スマホ料金をもっと柔軟に抑えたい方や、使った分だけ支払いたいという方にとって、ドコモからpovo2.0への乗り換えは有力な選択肢です。povo2.0は基本料0円から始められるトッピング形式の料金プランが特徴で、自分の使い方に合わせて自由にデータや通話を追加できるのが魅力です。
ただし、ドコモと比べると常時通信が必要な方には手間がかかる場面もあり、使い方によっては割高になるケースもあるため注意が必要です。
この記事では、ドコモからpovo2.0へMNPで乗り換える方法を手順付きでわかりやすく解説し、両サービスの違いやメリット・デメリットについても詳しく紹介します。乗り換えを検討している方はぜひ参考にしてください。

※格安SIMのレーティング基準と評価方法はこちらです。
※本記事内の金額は全て税込みです。
※記事内の速度計測はみんなのネット回線速度から引用しています。
※実際の速度についてはご利用の環境によって変動します。
ドコモからpovo2.0に乗り換える手順
ドコモからpovo2.0へ乗り換える手順は以下の通りです。
- SIMロック解除が必要な端末かチェック
- 必要なものを準備する
- オンラインでpovo2.0の申し込みをする
- 開通手続き(MNPワンストップ転入)
- APN設定
- データ移行(機種も変更する場合)
各ステップについて、詳しく解説していきます。
手順①SIMロック解除が必要か確認をする
SIMロックとは、特定の携帯会社・回線でしか使えないようにスマホにかける制限設定のこと。
ドコモのAndroid端末で2021年8月27日以前に発売された機種は、SIMロックがかかっている可能性があります。
もし今お使いのスマホがSIMロック端末なら、乗り換え前に解除手続きが必要です。
- My docomoにログイン
- 「契約内容・手続き」から「SIMロック解除」へ進む
- 対象機種の製造番号(IMEI)を入力
- 「解除手続きする」を選択
- Android端末の場合は「解除コード」をメモしておく
iPhoneは、2021年10月以降に発売された機種であればSIMフリーであることが多く、解除不要です。
手順②必要なものを準備する
povo2.0は店舗申し込みができず、オンライン専用です。
画面上でスムーズに行えるよう、事前に以下の3点を用意してください。
- 本人確認書類
- クレジットカードまたは口座情報
- povo2.0で使える端末
povo2.0公式サイトの動作確認端末一覧ページから、お使いのスマホがpovo2.0に対応しているか確認しましょう。
機種変更を考えている人は、povo2.0では端末の販売がないため、auオンラインショップなどで端末を購入するのがおすすめです。
手順③オンラインでpovo2.0の申し込みをする
SIMロック解除や事前準備が完了したら、いよいよ申し込みです。
povo2.0の申し込みは公式サイトまたはアプリで、画面に沿って進めるだけなので簡単です。
ここでは他社から乗り換え(MNP転入)する場合を例に解説します。
- STEP.povo2.0公式サイトから「お申し込みはこちら」を選択
- STEP.「他社からのお乗り換え」を選択
- STEP.povo2.0のアプリをインストール
- STEP.アカウントを作成してログイン
- STEP.必要情報の入力
- STEP.本人確認書類の撮影と個人情報の入力
- STEP.注意事項に同意して申し込み
- 終了
povo2.0の申し込み自体は、最短15分程度で完了します。
申し込み完了のメールが届いたら、後は審査の結果を待つだけです。
povo2.0のアプリで申し込んだ場合は、今後もトッピング購入などで利用するので、消さずに置いておきましょう。
手順④開通手続きをする【MNP転入】
povo2.0は物理SIMカードを選んだ場合も、午前中の申し込みなら最短翌日に郵送で受け取ることができます。
eSIMは即日開通が可能なため、急ぎで使いたい方にもおすすめです。
それぞれSIMの案内が届いたら、povo2.0アプリからMNP開通手続きを行ってください。
- 端末のOSバージョンを最新にアップデート
- povo2.0アプリを起動し登録・ログイン
- 「利用開始手続きへ進む」をタップ
- 案内に従ってMNP開通手続きを完了させる
- povo2.0アプリから「eSIMの設定へ進む」を選択
- 「eSIMプロファイルのダウンロード」を選択
