- LINEMOのプロファイルが残っていたらタップ
※画像はmineoのプロファイルがインストールされている場合の例となります。 - 「プロファイルを削除」をタップ
- パスコードを入力し「削除」完了
APN構成プロファイルを削除すると、乗り換え前に利用していた回線が完全に停止します。
デュアルSIMで利用している回線がある場合は、誤って削除しないよう注意してください。
手順⑥各種データ移行
楽天モバイルへ乗り換えと同時に機種変更もする場合は、旧端末から新端末へデータ移行もしておきましょう。
データ移行の方法は、OSの組み合わせによって異なります。
パターン | データ移行方法 |
---|---|
iPhoneからiPhone | クイックスタート、iCloud |
iPhoneからAndroid | Googleドライブ、USBケーブルで繋いでの転送、Wi-Fiでの転送 |
AndroidからiPhone | 「iOSに移行」アプリ |
AndroidからAndroid | USBケーブルでの転送 |
X(旧Twitter)やInstagram、TikTokやYouTubeアプリについては、新端末でログインするだけでそのまま使えます。
しかしLINEについては、ログインだけではトーク履歴の引き継ぎができないので注意してください。
また、よくあるミスとして過去のキャリアメールや古い電話番号でLINEアカウントを作成していたために、機種変更後にログインできなくなることがあります。
LINEを確実に引き継ぎたい場合は、乗り換え前に旧端末でログイン情報を確認しておきましょう。
同じOS間であれば、事前に手動バックアップを取れば、LINEの全トーク履歴を引き継ぐことができます。
LINEMOから楽天モバイルに乗り換えのベストタイミングは?
LINEMOから楽天モバイルに乗り換える際に、できるだけ費用を抑えたいですよね。
そのためには乗り換えのタイミングやキャンペーン利用の有無が鍵となります。
- 20日〜月末がおすすめ
- キャンペーンを利用できるタイミングならよりお得
月末?月初?最適なタイミングを解説
LINEMOから楽天モバイルへ乗り換える最適なタイミングは20日〜月末です。
LINEMOでは解約月の月額料金が日割りされず満額請求で、楽天モバイルの初月料金も日割りされません。
しかし、楽天モバイルは従量課金制のため、データ通信を利用するほど月額料金が高くなります。
- 0~3GB:1,078円
- 3~20GB:2,178円
- 20GB〜無制限:3,278円
そのため3GBで生活できる日数を残して、LINEMOから楽天モバイルに乗り換えるのがおすすめ。
例えば、3GBで1週間過ごせるなら、23日ごろに楽天モバイルに乗り換えてください。
楽天モバイル側も1,078円に抑えられるので、最も安く乗り換えできるでしょう。
キャンペーン期間中がお得!
LINEMOから楽天モバイルへの乗り換えは、楽天ポイントが高額還元されるキャンペーンの時期を狙うのがおすすめです。
- 三木谷キャンペーンからのMNP乗り換え申し込みで14,000ポイント還元
- 対象iPhoneが最大40,000円相当お得
- 「OPPO A3 5G」「arrows We2」が実質1円
- スマホそのまま他社から乗り換えで10,000ポイント
- YouTube Premiumが初回3ヶ月無料
楽天モバイルでは常時40種ほどの豊富なキャンペーンが開催されていますが、年に何度かポイント還元額が最も高くなる時期があります。
特に新年度のスタートに向けた3月と、正月休みに向けた12月は、お得なキャンペーンが発生しやすいため、その時期に乗り換えができたらラッキーです。
キャンペーンは毎月入れ替わるため、最新情報は楽天モバイル公式サイトでチェックしてみてください
LINEMOから楽天モバイルへ乗り換える方法
LINEMOから楽天モバイルへの乗り換えは、「MNPワンストップ制度」を使うのがおすすめです。
MNPワンストップを利用すると、楽天モバイルを直接申し込むだけでMNP転入が完了します。
まずは、MNPワンストップとは何なのか、その利用方法について解説します。
MNPワンストップ制度とは?LINEMOからの乗り換え手順を解説
MNPワンストップとは、乗り換え先の手続きだけでMNP転入が完了する仕組みです。
つまり「解約手続き不要」「MNP予約番号の発行不要」で、電話番号そのまま乗り換えが簡単にできます。
LINEMOから楽天モバイルへ乗り換える場合も、このMNPワンストップ制度が利用可能です。
- 楽天モバイルに直接申し込む
- 「他社から乗り換え(MNP)」を選択し、乗り換え元にLINEMOを指定