- 画面の指示に従い、「完了」になるまで進む
開通手続きの方法は利用端末によってやや異なるので、詳細はpovo2.0公式サイトをチェックしてください。
開通処理が完了すると、ドコモの回線は自動で解約されます。
別途、解約手続きを行う必要はありませんので安心してください。
手順⑤APN設定をする【iPhone/Android】
iPhoneの場合はOSを最新にアップデートすれば、APN設定は自動で行われるため不要です。
ただし、乗り換え元キャリアのプロファイル情報が残っていると、povo2.0の通信ができないので以下の手順で削除します。
- 設定 > 一般 > VPNとデバイス管理
- 旧キャリア(ドコモなど)のプロファイルが表示されていれば削除
Androidではほとんどの場合、手動でAPN設定が必要です。
Wi-Fiオフの状態でもスマホ画面上に4Gや5Gと表示されていない場合は、設定アプリから以下の手順で進めてください。
- 設定>モバイルネットワーク>詳細設定>アクセスポイント名
- 「+」より新規作成
povo2.0のANP設定情報を入力してください。
入力が必要な項目 | 入力内容 |
---|---|
名前 | povo2.0 |
APN | povo.jp |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
「入力データに誤りまたは不足しています」と表示される場合のみ、ユーザー名やパスワード、認証タイプも入力します。
設定ができたら右上の3つの点をタップして「保存」し、povo2.0のAPNを選択状態にしてください。
最後に、以下の方法でpovo2.0のモバイルデータ通信と通話の発信テストをしておきましょう。
- 【通信】Wi-Fiをオフにして、Googleなどのブラウザを再起動→Webサイトなどが表示できたら成功
- 【通話】111(通話無料)へ発信→ガイダンス終了後、通話を切って成功
これでpovo2.0の手続きは完了です。
手順⑥データ移行をする【LINEのトーク履歴も引き継ぐ】
機種変更を伴う乗り換えの場合、データ移行を忘れず行いましょう。
大切な写真やLINEのトーク履歴が消えないよう、以下の方法で引き継ぎます。
- iPhone → iPhone:クイックスタート
- Android → iPhone:「iOSに移行」アプリ
- Android → Android:Googleアカウントやケーブル移行
- 旧スマホでLINEアカウントにメールアドレス・パスワードを設定しておく
- 新端末でLINEにログイン
- バックアップ済みのトーク履歴がある場合は復元可能
ここで注意したいのが、AndroidからiPhoneなど異なるOS間では、「iOSに移行」で直近14日分のトーク履歴しか引き継げないこと。
外部有料ツールで全データ引き継ぐ方法もありますが、LINE非公式であるためバックアップの保証はできません。
LYPプレミアム(有料)契約者は「プレミアムバックアップ」が使えるので、100GB分までLINEのトーク履歴引き継ぐことができますよ。
ドコモからpovo2.0に乗り換えるベストタイミングは?
ここでは、ドコモからpovo2.0へ乗り換えるおすすめのタイミングを解説します。
- ドコモのデータ容量を使い切った瞬間がベストタイミング
- povo2.0のデータトッピングはいつ買っても損しない
- povo2.0の月額トッピングは日割りなしなので注意
月末?月初?最適なタイミングを解説
ドコモからpovo2.0へ乗り換える最適なタイミングは、ドコモのデータ容量を使い切った瞬間です。
ドコモは解約月も満額請求ですが、povo2.0では基本料金が0円で初期費用も一切かかりません。
- 【ドコモ】解約月は日割りなし、1ヶ月分かかる
- 【povo2.0】基本料0円で、トッピング購入日から有効期限開始
povo2.0のデータトッピングは購入日から有効期限が始まる仕組みなので、月初・月末などいつから始めても損はありません。
たとえば、7月15日に3GB(30日間)のデータトッピングを購入した場合、8月14日まで、またはデータ容量が0になるまで使えます。
ただし、通話定額などの月額トッピングは日割りがなく、満額請求です。
そのため、通話定額などを考えている方は月末から準備をして乗り換え、月初に月額トッピングを購入するのがおすすめです。
キャンペーン期間中がお得!