- LINEMOのログイン情報を入力して、転出手続きを承認
- 申し込み完了後、SIMカードまたはeSIMを端末に設定し開通
楽天モバイルを申し込むだけで、LINEMOで利用している電話番号を引き継げます。
利用条件と注意点
MNPワンストップを利用するには、以下2つの条件を満たす必要があります。
- 乗り換え元と乗り換え先の両方がMNPワンストップに対応している
- オンラインでの乗り換えである
LINEMOと楽天モバイルはどちらも対応済みなので、MNPワンストップで乗り換え可能です。
また、MNPワンストップはオンラインで乗り換える場合のみ利用できます。
2025年現在、店舗での申し込みではMNPワンストップを使えないので注意しましょう。
通常MNPとの違い
MNPワンストップと、従来の通常MNPとの違いは以下の通りです。
項目 | MNPワンストップ | 通常MNP (MNP予約番号の発行) |
---|---|---|
事前手続き | 不要 | MNP予約番号の発行が必要 |
店舗での乗り換え | 不可能 | 可能 |
従来のMNPツーストップ方式では、事前に乗り換え元でMNP予約番号を発行する必要がありました。
一方のMNPワンストップなら、申し込み時に乗り換え先でMNP予約番号を取得できるので、事前手続きが不要です。
ただし、店舗でサポートを受けながら乗り換えたい場合は、従来通りMNP予約番号が必要ですので取得しましょう。
LINEMOから楽天モバイルへ乗り換えるメリット6個
LINEMOから楽天モバイルへ乗り換えると、次のようなメリットがあります。
電話や実店舗でのサポートが受けられる
楽天モバイルはオンラインだけでなく、全国の実店舗や電話サポートで契約や操作方法の相談が可能です。
また2020年11月より店舗での事務手数料も無料になったため、初期費用を抑えて乗り換えできます。
スマホの初期設定やRakuten Linkの使い方が分からなくても、店頭でスタッフが画面を見ながら教えてくれるため安心です。
LINEMOはオンラインサポートのみなので、機械操作が苦手な人や契約内容を直接確認したい人には、楽天モバイルのサポート体制が大きなメリットになるでしょう。
Rakuten Linkで電話番号での通話かけ放題が無料
LINEMOではLINEアプリを使った通話はギガフリーですが、電話番号での通話は別料金でした。
楽天モバイルならRakuten Linkアプリを使うと、電話番号での国内通話が時間も回数も無制限で無料になります。
例えば、固定電話のある親戚や仕事関係の相手にも追加料金なしでかけられるため、LINEを使わない相手への通話が多い人ほど節約効果が高まります。
データ容量が30GB以上のプランがある
LINEMOは最大30GBまでですが、楽天モバイルなら30GB超〜無制限で使うことも可能です。
Rakuten最強プラン | |
---|---|
月額料金 | 3GB未満:1,078円 20GB未満:2,178円 無制限:3,278円 |
データ容量 | 無制限 |
事務手数料 | 0円 |
最低利用期間 | 1年 |
違約金 | 最大1,078円 |
外出先で動画視聴やテザリングを頻繁に利用する人でも、通信制限を気にせずスマホやPCを使えます。
例えばカフェで映画を見たり、仕事でタブレットをネット接続する場合も、データ残量を気にせず利用でき、外出中のストレスが減ります。
楽天ポイントが貯まりやすい
LINEMOから楽天モバイルに乗り換えると、キャンペーン適用で楽天ポイントが貯まります。
楽天モバイルの契約でSPUが4倍になるため、楽天市場でのお買い物でもポイントが貯まりやすくなります。
貯まった楽天ポイントは月額料金の支払いにも使えるため、実質的に通信費の節約になりお得です。
乗り換えと同時に端末をお得に購入できる
LINEMOではヤフーで一部端末購入ができますが、基本的にスマホ本体の販売はしていません。
その点、楽天モバイルは豊富な機種を取り揃えており、乗り換えと同時に端末を購入すると割引やポイント還元が受けられます。
乗り換えと機種変更をまとめて行うことで、手間を減らしつつお得に最新端末を手に入れられるのが大きなメリットです。
家族割の条件や適用が簡単
楽天モバイルの「最強家族プログラム」は、苗字や住所が違う人もOKで、1人あたり月110円割引になります。
この割引を適用すれば、楽天モバイルの3GBはLINEMOより月22円安くなります。
親戚や友人もグループ参加の対象なので、気軽に利用しやすい割引制度です。
周りに楽天モバイルを利用している人がいたら、「my 楽天モバイル」のアプリからグループを作成して追加しましょう。
LINEMOから楽天モバイルへ乗り換えるデメリット4個