ドコモからpovo2.0への乗り換えは、キャンペーン期間中がおすすめです。
povo2.0ではトッピング購入額の半額相当がau PAY残高(不課税)で還元される「本気割」キャンペーンを開催中。
例えばデータ追加360GB(365日間):26,400円を購入すると、今なら13,200円(相当)が戻ってくるので、ギガのまとめ買いが大変お得です。
- 通常:26,400円 1ヶ月あたり:30GB/2,200円
- 本気割:実質13,200円 1ヶ月あたり:30GB/1,100円
なかには、期間限定で実施されているキャンペーンも少なくありません。
povo2.0の公式サイトから最新情報をチェックし、お得なキャンペーンを見逃さないようにしましょう。
ドコモからpovo2.0へ乗り換える方法!MNPワンストップ制度で簡単
ドコモからpovo2.0へ乗り換える際は、「MNPワンストップ」で簡単です。
MNPワンストップを利用すると、povo2.0を直接申し込むだけでMNP転入が完了します。
わざわざドコモでMNP予約番号を取得する必要がないため、申し込みが楽ですよ。
ここでは、MNPワンストップの内容について詳しく見ていきましょう。
MNPワンストップ制度とは?
MNPワンストップとは、乗り換え先の申し込み手続きだけでMNP転入が完了する方式です。
従来のMNPツーストップ方式では、乗り換え元でMNP予約番号を取得し、乗り換え先で期限内に手続きをする必要がありました。
しかしMNPワンストップでは、乗り換え先の手続きだけで電話番号の移行が完了でき、事前にMNP予約番号を取得する必要がありません。
ドコモからpovo2.0へ乗り換える際も、MNPワンストップが利用できます。
- povo2.0を申し込む
- 「MNP予約番号をお持ちでないお客様」と乗り換え元キャリアを選ぶ
- SIM開通手続きを実施する
- SIMカードの差し込み(eSIMプロファイルのダウンロード)
- 必要があればAPN設定をする
povo2.0を申し込むだけで、ドコモで利用している電話番号を引き継げます。
利用条件と注意点
MNPワンストップを利用するための条件は以下の通りです。
- 乗り換え元と乗り換え先の両方がMNPワンストップに対応している
- オンラインでの乗り換えである
MNPワンストップで乗り換えるためには、乗り換え元と乗り換え先の両方が対応している必要があります。
乗り換え元と乗り換え先のどちらかが非対応の場合、MNPワンストップは利用できません。
ドコモとpovo2.0はどちらも対応済みなので、MNPワンストップで乗り換え可能です。
通常MNPとの違い
MNPワンストップと、従来の通常MNPとの違いは以下の通りです。
項目 | MNPワンストップ | 通常MNP (MNP予約番号の発行) |
---|---|---|
事前手続き | 不要 | MNP予約番号の発行が必要 |
店舗での乗り換え | 不可能 | 可能 |
従来のMNP方式では、事前にMNP予約番号を取得する必要がありました。
MNPワンストップなら、申し込み時に乗り換え先でMNP予約番号を取得できるので、事前手続きが不要です。
ただし店舗で乗り換える場合、MNPワンストップは使えません。
店舗でサポートを受けながら乗り換えたい場合は、従来通りMNP予約番号を取得しましょう。
ドコモからpovo2.0へ乗り換えるメリット6個
ドコモからpovo2.0へ乗り換えると、次のようなメリットがあります。
- 基本料0円で毎月のスマホ代を劇的に安くできる
- データも通話も「必要な分だけ」で無駄なくカスタム可能
- かけ放題オプションがドコモより安い
- 通信品質はドコモと遜色なし!auの高速回線を利用
- 豊富なキャンペーンやユニークな特典でギガを賢く確保
- 契約・解約時の手数料は原則0円
メリット①基本料0円で毎月のスマホ代を劇的に安くできる
ドコモからpovo2.0に乗り換えると、月額料金が0円〜と圧倒的に安くなります。
povo2.0の基本情報 | |
---|---|
\お得情報/ キャンペーン | ・他社から乗り換えで購入トッピング代50%相当のau PAY残高還元 ・キャンペーンコード入力1GB(3日間有効)プレゼント |
月額基本料 | 基本料:0円 【主なトッピング】 ・1GB/7日間:390円 ・1GB/180日間:1,260円 ・3GB/30日間:990円 ・20GB/30日間:2,700円 ・30GB/30日間:2,780円 ・60GB/90日間:6,490円 ・120GB/365日間:21,600円 ・150GB/180日間:12,980円 ・300GB/90日間:9,834円 ・300GB/365日間:24,800円 ・360GB/365日間:26,400円 ・データ使い放題(6時間):250円 ・データ使い放題(24時間):330円 ・データ使い放題(7日間)12回分:9,834円 |
平均速度 | 下り:114.12Mbps 上り:18.14Mbps Ping値:46.31ms 測定件数:22,846件 |
速度制限時の通信速度 | 最大128kbps |
音声通話 | 通話料:22円/30秒 |
通話オプション | ・5分以内かけ放題:550円/月 ・通話かけ放題:1,650円/月 |
セット割 | なし |
繰り越し | 不可 |
手続き方法 | オンライン |
初期費用 | 0円 |
契約期間 | なし |
違約金 | なし |
テザリング | 可能 |
留守番電話 | 可能 |
通信方式 | 5G、4G |
選べる回線 | au回線 |
追加データ料金 | トッピングによって変動 |
支払い方法 | クレジットカード、ペイディ(コンビニ払い・銀行振込・口座振替) |
eSIM | 対応 |
SIMの種類 | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
運営会社 | KDDI株式会社 |
詳細 | 公式サイト |
povo2.0は基本料金が0円なので、トッピングを購入しない限り料金は一切発生しません。
- 音声通話の着信(発信は有料)
- SMS(ショートメッセージサービス)の受信
- 低速データ通信(最大128kbps)
- 電話番号の維持
ただし180日以上トッピングを購入しないと利用停止・契約自動解除の可能性がある「180日ルール」には注意しましょう。
最安の「データ使い放題(6時間):250円」などでOKです。
また毎月のデータ使用量がある程度決まっているなら、1年間トッピングやまとめ買いが断然お得です。(有効期限あり)
今なら、トッピング購入額の半額がau PAY残高還元(不課税)で戻ってくる本気割キャンペーン開催中です。
メリット②データも通話も「必要な分だけ」で無駄なくカスタム可能
povo2.0の料金体系は、必要なときに必要な分だけ支払うというシンプルさが特徴です。
データ容量は24時間使い放題から1年間まで、利用期間や容量に合わせてトッピングを選べます。
通話も、必要な時だけ5分かけ放題や完全かけ放題を追加できます。
ご自身のライフスタイルに合わせ、無駄なくカスタムできるのが最大のメリットです。
メリット③かけ放題オプションがドコモより安い
ドコモの現行プラン「ドコモ MAX」などで提供されている「通話かけ放題オプション」は月額1,980円(税込)です。
一方、povo2.0の「通話かけ放題」トッピングは月額1,650円(税込)と、ドコモの同サービスより安価です。
通話オプション | ドコモの料金 | povo2.0の料金 | 差額 |
---|---|---|---|
5分通話かけ放題 | 880円 | 550円 | 330円 |
かけ放題 | 1,980円 | 1,650円 | 330円 |
これにより毎月330円、年間で3,960円もの通話料を節約できます。
povo2.0ならデータ利用を抑えつつ通話はかけ放題にするなど、賢く節約が可能です。
メリット④通信品質はドコモと遜色なし!auの高速回線を利用
povo2.0はKDDIが提供するプリペイドサービスであり、auの4G/5G回線を使用しているため、通信品質は非常に安定しています。
ドコモと同様に大手キャリアのインフラを使っているため、通勤・通学の混雑時などでも比較的快適です。
格安SIMのように「お昼は激遅になる」といった心配も少ないので、乗り換え後も安心して利用できますよ。
メリット⑤豊富なキャンペーンやユニークな特典でギガを賢く確保
povo2.0では、他社にはないユニークなキャンペーンが随時開催されています。
- コンビニ商品購入でギガ付与(例:ファミマ・ローソン)