LINEMOから楽天モバイルへ乗り換えるデメリットは以下の通りです。
データ使用量が10GB未満なら月額料金が高くなる
毎月のデータが少ない人は、LINEMOの小容量プランに比べて楽天モバイルの従量制料金がやや高く感じる場合があります。
とくに3〜10GBに収まる月が多いなら、「乗り換えたのに節約にならない」というギャップが起きやすいです。
データ容量 | LINEMO | 楽天モバイル |
---|---|---|
0〜3GB | 990円 | 1,078円 家族割:968円 |
3GB超〜10GB | 2,090円 | 2,178円 家族割:2,068円 |
10GB超〜20GB | 2,970円 | 2,178円 家族割:2,068円 |
20GB超〜30GB | 2,970円 | 3,278円 家族割:3,168円 |
30GB超〜無制限 | 該当プランなし | 3,278円 家族割:3,168円 |
対処法は、楽天ポイントで月額を充当する・思い切って動画視聴やテザリングも使う前提(無制限の強みを活かす)に切り替えること。
月1〜3GB程度で十分な人や外で動画をほぼ観ない人は、LINEMOのままの方が良いかもしれません。
ソフトバンク回線に比べ繋がりにくいエリアが多い
LINEMO(ソフトバンク回線)から楽天回線に変わるため、建物内や地方、地下などで繋がりやすさが低下する場所があります。
楽天回線は発展途中であり、都市部でも時間帯や場所によっては速度や安定性に差を感じることがあるのが実情です。
事前に楽天回線エリアマップで自宅・職場・通学路を確認しておきましょう。
屋外利用が少ない人、主にWi-Fi環境で使う人は影響が小さく、乗り換えのデメリットになりにくいです。
LINEアプリを使うとデータ容量を消費する
LINEMOから楽天モバイルに乗り換えると、LINEアプリのトークや通話、画像・動画送受信もデータ消費としてカウントされます。
SNSギガフリーのある格安SIMも存在しますが、楽天モバイルに「LINEギガフリー」はありません。
LINEの利用が多い家庭や学生は、月末に通信量が想定より増える点に注意が必要です。

一方で、楽天モバイルを無制限まで使う前提ならLINE分が増えても実害は小さく、デメリットになりにくいでしょう。
標準通話の15分以上のかけ放題オプションがない
LINEMOには時間制限なしのかけ放題オプションがありますが、楽天モバイルは「15分かけ放題」のみの提供です。
長電話が多い人は、標準通話アプリだと15分超の通話料金が発生しやすく、想定外の出費に繋がる可能性があります。
ただし楽天モバイルは通話アプリを使えば、無制限かけ放題無料です。
この機会に、通話は全てRakuten Linkアプリ経由に切り替えることをおすすめします。
逆に、「通話は短時間が中心」「家族や友人ともアプリ通話で十分」という人なら、この点はデメリットになりにくいでしょう。
LINEMOから楽天モバイルへ乗り換える際の注意点
LINEMOから楽天モバイルへ乗り換える際の注意点は以下の通りです。
LINEMO契約月に解約すると違約金が発生する
LINEMOは基本的に解約金がかかりませんが、契約した初月に解約すると990円の契約解除料が発生します。
ただし、契約から8日以内であれば「初期契約解除制度」を利用でき、通信品質に納得できないなど正当な理由がある場合は手数料なしで解約できる場合があります。

翌月以降に乗り換えを検討すれば問題ありません。
よく使う場所が楽天モバイルのエリアか確認する
楽天モバイルはエリアを拡大中ですが、ソフトバンク回線を利用するLINEMOに比べると、地方や建物内でまだ繋がりにくいケースがあります。
通勤ルートや自宅、職場など日常的によく使う場所が対応エリアかどうか、事前に楽天モバイルのエリアマップで確認しておくと安心です。
SIMカードや端末の到着に数日かかる
楽天モバイルのSIMカードや端末は、申し込みから到着まで通常2~4日程度かかります。
さらに本人確認書類の不備や名義の不一致があると手続きが遅れ、到着まで1〜2週間以上かかるケースもあります。
乗り換える際は事前準備を整えてから、少し余裕を持って申し込むのがおすすめです。
eSIMや機種変更なしの乗り換えであれば、最短即日で開通できます。
Rakuten Linkを使わず通話すると料金がかかる
楽天モバイルの無制限の通話無料は、「Rakuten Linkアプリ」経由で発信した場合に限られます。
スマホ標準の通話アプリから発信した場合の通話料は、30秒あたり22円です。
誤って標準アプリから電話をかけると高額請求に繋がる恐れがあるため、通話無料にしたいなら必ずRakuten Linkを使いましょう。