- povoのSNS投稿やクイズ参加でギガGET
- シーズンイベントと連動した「1GB無料」キャンペーン
このように、課金しなくてもギガがもらえる仕組みや、低価格で回線維持できる期間限定のトッピングが豊富です。
「からあげクントッピングでpovoをとりあえず延命」と言われるほど、副回線としても人気があります。
180日に1回購入履歴があれば、それ以外の月は実質0円運用が可能です。
メリット⑥契約・解約時の手数料は原則0円
povo2.0は以下の各種手数料がすべて無料です。
- 契約事務手数料:0円(※)
- SIMカード発行料:0円
- MNP転出手数料:0円
- 最低利用期間・解約金:なし
※同一名義で過去1年以内に5回線以上契約している場合、6回線目以降の契約時に3,850円(税込)の契約事務手数料がかかります。
「とりあえず試してみたい」「必要なときだけ使いたい」という人でも、ノーリスクで始められるのが嬉しいポイントです。
もちろん、将来的にまた別のキャリアへ移る際も、余計な費用がかかりません。
ドコモからpovo2.0へ乗り換えるデメリット5個
ドコモからpovo2.0へ乗り換えるデメリットは以下の通りです。
- 店舗でのサポートが受けられなくなる
- 家族割などドコモ独自の割引やサービスが適用されなくなる
- ドコモのキャリアメールが有料になる
- データ容量の管理と利用継続にやや手間がかかる
- 留守番電話が有料になる
デメリット①店舗でのサポートが受けられなくなる
ドコモは全国に多くのドコモショップがあり、困ったことがあれば直接店舗に行って相談したり、機種変更の手続きができます。
しかし、povo2.0はオンライン専用のプランであるため、店舗での対面サポートは一切ありません。
何かトラブルがあった際や、設定で分からないことがあった場合でも、基本的にはチャット(AI応答・有人)での対応です。
そのため、自分で解決する能力や、オンラインでのやり取りに抵抗がないことが求められます。
デメリット②家族割などドコモ独自の割引やサービスが適用されなくなる
povo2.0に乗り換えると、以下のようなドコモ独自の割引やサービスはすべて適用外となります。
- みんなドコモ割
- ドコモ光セット割/home 5Gセット割
- dカードお支払割
- ファミリー割引(家族間の無料通話など)
- 長期利用特典(更新ありがとうポイントなど)
- はじめてスマホ割
- 子育て応援プログラム(子育て応援割引)
もし家族にドコモユーザーが複数いて、家族割の恩恵を受けている場合、家族全体の通信費が高くなってしまうケースもあります。
これまでドコモのサービスを幅広く利用してきた方にとっては、デメリットが多いと感じるかもしれません。
他にも、ドコモのコンテンツ決済は利用不可になりますが、d払いはdアカウントがあれば利用可能です。
しかしpovo2.0は基本料金が0円なので、乗り換えて無駄なく利用することでそもそも割引がいらないくらい安くなるでしょう。
デメリット③ドコモのキャリアメールが有料になる
ドコモからpovo2.0に乗り換えると、ドコモのキャリアメール(@docomo.ne.jp)が利用できなくなります。
ドコモのメールアドレスをそのまま引き継ぎたい場合は「ドコモメール持ち運び」サービス(月額330円)への加入が必要です。
このサービスは、ドコモの解約後31日以内に申し込む必要があります。
普段からキャリアメールを使っている方は、この機会にGmailなどのフリーメールへの移行もおすすめです。
デメリット④データ容量の管理と利用継続にやや手間がかかる
povo2.0は基本料0円で、データトッピングを都度購入するシステムです。
ドコモの定額制プランとは異なり、毎月自分でデータ残量を確認し、手動でトッピングを購入する手間が発生します。
何もしなくても自動で使えるドコモに慣れている方には、この都度管理が少々煩わしく感じるかもしれません。
さらに、このトッピングシステムには利用継続のための重要なルールがあります。
つまり、180日間以上有料トッピングの購入がない場合、利用停止や契約解除となる可能性があります。
自動解約されると他社にMNP転出もできず、使い慣れた電話番号を失ってしまうこともあります。
データ使い放題(24時間)330円のような安価なトッピングで良いので半年に一度は購入し、定期的な管理が必要です。
デメリット⑤留守番電話が有料になる
ドコモの特定の通話オプションを契約していた場合、留守番電話サービス代が実質無料で利用できていた方もいるでしょう。
- 「かけ放題オプション」または「5分通話無料オプション」を契約
- 通話オプション契約月に留守番電話330円(音声オプション)に課金状態である
- 当てはまる人は毎月-330円定額割引
しかしpovo2.0に乗り換えると、料金自体は330円でドコモと変わりませんが、無料になる割引はありません。
過去に初月無料はありましたがドコモのような長期的割引はなく、留守番電話サービスのトッピング(自動更新)を自分で購入します。
ただし、通話をあまりしない人にとっては、大きなデメリットにならないでしょう。
最近は代替手段がでてきており、留守番電話サービスの機能がなくてもあまり困らない時代になったと言えます。
- iPhone(iOS 17以降)なら「ライブ留守番電話」がデフォルトで有効
- Androidなら「伝言メモ」機能をオンにする
これらの利用にはデータ通信が必要ですが、機能自体は無料で使えます。
ドコモからpovo2.0へ乗り換える際の注意点
ドコモからpovo2.0へ乗り換える前に、以下の注意点を押さえておきましょう。
- ドコモの割引(みんなドコモ割・ドコモ光セット割など)が使えなくなる
- ドコモのキャリアメール継続には別途手続きが必要
- エリアによっては電波が弱くなる
- ドコモにはないルールがある
ドコモの割引(みんなドコモ割・ドコモ光セット割など)が使えなくなる
ドコモからpovo2.0へ乗り換えると、「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」などの割引が適用外となります。
家族がまだドコモを利用している場合、契約回線のカウント数が減ることで、家族の支払い額が増える可能性があります。
しかしpovo2.0へ乗り換えた本人の月額料金は、ファミリー割などがなくても確実にドコモより安くなります。(irumoの低容量プランを除く)
事前に家族に乗り換えることを伝えたり、シミュレーションしておくと安心です。
ドコモのキャリアメール継続には別途手続きが必要
ドコモからpovo2.0への乗り換えで、キャリアメール(@docomo.ne.jp)は原則使えなくなります。
これまで使っていたメールアドレスがサービスの登録情報などに使われていると、ログインできなくなるなど困る可能性があります。
しかし、「ドコモメール持ち運び:月額330円」を契約すれば、乗り換え後も同じアドレスを継続利用できます。
この申し込みはドコモ回線の解約後31日以内に申し込む必要があるため、忘れないようにしましょう。
エリアによっては電波が弱くなる
povo2.0は、KDDI(au)のネットワークを利用してサービスを提供しています。
そのため、ドコモ回線と比較してつながりやすいエリアや建物内の電波状況が異なることがあります。
- 地方・山間部・海沿いエリア
- ドコモが強かったエリアに住んでいる
- 屋内・地下にいることが多い
povo2.0への乗り換えを検討している場合は、公式サイトのエリアマップで自宅・職場・通勤経路の対応状況をチェックしておきましょう。
ドコモにはないpovo2.0の独自ルールに注意
povo2.0は基本料0円という魅力がある反面、ドコモの定額プランでは意識することのなかった、注意すべき独自ルールがあります。
180日間以上有料トッピングの購入や660円以上の通話・SMS利用がない場合、利用停止や契約解除となる可能性があります。
これはpovo2.0利用継続のための条件であり、気づかないうちに電話番号を失うリスクにもつながります。
特にpovo2.0をサブ回線や通話専用として利用する際は、半年に一度、最も安いトッピングを購入するなどの対策が必須です。
ドコモからpovo2.0へ乗り換えがお得になるキャンペーン
ドコモからpovo2.0へ乗り換える際は、さまざまなキャンペーンを利用できます。
その中でも特におすすめなのは以下の3つです。
- 本気割!他社乗り換え+トッピング購入でau PAY残高還元
- 新規・MNPでデータボーナス&使い放題抽選
- かけ放題購入で通話トッピングが初月実質無料に!