15分かけ放題オプションを契約している場合は、15分までは標準通話アプリで何度かけても無料です。
LINEMOから楽天モバイルへ乗り換えがお得になるキャンペーン
楽天モバイルは常時40種以上のキャンペーンを実施しており、LINEMOからの乗り換えでも利用できます。
その中でも特におすすめなのは以下の3つです。
MNP乗り換えで最大14,000ポイント還元
楽天モバイルでは現在、三木谷社長による特別企画「三木谷キャンペーン」(終了日未定)が実施されています。
このキャンペーンを利用すると、LINEMOなど他社からMNPで乗り換えるだけで14,000ポイントが還元されます。申し込みは専用URLからのみ受け付けています。

還元されるポイントは楽天モバイルの月額料金に充てられるため、LINEMOからの乗り換え直後も数ヶ月間は実質0円で使うことができます。
楽モバ最強爆トク祭り
楽天モバイルの契約と同時に、今のスマホを機種変更したい場合は「楽モバ最強爆トク祭り」が狙い目です。
乗り換えと同時に「OPPO A3 5G」または「arrows We2」を購入すると、22,000円割引で実質1円となります。
特に「arrows We2」は人気機種で、高齢者にもおすすめされているAndroid端末です。
機種の在庫がなくなり次第終了しますので、スマホも買い替えたいと思っている方はぜひこのキャンペーンを活用しましょう。
15分かけ放題などのオプションが初月無料
通常は月額1,100円かかる「15分通話かけ放題」オプションが、楽天モバイルに乗り換えた初月は無料で利用できます。
「初月無料」とありますが、正確には初回1ヶ月間無料となる仕組みです。

さらに通話オプション以外にも、Wi-Fi関連サービスなどが初回無料になるケースがあります。
LINEMOからの乗り換えをきっかけに、my 楽天モバイルでぜひチェックしてみてください。
LINEMOから楽天モバイルへ乗り換えに関するよくある質問
LINEMOから楽天モバイルへ乗り換える際に手数料はかかりますか?
ただし、LINEMOでは契約初月に解約した場合のみ、990円の契約解除料が発生するため注意が必要です。
楽天モバイル側の契約事務手数料も0円なので、ほとんどの場合は初期費用無料で乗り換え可能です。
LINEMOを短期間で解約するとブラックリスト入りするって本当?
ただし不正契約や料金未払いがあると、ソフトバンク系列の審査に影響する可能性があります。
健全に利用し、料金を滞納していなければ、楽天モバイルへの乗り換えに支障はありません。
LINEMOから楽天モバイルに乗り換えるとき、SIMカードはどうなりますか?
返却も不要なので、自分でハサミで切るなどして破棄してOKです。
楽天モバイルではeSIMまたは物理SIMカードを新しく発行して利用することになります。
特にeSIMなら即日開通できるため、SIMカード到着を待たずにスムーズに切り替えられます。
楽天モバイルに乗り換えるベストなタイミングはいつですか?
そのため、月の後半〜月末に乗り換えれば初月料金を最安の3GB(1,078円)に抑えられる可能性があります。
さらに、期間限定のキャンペーンを実施しているタイミングで申し込むと、ポイント還元で実質無料になることもあります。
LINEMOから楽天モバイルへの乗り換えはワンストップで簡単
本記事では、LINEMOから楽天モバイルへ乗り換える流れやメリット・デメリットを解説しました。
- MNPワンストップ対応で乗り換えが簡単
- LINEMOは基本的に違約金は不要(初月解約のみ解除料990円)
- 「LINEギガフリー」は使えなくなるが、楽天は電話番号通話が無料
- 月10GB以下の利用ならLINEMOの方が安い
- 月30GB以上なら楽天モバイルが圧倒的にお得
- 楽天モバイルは電話や店舗サポートがある
- ソフトバンク回線に比べると楽天回線の安定性は劣る
- 楽天モバイルはデータ無制限でも月3,278円とシンプルで安い
- 楽天ポイントで実質0円も可
LINEMOと楽天モバイルはいずれもMNPワンストップ対応で事前の予約番号取得が不要です。
思い立ったときにすぐ乗り換えられるのは、大きな魅力ですね。
また、楽天モバイルなら「電話番号での通話かけ放題」「データ無制限」など、LINEMOにはない大きな強みがあります。
毎月のデータ通信が多い方や、仕事やプライベートで通話をよく利用する方にとっては、料金を抑えながら快適に使えるでしょう。
さらに、貯めた楽天ポイントで月額料金を相殺できるのも楽天モバイルならではのメリットです。
今ならお得なキャンペーンも実施されているので、この機会に楽天モバイルへ乗り換えて、スマホ代を大幅に節約しましょう。