本気割!他社乗り換え+トッピング購入でau PAY残高還元
本気割キャンペーンでは、対象トッピングを購入すると、au PAY残高に購入額の半額を還元(不課税)されます。
例えばデータ追加360GB(365日間):26,400円を購入すると、今なら13,200円(相当)が戻ってくるので、ギガのまとめ買いが大変お得です。
新規・MNPでデータボーナス&使い放題抽選
プロモコード(2MAIME)を入力してpovo2.0に新規登録すると、データボーナス1GB(3日間)がもらえます。
さらにSIM有効化後、「3日間使い放題」1回分または「24時間使い放題」2回分のどちらかが必ず当たる抽選実施中!
データのお試しにぴったりですし、抽選で当たれば無料で24時間使い放題です。
かけ放題購入で通話トッピングが初月実質無料に!
かけ放題デビューキャンペーンでは、通話トッピング(5分/無制限)を購入すると、550円相当をau PAY残高で還元(不課税)。
- 5分以内通話かけ放題:550円→実質0円
- 通話かけ放題:1,650円→実質1.100円
「通話も使いたいけど、まずはお試しで」と考えている人には、非常に嬉しい特典です。
ドコモからpovo2.0へ乗り換えに関するよくある質問
ドコモの解約金はいくら?
ドコモでは2021年10月1日以降、すべての料金プランの解約金と解約金留保制度が廃止されました。
これまで違約金が気になって解約できなかった方も、現在は気軽に他社に乗り換えることができます。
ただし、以下の両方に当てはまる場合は最大1,100円の解約金が発生します。
- 2025年7月1日以降に新規契約
- 1年以内に解約(MNP含む)
通常の利用では問題ありませんが、不安な場合はMy docomoや151で確認しておくと安心です。
ドコモからpovo2.0へ乗り換えても電話番号はそのまま使える?
povo2.0の申し込み時に「他社から乗り換え」を選択してください。
ドコモで取得したMNP予約番号を入力すれば、番号を引き継ぐことが可能です。
また、2023年以降はMNPワンストップ方式も対応が進んでおり、手続きがよりスムーズになっています。
LINEの引き継ぎ方法は?
機種変更を伴う場合は、iPhone同士は「クイックスタート」でほぼ自動化されており簡単です。
Android同士は、GoogleドライブでバックアップすればLINEを引き継ぐことができます。
iPhone⇔Android間は、自動バックアップが取れるトーク履歴が最大14日分のみなので注意しましょう。
いずれも事前にLINEにフリーメールアドレス登録をしておくと安心です。
ドコモからpovo2.0の乗り換えはワンストップで簡単
本記事では、ドコモからpovo2.0へ乗り換える手順やメリット・注意点をわかりやすく解説しました。
- povo2.0は基本料0円でスマホ代を大幅に節約できる
- 乗り換えタイミングはドコモの月額データ容量を使い切った時
- データ・通話などのトッピングはpovo2.0専用アプリから簡単
- 通信品質はau回線で安定しているが、エリア確認は事前に必須
- 180日に1回は有料トッピング購入が必要
- ドコモ・povo2.0ともにMNPワンストップに対応済み
- povo2.0への乗り換えはすべてオンラインで完結
- キャンペーンを活用すれば、最大10,000円相当の特典も
ドコモからpovo2.0への乗り換えは、MNPワンストップ対応で手続きが簡単です。
povo2.0は基本料0円であるため、デュアルSIMや必要な時だけのトッピングで、通信費を大幅節約できます。
ただし、180日間利用がないと自動解約の可能性があるのでそこだけ注意してください。
今なら、『本気割』でトッピングを購入金額の“半額”がau PAY残高還元(不課税)で戻ってくる強力キャンペーン中!
例えば12,000円のトッピング→6,000円がそのまま戻ります。
特典やトッピング割引を見逃さないよう、povo2.0公式サイトをチェックしておきましょう!